曖昧さ回避
- ゲーム『ファイアーエムブレムif』の登場人物。本記事で主に解説。
- ゲーム『ブラウンダスト』の登場人物。詳細⇒シャーロッテ(ブラウンダスト)。
プロフィール
概要
暗夜王国の国境警備兵の女性。アーマーナイトのブノワは同僚。
頭の大きな白いリボンと露出が多い衣装が特徴。
一般市民の出身で、毒舌かつガサツな性格だが、権力者やお金持ちの前では猫を被って清楚に接して媚びる。
それ故かゲーム中ではステータスがヘタれた時は、自分がか弱い女の子であることをアピールし、逆に良成長しすぎると自分のイメージが悪くなると不満を漏らす。
しかし同時に優しい性格で責任感もあり、両親にも定期的に仕送りをしている。
ちなみに公式サイトでの二つ名は「荒ぶる女子力」。
夢は玉の輿とのことであるが、この手のキャラには珍しく夢が叶う場合もある。
同時に自身が作っているキャラに少なからず疲れており、このままやっていけるのが疑問に感じている。そのため、異性との支援では原則として支援Aまでに本性が露呈しその上での支援Sとなる。例外として、サイゾウは野暮ったいからと媚びは売らず最初から本性を見せる(その直後に彼がリョウマ直属の臣下だと知り媚びを売り始めるも彼からはすぐに『もう遅い』と一蹴されている)。マイルームに呼んだ際も最初は猫を被った状態だが、支援レベルAになると素の状態になる。結婚すると演技と素の中間のようなまた違った反応が見られる。
この状態で一緒に過ごしている際のセリフに「自分のことが好きになれた」とあるため、媚びを売る偽った自分が好きではなく、自分のことをすべて受け止めてくれる伴侶を求めていたと思われる。
(マイユニットとの支援S会話では、喜びのあまり、号泣している)
素でもややガサツだが面倒見のよい性格で、ブノワやピエリ、マークスからは「猫を被らなくても魅力的」と認められているが過去に男に嫌われたトラウマや玉の輿を成就させるため、あくまでキャラクターを作ることに徹している。
同僚のブノワは自分の素を見せられる数少ない相手。実はブノワは強面なだけで素は優しい人物であることを見抜いており、それ故にブノワからしたら最初から自分を恐れずに話しかけてくれた初めての人物だったとのこと。人を見る目にもきちんと長けていることが分かる。
レオンは軍風紀を乱す振る舞いを嫌悪しており、また王族故にこの手の猫被りも見抜いている、支援Sは以外にもレオンから、しかし折角の玉の輿チャンスを猫被りを自嘲して論い躊躇う素振りを見せる(他の支援でもそうだが、本心では素を知っているモノに好かれる訳がないと自己評価の低いため、初めから見抜いてくるタイプとの支援Sでは基本的に彼女の方が日和る)「その上で好きになったんだから問題ない(ただし王族として恥じない振る舞いは一から身に付けてもらうと釘は刺される)」と返され「頑張るが明日からでいいか?」と前置きしつつ、何をしたいのか察したレオンに許可をもらい「玉の輿キタァァァァァ!!」と絶叫していた。
同性の支援相手はベルカ、ピエリ、ニュクス、リンカ。自分を偽らない者が多い。
この手の猫かぶりタイプには珍しく同性に対しても荒っぽいながらも優しく面倒見のよい接し方をしており、それと同時に男に媚びることを勧める節がある。媚びることに疎いベルカやピエリの支援会話ではお互いに勘違いしたまま話が進んでいくネタ支援となっている。
リンカとの支援は最初は猫かぶりのせいで険悪な関係となるが、訓練などで張り合ううちに仲良くなるという、シャーロッテの素の部分の良さが見られるものになっている。
軍の中で一番、喧嘩が強い。
武器は斧だが、本来は素手の方が遥かに強い。しかしさすがに周囲の男にドン引きされたらしく、しぶしぶ武器を使うようになったらしい。
中の人が兼業プロレスラーなのは狙ったものなのだろうか……
