剣と魔法と変態達の王道アクション!(ポロリもあるよ)
概要
web漫画サイト「コミプレ」(わいるどヒーローズ)で2020年8月から連載されている漫画作品。
単行本はヒーローズコミックスわいるどから発売されている。
2024年5月時点で既刊10巻。
エロ、全裸、SM、性転換、百合、男の娘…など、俗に言う特殊性癖の要素があるため苦手な方は閲覧注意。
あらすじ
とある村に英雄ジークフリート王子が現れ、一晩で村の処女全員を抱いて去っていった。
王子は重度の処女厨だったのだ。
村の娘リンは抱かれなかったが、彼女は実は処女である。虚栄心のあまりビッチのふりをしているが。
「このままではいつか処女バレしてしまう…」
リンが悩んでいるところへ、突然野盗が村を襲った。
野盗によるとジークフリートは死に、抑止力が無くなったと言うのだ。
リンは仲間を守るため、ある英雄の魂が宿る『魔剣』を拾い野盗たちに立ち向かうのだが、それは新たな変態たちとの戦いの始まりに過ぎなかった…。
登場キャラクター
主人公一味
主人公のリンと、彼女とともに薔薇園武闘会に挑む仲間たち。
それぞれ生まれも立場も武闘会に出る目的も異なる。
- リン
ごく普通の村娘。性経験豊富なビッチのふりをしているが、実は処女。
村が傭兵たちに襲われた時にジークフリートの魂が宿る魔剣グラムを入手し、果敢に立ち向かう。
顔面に呪いがかけられており、本来の顔は美人だが作中の人間からはブサイクに見えている。
魔剣グラムは斬った相手を女体化させる能力があるほか、感度を大幅に引き上げることもできる。
ネーデルラント王国の王子。
性欲絶倫の処女厨。
圧倒的な戦闘能力を持ち、夜盗や他国の傭兵からの抑止力となっていたが、暗殺により命を落として魂のみ魔剣グラムに移る。
魔剣の持ち主であるリンに憑依して戦ったり、彼女に男性器を生やして処女とSEXしたり。
普段は透明な幽霊の姿だが、魔力の素養がある者には見える。
モチーフはドイツの叙事詩「ニーベルンゲンの歌」および「ニーベルングの指環」に語られる英雄「ジークフリート」
ベルン国の王子。
とんでもないドMの変態であり、リンを「女王様」として付き従う。
変態なりに王としてのあり方を考えている。
武器は性的に興奮するほど強大になる魔剣エッケザックス。
モチーフはドイツの叙事詩「シズレクのサガ」等に登場する「ディエトリーヒ・フォン・ベルン」
- リュング
- ロヴン
ドラゴンの双子の姉妹。明るめの姉のリュングと、おとなしめの妹のロヴン。
2人で融合することで巨大なドラゴンの姿になる。
この応用としてお互いの影に入ることが可能。
ある種のナルシストであり、お互いの姿や匂い(双子なので当然自分のものと同じ)に興奮して双子レズセックスをおっ始めてしまう。
この対策としてロヴンはいつも紙袋のようなものを被って顔を隠している。
モチーフは北欧神話等に登場する邪竜ファフニールの妹「リュングヘイズ」と「ロヴンヘイズ」
ブルグント王国
薔薇園武闘会の舞台となる国であり、武闘会の主催側の関係者が属する。
武闘会において様々なギミックの仕掛け役であり、時折参加者たちと直接対決する。
キャラクターのモチーフは「ニーベルンゲンの歌」等の叙事詩に登場する人物である。
- グンテル
ブルグント王国の王。美青年で、彼の言葉には誰も逆らえないという不思議な力を持つ。
実は寝取られ趣味。
グンテルの妻。イースラントから嫁いできた王妃。
リンの顔がクリームヒルトと同じであると認識している人物の一人。
高潔にして冷徹な人物、作中最強クラスの実力の持ち主だが、イケメンを見るとアホモードになるという致命的な弱点がある。
かなりの美人であり、リンから憧れられている。
- ゲールノート
グンテルの弟。大蔵大臣。
普段はダルそうにしているが、9時から5時まではバリバリ働く。根っからの役人基質で、基本いい加減な性格だが、めくるめく変態達の暴走によりアホのオリンピックと化した薔薇園武闘会で比較的まともな感性を持つツッコミキャラ。毎度乱痴気騒ぎに振り回され、胃腸薬の世話になる苦労人。
金にがめつい。
グンテル、ゲールノートの妹、ブルグント王国の王女。
ジークフリートの妻だったため、現在は未亡人、リンと瓜二つの顔立ちだが、ほとんどの人物はその事実を認識できない。
ジークフリートに対して一途な態度であり、薔薇園武闘会の賞品にはジークフリートの妻である自分自身も彼の所有物として差し出すとしている(ジークフリートは納得していない)、薔薇園武闘会の勝者の妻になると宣言している。
ジークフリートの死後も尚、彼への顔向けを意識して王族として常に相応しくあろうとする気高い女性。そのためであればアイドル衣装を着てダンスの練習もする。
望みを歪んだ形で叶える神々の遺物ニーベルングの指環を所持しているようだが…?
