プロフィール
概要
暗夜王国の王女・エリーゼに仕える優しい性格のアーマーナイト。
元は貧民街の出身であり、身分を隠して地下街に遊びに来ていたエリーゼと出会い、友達になった。
ガラの悪い衛兵に絡まれた際、エリーゼが自分の身分を明かしたことでエリーゼと別れることになったが、再び会いたい一心で修行をし、王城兵となりエリーゼの臣下となった。
主君であり友達でもあるエリーゼに対しては、普段は主従関係として敬語でしゃべっているがお互いに腹を割ってしゃべるときは昔のように呼び捨て、ため口で会話している。
このあたりの関係は白夜王国のサクラとカザハナに似ているが、カザハナとは違い、エルフィはうっかり呼び捨てにすることはなく、エリーゼが『敬語じゃなくてもいい』と言わない限りは敬語でしゃべっている。
仲間を守るために、尋常でないほどの修行をこなしており、その結果凄まじい怪力を身につけるに至っている。その力や凄まじく、素手で大岩を粉砕する・木を引っこ抜く・馬車を片手で持ち上げる・鉄を握りつぶす・指輪を宝石ごとかみ砕くなど完全に人外の領域。
ちなみに少しこついただけでエリーゼが昏倒し、普通に抱きつくだけで屈強な身体を持つブノワが凄まじいうめき声を上げる程度。よく自軍に被害出ないな…。
ちなみに彼女の訓練は体に数十kgの重しをつけて行うというどこぞの戦闘民族のような常人にはとても真似できない過酷なものである。
さらに恐ろしい事にこれ程の怪力を持ちながらその自覚が薄く(一応強くなった自覚はある様子)、むしろこれが平均だと思っている節がある(牢屋番をしている場合「壊して脱出すればいいのに」とか言い出す)。
本人曰く「修行が足りない」とか。まだこれ以上強くなるのか…。
相棒より明らかに超人している。
またあらゆる問題を力ずくのゴリ押しで解決しようとするところがあり、本人もツクヨミに対して戦略を考えて戦うのは苦手だと語っている。
割れたビンを力ずくで直そうとしたり、身体が成長しないニュクスの呪いを力ずくで治そうとするほど。
それだけの力を持つ故なのか消費も大きく、かなりの大食い。故に軍の中では一番おかわりをする。
白夜王国には、同じく力持ちで食いしん坊のリンカがいるのだが…残念ながら、支援をつけることはできない。
白夜篇では、ハロルドとともに白夜軍といるエリーゼを発見しそれをカミラに報告し、カミラや彼女の臣下(ルーナ、ベルカ)とともに白夜軍に襲いかかる。
だが、主人公で会話するとエリーゼが説得してくれるため、ハロルドとともに一時的に共闘してくれる(ただしNPC扱い)。
その際はどちらか一方に話しかければ二人ともNPCとなる。その代わり能力は低く力の高さを活かせないまま魔導書で倒されることも。
DLC「絆の白夜祭」での各子供との会話では、常人離れした怪力と大食いな一面が受け継がれている(怪力に関してはステータス的にも反映される)。賊を倒したら一緒に屋台巡りをしようと約束している。
ユニット性能
シリーズ恒例のアーマーナイト。
アーマーナイトらしく主にHP・力・守備が上がりやすく、特に力は上記の通りトップクラス。
但し本人は守備よりも幸運や速さの方が上がりやすいと言うアーマーナイトにしては変わった特徴を持つ。少なくとも暗夜の誇る騎馬職程度には伸びる。というより参入する大半の騎馬職の速さが低すぎる。
故に相手の2回行動にさらされる危険が少ない為、同じアーマーナイトのブノワと違い「守備隊形」の取得は後回しでも構わない。
但し、アーマーナイトらしく魔防の伸びは良くない。
魔法攻撃にさらされると一気に危機に陥る為万能壁と言うわけにはいかないのは難点。
が、実は何気にもう一つの素質はロッドナイト故にメイドになれる為、自力で「魔殺し」を習得できるのでフォローは効きやすい。
透魔篇であれば武器は槍よりも薙刀の方が相性が良い(守備・魔防を上げる為)。
固有スキルは「怪力」。相手より力が5以上高い場合、ダメージが+3される。
エルフィは力が高いため発動機会も多い。
また白夜職のスキルにも相性が良いものが多いが、支援相手の都合上有力なのは「流星」と「回復」位で、残りはほとんど主人公頼りなので注意が必要。
守備力は平均よりは高めではあるものの、ブノワやマークスにフランネルなどの「最硬」クラスのユニットと比べると1ランク落ちるため(飛兵のベルカと同程度)、それらと同じつもりで突っ込ませると物理攻撃だけでやられることもあるので注意。