猫かぶりから一転してドスを効かせた必殺ボイスは必聴。彼女の固有グラはアクスファイターとバーサーカー。どちらも白と水色を基調とした軽装だが、これは中の人のリングコスチュームと同じ配色…。
やっぱり狙っただろ、スタッフ。
マイキャッスルの温泉で、男主人公が彼女に遭遇すると・・・
暗夜篇では無条件で仲間に加わるが、透魔篇ではエリーゼで(主人公は不可)会話してスカウトしないとそのまま死亡してしまう為注意。
エリーゼが王女と知ると仲間になったので、ブノワ共々事実上エリーゼの臣下になったものと思われる。
DLC「絆の白夜祭」での各子供との会話では、男女問わず異性にモテることの大切さを説いている。夫への気持ちは揺らいでいないが、子持ちになってもモテたいという欲求は変わっていない。
ドラマCDによるとカムイの軟禁時代にもカムイやマークスに会った事があり、その当時のシャーロッテは髪型が違っていたうえ、名前も名乗らなかったので同一人物だと気付いていない。
ユニット性能
初期兵種はアクスファイター。過去作で言う戦士に当たる。
今回はアクスファイター→ブレイブヒーロー(勇者)orバーサーカーとクラスチェンジできるため、彼女はFE史上初の女バーサーカーである。
武器もやはり斧だが、相手を倒すと斧を後ろに放り投げてセクシーポーズをとる独特のモーションになっている。 このモーションは、上述の固有グラで確認できる。
なお、パラレル先はロッドナイト。
HPの個人成長率が全キャラクター中トップ、続いて力と速さが伸びやすい。
またアクスファイターのスキル・「大振り」(命中-10%・必殺率+10%)に加え、バーサーカーの必殺補正(+20%)もあれば高確率の必殺が期待できる。これにキラーアクス(必殺率+25%)を持たせてしまえば常時必殺率50%以上の超火力ユニットが完成する。
透魔編、もしくはマイキャッスルを利用した場合、大金棒55+鬼神の一撃20+バーサーカー20+大振り10で、素で必殺率が100%を超えると言う恐るべき現象が発生するほど(大金棒は白夜武器屋の数量限定品か訪問実績525回。鬼神の一撃はリンカとの支援A+でなれる修羅のスキルで、マイキャッスル戦闘でも引き継ぎ可)。
一応、斧持ちゆえに命中率がかなり不安だが、本作では武器レベルが上がるほど命中率が上がるので、使い込めばさほど問題ではない。ただし、育つまでは「大振り」を外し、育ちきってから付け直す事を推奨する。
反面守備と魔防の伸びはかなり悪く、高いHPに反して耐久面には不安が残る。
高HP低守備力と言う性質上、一騎打ちなら相当な強敵でも単騎で叩き潰せる反面、囲まれるとザコ相手でもやられてしまう。
高火力故のやっつけ負けの危険や必殺補正付きの武器は回避も下がることから反撃を主体に戦うのには向かず、無計画に敵陣に突撃したり壁に使おうとするとあっさりやられてしまう。
要するに一方的に殲滅する事に特化した超攻撃型ユニットである。
ただ本作では相手の攻撃が熾烈な分それに対する対処法が人によって2つに分かれており、しかもその2つは両立できないためそれによって評価も真っ二つに割れる。過去にもゴンザレスなど個性的な性能のユニットはいたが、プレイヤーの全体戦略で評価に天と地ほどの差が出るというのは前代未聞である。
「敵の猛攻で倒されないように壁を作る」場合、前衛に立つ全てのユニットの耐久力が重視されることになり、評価は低くなる。と言うより、敵ターンに敵が残ってしまうと攻撃が彼女に攻撃が集中して倒れてしまうため全くもって使いようがない。
重騎士などへの対策も暗夜は魔法職が豊富なのでそちらを使うべきとなる。
「敵を積極的に潰すことで攻撃そのものをさせない」場合、囮やフォロー用の高耐久ユニット以外に高火力のユニットが多数必要となり、一転して評価が高くなる。特に彼女は攻陣後衛からでも一撃必殺の威力が出るため軍全体の火力が飛躍的に向上し、敵のターンに攻撃可能な敵を残さないことが可能となる。
