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演者:大久保綾乃

概要編集

仮面ライダー555の序盤に登場する人物。

長田結花の義理の妹で、女子高生。


その実態は、平成ライダーシリーズでも特に印象深いゲスキャラ

元々一人っ子で両親の愛情を独占してきたが、家族を亡くした結花が自分の家に引き取られてから、両親の愛情が移ってしまう事を極度に恐れるあまり、結花のことを激しく憎むようになる。

結花と同じ櫻林女子高等学校で友達や所属しているバスケットボール部の部員を総動員して、結花がバイトで稼いだ金を巻き上げたり、両親に嘘を吹き込んで虐待されるさまを見ては楽しんでいた。

そんなある時、下校途中で車に当て逃げされ怪我を負い倒れていたところを、オルフェノクに覚醒したことで超人的な聴覚を有するようになった結花に発見され、助けられる。

しかし、結花に感謝する母親の姿を見て腹を立て、「こいつに突き飛ばされた」とさらなる嘘を重ね、結花を家から追い出すという悪辣極まりない行為を平然と行った。

最終的には、限界に達したクレインオルフェノクの襲撃の巻き添えでバスケットボール部のメンバーともども死亡した。

身勝手な思い込みで他者を傷つけた挙句に無惨な最期を迎えた因果応報な人物といえる。


小説『異形の花々』ではクレインオルフェノクのパンチで首がちぎれ飛び、同じく断頭されていく同級生や血を噴きながら倒れ伏せる自分の体を見ながら死ぬという、原作以上に凄惨な末路を遂げる。


関連人物編集

道子の父親編集

演者:樋渡真司

結花にたびたび暴力を振るったり、暴言を吐いたりする。(当然児童虐待であり、立派な犯罪である。

また、娘を非常に甘やかして何をしても叱らないらしく、親として非常に問題がある人物である事がうかがえる。

「自分を突き飛ばした犯人は結花」という道子の嘘を真に受け(突然結花が道子の居場所を察したことが余りにも不自然であったとはいえ)、結花を家から追い出してしまう。


小説『異形の花々』では父子家庭で職業はガラス職人。

結花の母の遺産目当てで結花を引き取り早々に

「道子はおれの娘だがお前は違う」と差別。

結花を小学校にも行かせず職人の仕事を手伝わせる。

結花が失敗した時は熱したガラス棒を突き付け、いい作品ができれば自分製作の名義で売っていた。

結花が道子と同じように高校に行きたいと仕事をボイコットした時はお古の制服などを与え通学を許可するが、

高校受験どころか小学校にも行っていない結花は道子と取り巻きに馬鹿にされるだけで

結花の絶望の一旦を担ったといえる。

小説版ではTV版と違い夫のストッパーとなる母がいないため

道子が父そっくりの性格に歪んだ事が示唆されている。



道子の母親編集

演者:落合ひとみ

夫や娘の結花への仕打ちを黙認するなど、彼女にも問題があることは間違いない。

しかし、娘を甘やかしてばかりいる夫に注意したり、娘を見つけてくれた結花に感謝するなど、夫と娘と比べればまだ救いはある。


道子の友人たち編集

演者:佐藤寛子松坂紗良

道子の友達のギャル達や、バスケットボール部の先輩部員達。

バスケットボールを部員総出で結花に叩きつけたり、靴や靴下を刃物でズタズタに切り裂くなど、陰惨かつ暴力的ないじめを繰り返していた。

そんな日が続いたある時、ついに結花の我慢の限界に達し…


備考編集

「555」が放送された2003年に大久保氏が出演した妹モノのイメージビデオのパッケージには仮面ライダー555長田道子役(結花の妹)で大注目と書かれている。知名度の高い仮面ライダーシリーズにあやかったものと思われるが、道子の人物像を知っている人からすればタチの悪い冗談と言う他ないだろう

関連タグ編集

仮面ライダー555 長田結花 毒妹 いじめ 人間のクズ


八代藍仮面ライダーディケイドの登場人物。演者である佐藤寛子(現:坂田米米子)は道子と一緒に結花を虐める女子高生として出演している。

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