- ギーゼルヘア
グンテルたち兄弟の末弟。ブルグント王国の近衛騎士団長で、顔立ちがよく礼儀正しいが、見る人によっては胡散臭さを感じる。予選からコースやルールの作成に携わっており、他の兄弟たちからも優秀とされ信頼されている秀才。
ジークフリートいわく、王の資質は4人の中で一番とのこと、本戦第2回戦の現地審判を務める。
ブルグント王国の元帥。ジークフリートを暗殺した人物。
ジークフリートの魔剣グラムにより女体化しているが、処女。巨乳眼鏡。
異常なほどの母性の持ち主で、魔剣バルムンクの能力で相手を男体化させてオギャらせ、母乳を飲ませたがる。
戦闘能力はかなり高い。
リュングとロヴンの兄…だったが、ジークフリートの魔剣グラムにより女体化させられ、処女も奪われている。
ドラゴン族の秘宝である無限に黄金を産み出す腕輪を用いて戦う。
やたらと「悪役らしさ」にこだわる。
イェーターランド
所属キャラクターはイギリスの叙事詩「ベオウルフ」の登場人物がモチーフ。
薔薇園武闘会の常連で、観衆からの知名度が高い。
国王兼総大将。
右手の巨人剣、左手の聖剣、股間のフルチンの3刀流。ちなみに左曲がり。
イチモツが丸出しなことを除けば人格・実力どちらも作中屈指で、「英雄の中の英雄」とまで呼ばれる男。
- ウィーラーフ
実力的には周囲に劣るが、ベオウルフへの忠義に溢れる男。
異常なほどタフ。
- ウンフェルス
ネガティブな派遣宮廷騎士。
武闘会予選で魔剣グラムにより女体化させられてしまう。
過去には国費を使い込んでキャバクラめぐりをしていたイケイケな時期もあり、武闘会の途中でその頃の性格が復活する。
武器の名剣フルンティングは万物の感度を極限まで研ぎ澄ます能力を持つ。要するに感度3000倍。見た目はモロにディルドバイブなのでモザイクがかけられている。
KRT13
ブリテンからやって来た、男の娘だけのアイドルグループ。
所属キャラクターは「アーサー王物語」の登場人物がモチーフ。
センター。グループの追加メンバーに相応しい人材を探しに武闘会に参加した。
かわいらしい見た目に反してパワー、スピード、防御力いずれも異常なほど優れている。
「男の子の無限の可能性」を信じており、女体化には否定的。
奥の手はブリテンの王の証エクスカリバー。あらゆる可能性を手繰り寄せるという剣。スカートの中から召喚する。
男の娘としてアイドル活動しているが、男らしさに憧れる少年。
夢は「剣に生きるクールな男」。
武闘会途中でオロチによって童貞卒業し、自信がついたのか格段に強くなる。
武器は武闘会中に入手した剣ガラティーン。
また、ベオウルフとの戦いの中で超回復力にも目覚める。
筋肉ムキムキの真面目お兄さん。
アーサーの義兄ちゃんとして彼を溺愛している。
本気を出すと体が縮んでロリ男の娘になり、周囲の熱気を自分の物に変える能力を発揮する。
この姿だとアーサーよりかわいくなってしまうのが悩み。
KRT13のプロデューサー。顔はいわゆるPヘッド。
魔術師としてかなり高い能力を持つ。
ベルン国
ディエトリーヒの配下たち。所属キャラクターはドイツの叙事詩「シズレクのサガ」や「ヒルデブラントの歌」等複数の伝承の登場人物がモチーフ。薔薇園武闘会のシード権獲得者。
チーム全員がディエトリーヒの身内のようだが、当の本人が戴冠式をブッチしたせいで国が荒れたため相当怒り心頭の模様で、薔薇園武闘会で顔を合わせるや否や全力の殺害予告をした。
- ヒルデブラント
ディエトリーヒの師匠。
お互いの攻撃を通して「心の会話」ができる能力を持ち、戦闘風景はさながら熱血教師の授業である。
ベオウルフと並んで作中屈指の人格者。
- ハイメ
明るい雰囲気の男。
特殊なフェロモンを出しており、動物になつかれるほか、相手によっては操ることも可能。
- ヴィテゲ
生涯無敗の剣士。
冷たい正論を放ち、相手を凍りつかせる。
武器の魔剣ミームングは呪いや魔法を無効化する能力を持つ。
フン族
所属キャラクターは4世紀から6世紀にかけて実在した騎馬民族フン族と、それに関する創作に登場する人物がモチーフ。