魔法職と比べるとゴーレムやパラディンなどHPや魔防が高い相手にも有効なこと、HPが高いため魔法職のように攻撃すらできないという事態が起こらないこと、近接攻撃のため後続の味方が攻陣で利用しやすいことなどが利点となる。
専用スキルは、相手が女性である場合与ダメージと必殺率が上昇する「女の本性」。
スキルは自分から攻撃することを念頭に置き、攻撃力や命中率を上げられるもの、あるいは苦手な敵とでも戦いやすくなるようなもの、攻撃後の隙を埋められるものをチョイスしたい。
また、「逆金棒」や「フライパン」などを持たせておくと狙える相手が増える。
ファイアーエムブレムヒーローズ
目指せ玉の輿 シャーロッテ
属性 | 青 |
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武器種別 | 槍 |
タイプ | 歩行 |
武器 | ファーストバイト |
補助 | ぶちかまし |
パッシブA | 生命の疾風 |
パッシブC | 攻撃の威嚇 |
2017年6月上旬の期間限定ガチャから排出される超英雄として登場。ジューンブライドということで花嫁姿で登場。
なぜこんな姿をしているのかというと、「玉の輿の妄想をしていたら呼び出されてこの格好になっていた」とのこと。本人はこの格好を動きにくいと言いつつも、周囲に良妻アピールをするなど花嫁衣装を最大限に利用している。
原作と違って武器は「ファーストバイト」というスプーン型の槍を使っている。この槍は戦闘後に周囲の味方の攻撃と速さを強化する能力がある。また、パッシブスキルの「生命の疾風」はHPが敵より3以上高いと自身の速さが強化されるもので、シャーロッテの高いHPと攻撃力によく嚙み合っている。一方守備と魔防は低く、敵の攻撃を受けるとせっかく高いHPが一気に削られてしまうため、壁役には不向き。
ちなみにファーストバイトとは結婚式で新郎新婦がウェディングケーキの食べさせあいをして愛情の深さを確認する儀式のようなもので、実際に大きなスプーンを使うこともある。
女の本性 シャーロッテ
属性 | 緑 |
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兵種 | 斧/歩行 |
武器 | 荒ぶる女子力の斧(専用) |
奥義 | 凶星 |
パッシブA | 鬼神飛燕の一撃3 |
パッシブB | 回避・攻め立て3 |
パッシブC | 始まりの鼓動3 |
2021年7月に通常版がようやく実装。花嫁版から4年も経っての実装となった。
高い速さに原作同様、守備と魔防は乏しい…が攻撃は脅威の59。これはアネットを超えて全斧/歩行ではトップ。ステータスが高めな重装ユニットであるドゥドゥーや総選挙エーデルガルトに肉薄する。
専用武器はキラー武器系効果と自分から攻撃するか周囲二マス以内に味方がいる場合、戦闘中、攻撃速さ+6、かつ自分の攻撃の15%をダメージに加算する攻撃的な彼女らしい効果。
新たなBスキル「回避・攻め立て3」は要は「回避効果と攻め立て2」の複合スキル。速さが高い兵種に絞られるがダメージを軽減しながら追撃を行えるのは悪くない効果。
また、始まりの鼓動を有するのでキラー系効果でカウント1になった凶星を即発動し、敵の攻撃を受けるか再度攻撃するかで再び発動して続いて連発することができる。上記の攻め立てで2連撃を決めれば即座にカウントが貯まるという良相性のスキル構成となっている。
しかし肝心な守備と魔防は紙レベルに近い。軽減効果があろうとも遠距離からの攻撃では有利不利問わず何もできないまま、ダメージを喰らう。総選挙リシテアか特攻持ちの子どもシーダには注意したいところ。