概要
古代イギリスの伝説にある英雄。イギリス文学最古の伝承の一つであり、現在も彼の冒険を題材とした英雄叙事詩がある。上述の叙事詩を題材とした同名の映画も存在している。
叙事詩のベオウルフ
第一部
デネ(現デンマーク)の王が宮殿を作り、そこで祝宴を開いて盛り上がる中、巨人(もしくは竜)のグレンデルがその宮殿を襲い、多くの人々を虐殺した。
その騒ぎを聞きつけた勇士ベオウルフはすぐさまそこへ駆けつけ、一度グレンデルを撃退するが、その母親の魔女が現れて更に混戦となる。しかし、それらをすべて倒したベオウルフは後にその宮殿を支配する王となった。
第二部
善政を布いたベオウルフ王だったが、彼が老人となったある時、宝の山で悠々と暮らしていたドラゴンの宝を国の民が盗んでしまい、怒ったドラゴンがベオウルフの国を襲撃する。
それを撃退するためにベオウルフは自らドラゴンのもとへ向かい、死闘を繰り広げ、ついに相討ちになってしまった。
関連タグ
キョウスケ・ナンブ:作中で「ベーオウルフ」と呼ばれる。
ベオウルフをモチーフとしたもの
- 中つ国の竜
- ファイアーエムブレム 聖戦の系譜に登場する人物→ベオウルフ(FE)
- デビルメイクライ3に登場する悪魔、または武器→ベオウルフ(デビルメイクライ)
- スカルガールズに登場する元レスラー→Beowulf
- Fate/Grand Orderに登場するサーヴァント→ベオウルフ(Fate)