フン族の侵攻はブルグント王国にとっても脅威とされているが、優勢なはずのフン族は未だ本格的に侵攻して来ず、誰もがそれを疑問に思っている。
騎馬民族、フン族の大王。
底知れぬ策士で、優れたカリスマと交渉術、何より神がかり的な金運を持つ。
未亡人とアイドルに貢ぐのが好き。
現在まで戦闘で際立った活躍をした描写は無いが、ディエトリーヒと相互理解するまで互角に殴り合うことができる程度の実力は持っている。
薔薇園武闘会の開催3日前、クリームヒルト本人に対面でプロポーズしているが断られ、その際に彼女の持つニーベルングの指環を目撃している。それに加えてリン、ブリュンヒルデ、Mjinnの発言を状況証拠とし、リンの顔とクリームヒルトの関係の真相に近付きつつある。
与えられた任務は必ず成功させる戦士。
作中キャラでは随一のスピードを誇る。
自分では「完璧に男装している」と思っているがどっからどう見ても女性。
実は他国のスパイであり、アッティラの首を狙っている。
そのことはアッティラにはバレているのだが、未だに隠し通せていると思っているちょっと残念な子。
- リュエデゲール
通称「辺境伯」。ブルグント王国とフン族の領地の間の緩衝地帯を領地として持つ。
武闘会予選で魔剣グラムにより女体化させられたため、むちむちぽっちゃりな女の子になっている。
本人に自覚は無いが、彼(彼女)の持ち物を奪ったり貰ったりした者は不幸になるという呪いのようなものを抱えている。
阿羅火暗那威斗(あらびあんないと)
ペルシャ国からやって来た暴走族風の集団。
所属キャラクターは「千夜一夜物語」の登場人物がモチーフ。
モルジアナの未来視能力により、まるでSF映画のような強大な科学力を有する。
総長。リーゼントヘアの不良風の男。
魔法の絨毯ことバイクの「M-10T」を駆り、爆弾を武器にして戦う。
魔剣グラムで女体化させられてしまうが、それでも「自分は自分」と揺るがない、確かな芯のある人物。
金髪ロングの波乗り男。
「ロック鳥」という飛行ドローンを大量に操る。
童貞男。スマホに入れた超高性能AIランプの精「Mjinn」の尻に敷かれている。
ムッツリスケベ。
未来視の能力を持つ女性。
コーチ兼メカニックを務める。
「マジン」と読む。
アラジンのスマホの中にいるAI。極めて高い演算能力を持つ。
アラジンが他の女と仲良くするとキレる。
人間ではないためリンの顔の呪いが効かず、本来の顔が見えている。
大和国
所属キャラクターは日本神話の登場人物がモチーフ。
主に大将の戦い方から東国の戦闘民族として恐れられている。
若頭。「オヤジ」のためならなんでもする危険な男。
その崇拝ぶりたるや、オヤジのイチモツを想像すると身体が抱かれるのを期待して女体化してしまうほど。
武器は若頭の意思とは無関係に挙動し相手を狙う神剣「草薙」。
爬虫類のような皮膚を持つ美女。一人称は「妾」。
さまざまな物を丸呑みして腹の中に溜め込むことができる。
また一瞬で男を干からびさせることができる。
8つの人格を持つらしい。
仕事人(ぷろふぇっしょなる)を自称する忍者のような男。一人称は「拙者」。
幻術を使う。
チームの他2人がめちゃくちゃなので、いつも振り回されている苦労人。
Say!Hi!JUMP!
KRT13に憧れて結成されたアイドルグループ。3人とも巨乳の女の子。
歌声で人々を扇動する力を持つ。
ボーカル&ギター。
以前は地味でもっさりした少女だったが、KRT13に憧れ、父や友人の協力もあってアイドルデビューを果たす。
ベース。眼鏡っ子。
キーボード。目隠れ。
ガラハッドの父。
KRT13の生ライブを制覇した。
その他の勢力
海賊団の女船長。
わりと後が無い年頃だそうで、お婿さん募集中。
男性と戦う際にはまず年収を聞く。
ボディ・ダルマと読む。
宋国からやって来た筋肉ムキムキの老人男性。
手足が消えたように見えるほどの打撃スピードを誇る。
外部リンク
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