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演:山中聡


「違う!俺はただの人間だ!!」


概要編集

特撮番組『仮面ライダーディケイド』に登場する「アギトの世界」の仮面ライダー

居場所を失った男


かつては八代淘子(「クウガの世界」の八代藍のパラレル世界の同一人物)と協力してG3システムの開発に携わり、人々を苦しめるグロンギと闘っていた。しかし研究中に不完全なアギトの力に目覚め、仮面ライダーエクシードギルス覚醒してしまった。人間体のままでもギルススティンガーを伸ばせる他、超能力も引き続き使用可能で、林檎をねじれさせ、訪問してきた門矢士達を壁に押さえ付けたほど。

その力故に人々が超能力を持つことを許さないアンノウンに狙われ、警察から身を引いて隠遁生活していたのだが、そこに光写真館一行が現れたことで転機が訪れる。士と小野寺ユウスケの説得により本当の仮面ライダーアギトとして進化、覚醒したショウイチはその力でアンノウンのボスバッファローロードを打ち破り、警察に復帰した。


それ以降は八代と再会し、アンノウンと経営合併した大ショッカーと闘う決意をする。一度はライダー大戦に巻き込まれて消滅(戦死?)するが、ディケイドにより復活。スーパーショッカーに苦戦するディケイドの前に現れてサンゲイザーファンガイア撃破し、ドラスとの戦いに力を貸した。


なお、初登場時には隠遁生活が続いたせいか髪もヒゲも伸び放題であったが、『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』で再登場した際は復職しG3ユニットの制服を着用していたためサッパリとした容姿になっていた。なお、この際映った制服の階級章から階級が巡査と判明している。


余談編集

名前の由来は「葦」原涼氷「川」誠津上「翔一」

これまでに門矢士が回った世界のライダーはいずれも原作主人公リ・イマジネーションした仮面ライダーが登場していたが、彼はその名とアウトローな雰囲気から分かるとおり、津上翔一氷川誠葦原涼そして木野薫の四人のイメージを継いだ人物となっている。(また口髭を生やしたその容姿は水城史朗をも彷彿とさせる。)

G3ギルスアギトの全てのライダーとなった彼は、アギトのテーマの一つである進化を己の身で体現し、まさに『仮面ライダーアギト』の世界を象徴する存在と言えよう。


大切な人のために姿を消すという行動は、細かな相違点があるが『小説 仮面ライダーアギト』の葦原涼の行動と共通している。


なお、仮面ライダーギルスのスーツは放送後に劣化で廃棄されていたらしく現存せず、いきなり仮面ライダーエクシードギルス変身したのは新規にギルスの着ぐるみを制作するにはコスト面から不可能だったかららしい。


山中聡は過去に『劇場版 仮面ライダー響鬼7人の戦鬼』に登場するキラメキ/仮面ライダー煌鬼を演じており、ショウイチは2度目の仮面ライダー役となった。

さらに後年、『特命戦隊ゴーバスターズ』にて、桜田ヒロム / レッドバスターの父親の桜田ヨウスケを演じた。


関連タグ編集

仮面ライダーディケイド アギトの世界 アギトトルネイダー

仮面ライダーアギト(キャラクター) 仮面ライダーG3 仮面ライダーギルス 仮面ライダーエクシードギルス

仮面ライダーアギト 津上翔一 リ・イマジネーションライダー

ポリスライダーズ


外部リンク編集

芦河ショウイチ | 仮面ライダー図鑑 | 東映

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