本作の仕様上、火力と耐久に秀でたユニットはそれだけ重宝される傾向にある。
暗夜篇では難易度が高く、序盤からいる事もあり育成が推奨される事が多い。特に歴代トップクラスの難易度を誇るハード以上では彼女が育っていないだけでストーリー中盤までの攻略難易度にかなり影響する為、しっかりと育成しておこう。
逆に透魔篇では参戦の遅さに反してレベルが10にも満たないほど低い為、壁として運用するならば相応の育成時間をかける点には注意したい。
彼女の名前が冠された「エルフィの大槍」は武器レベルCながら威力16と銀の槍を上回り、攻撃力も低下しない強力な武器。追撃しにくく、されやすいデメリットがあるが、「守備隊形」があれば無視できる。命中率と入手難度が玉にキズ。キャッスルで拾えたらかなりラッキーな武器。
ヒーローズ
怪力の重騎士 エルフィ
「私はエルフィ…暗夜王国のアーマーナイト。
呼ばれたからには、あなたを守るわ。
邪魔者は全てひねりつぶしてあげる…」
属性 | 青 |
---|---|
兵種 | 槍/重装 |
武器 | 銀の槍+→エルフィの大槍(専用) |
補助 | ぶちかまし |
A | 鬼神の一撃3 |
B | 守備隊形3 |
初期から登場。
ステータスはHP、攻撃が高いが速さは低いと典型的な重装ユニットらしいが守備と魔防はやや物足りない程度。
「守備隊形」で追撃を防ぎつつ「鬼神の一撃」で確実に敵を葬っていくスタイルは、速さが低く力の強いエルフィとのシナジーが抜群。初期のスキル構成だけでも完成度が高い上に元のステータスも十分な為、育成の手間をかけなくとも運用していけるのはかなりの利点と言えるだろう。「遠距離反撃」を継承すると、魔道士相手とも渡り合えるようになり使い勝手が大幅に向上する。しかし、前述通りに魔防が低く遠距離反撃がない限りは対応し辛い為、魔道士は苦手。守備隊形により奥義カウントも進みにくくジリ貧になりがち。
また、基本的には追撃を防ぐことで耐久力を確保しているので素の耐久力はそこまで高くない為に二回攻撃系武器や追撃不可を無効にする「槍殺し」、「見切り・追撃効果」は更に苦手。当然ながら重装特効も効果抜群。
ライバルは受けも攻めも追撃が可能で守備も魔防も高い総選挙ヘクトルや孤立すると強くなる超火力型のクリスマスエフラム、守備と魔防のバランスが良く、遠距離反撃の武器を持ったハーディンと強豪揃い。
しかしエルフィ側にも、レアリティが低く入手しやすい為個性を選びやすい、限界突破もしやすいといった長所はあるので、環境に応じて幅広く対応していくと良いだろう。
2020年10月のアップデートで専用武器にやっと「エルフィの大槍」が追加。自分のHPが半分以上だと戦闘中、攻撃+6の効果で特殊錬成効果は各ターン戦闘の一回限りの効果で戦闘中、敵の攻撃守備-5かつ敵の攻撃守備のバフ効果を無効にする。これで火力と守備がさらに磨き、条件付きで敵を弱体化させる個性を得た。しかし使いにくいのでスルーするのもあり。
2022年6月から神装英雄に選ばれた。怪力の彼女に相応しいヨトゥン王国の衣装を身に纏った。
心友として示す愛 エルフィ
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 斧/歩行 |
武器 | 桜と薔薇の花瓶+ |
補助 | ぶちかまし |
A | 攻撃速さの渾身3 |
C | 歩行の柔撃3 |
2023年2月の超英雄でエルフィ初。戦禍の連戦の報酬として配布される。なんと鎧を脱ぎ捨てて歩行ユニットで登場を果たした。
通常版とステータスを比べると超苦手だった速さが脱ぎ捨てたおかげか43と超増加。得意の攻撃も60へ増加したが高かったHPはかなり落ちてしまった。
桜と薔薇の花瓶は自分のHPが25%以上なら戦闘中、攻撃速さ+5かつ見切り追撃効果と固定ダメージ+5。高火力は健在で機動力も普段より増えているため、攻めやすい。重装特攻も受けないので弱点は減った。
一方でHPがかなり落ちたせいかやられやすくなっている。守備と魔防も通常版と大差ない事もあってか実質、守備面は低下した。相手も高火力のユニットでは普通に倒される。
関連イラスト
関連項目
ファイアーエムブレムif 暗夜王国 エリーゼ ハロルド エリーゼ隊
オフェリア、ニーヴ、ヒルダ=ヴァレンティン=ゴネリル…同シリーズの中の人繋がり。
イレース イングリット……同シリーズにおける、腹ペコ系女子。ヒーローズでも共演している。
ディミトリ…怪力持ち繋がり。