概要
演:佐藤寛子
警視庁未確認生命体対策課に勤務する女性刑事。小野寺ユウスケ(仮面ライダークウガ)と共にグロンギの謎を追っており、巡査としての仕事が与えられた士も彼女と共にグロンギを調査した。ユウスケからは「あねさん」と呼び慕われている。
士の活躍でゲゲルは阻止されたかに思えたが、偶発的な事故によりン・ガミオ・ゼダは覚醒。八代刑事はガミオの放つ黒煙を吸い、死を待つばかりの状態となった。
病床に伏した彼女は、混乱の最中戦わずに自分の元に留まり、八代がいないと戦えないというユウスケに語りかける。
「私の笑顔のために戦ってあんなに強いなら、世界中の人の笑顔のためだったら…あなたはもっと強くなる。私に見せて…ユウスケ」
ユウスケ「…命令かよ、八代刑事」
「いえ……お願いよ」
願いを受けたユウスケがガミオと士との戦いに加勢に向かった後、八代は己の人生を振り返り、彼の身を案じつつもグロンギ討伐に利用していた節があることを述懐し、己の末路を「自分を慕ってくるユウスケを利用していたことへの天罰」と自嘲するのだった(光夏海は否定している)。
ユウスケが士と共闘し、ガミオとの戦闘を終えて病院に駆けつけた頃には、八代は既に事切れて短い生涯を終えていた。
看取った夏海によれば、彼女の表情は最期まで笑顔だったという。ユウスケは八代の笑顔を守れたのだ。
ユウスケにとって彼女の存在は大きく、最後の決戦として「世界の破壊者」となったディケイドに挑んだ際にも、原作のクウガが決して選ばなかった道を選んででも彼女との約束を果たそうとしていた。
なお、『アギトの世界』に登場する八代淘子刑事とはパラレルワールド上の同一人物。
元ネタ
原作で五代雄介を支えていた敏腕刑事・一条薫(男性)と、大学でクウガの古代文字を研究していた沢渡桜子がモチーフかと思われる。
pixivでは当然ながら、ユウスケと一緒に描かれていることが多い。
関連項目
目立たない役なので意識している視聴者は少ないと思われるが、意外にもこのキャラと一緒に長田結花を虐める悪役を演じている。
燕邦…中の人が同じ特撮キャラ。治安維持を行なう役職という共通点を持つ。