涼「俺は・・・不死身だ!」
概要
『仮面ライダーアギト』に登場する仮面ライダーの1人である仮面ライダーギルス の最強フォーム。初登場は第39話。
瀕死の状態にあったギルスこと葦原涼が、アギトの力に覚醒しつつあった青年・真島浩二から力を受け取ることで復活すると同時に強化された姿。
本来は不完全なアギトであり、アギトと似て非なる存在へ進化していたギルスが、アギトと同等の力を得たハイブリッドと言える存在。
アギトの力を与えた浩二は、この事で力を失っている。
スペック
身長 | 200cm |
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体重 | 100kg |
パンチ力 | 15t |
キック力 | 30t |
ジャンプ力 | ひと跳び65m |
走力 | 100mを4.2秒 |
外見
中央の角が伸びて、胸部にアギトと同じワイズマンモノリスが出現している。通常形態時の武器であるギルスクロウ・ヒールクロウは常時展開された状態になっており、肩や肘にもクロウが出現する。背中からは2本のギルススティンガーが出現し、相手を拘束する。このギルススティンガーは敵を刺し貫くことも可能であり、50tの威力を誇る。これは仮面ライダーアギト シャイニングフォームの必殺技・シャイニングライダーキックの破壊力・45tをも上回る。
必殺技
エクシードヒールクロウ
ジャンプから踵落としを決め、ヒールクロウを突き立てる技。破壊力は45t。
技を決めた後は敵を蹴って後ろに飛び退くのは通常形態のギルスヒールクロウと同様である。
エクシードダブルヒールクロウ
敵に両足で踵落としを喰らわせ、両足のヒールクロウを突き立てる技。
TV本編以外での登場
『劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4』
パラレルワールド設定ではあるが、TV本編での登場に先駆けて登場。
クイーンアントロード フォルミカ・レギアに右腕を切り落とされたギルスが強化状態で右腕を再生させ、その後全身も同様に強化することで登場した。
同じく先行登場フォームである仮面ライダーアギト バーニングフォーム及びシャイニングフォームと異なり、本形態が登場する事は公開前は伏せられておりサプライズ要素の1つとして登場した。
『仮面ライダーディケイド』
「アギトの世界」に登場。芦河ショウイチが通常のギルスを経る事無く直接変身した。仮面ライダーディエンドからは単にギルスと呼ばれている。
本作のギルスは「アギトと似て非なる存在」ではなく、「不完全なアギト」という設定になっている。また変身前の姿でギルススティンガーを使用するという、原作には見られない描写がある。
なお、通常のギルスが登場しなかったのはエクシードギルスのスーツしか残っていなかったという撮影上の都合のためである。
余談
元々ギルスの強化形態はスポンサーからの要請には無かったが、撮影スタッフの「ギルスへの愛」によって生まれたフォームである。
また放送当時の主力商品であるフィギュア玩具「装着変身」でも発売されず、2年後に香港での展開に合わせて商品化された。
また、放送当時の「てれびくん」では懸賞企画としてブラックバージョンのソフビが100名限定でプレゼントされたが、色はどう見ても仮面ライダークウガ アルティメットフォームである。
関連イラスト
関連タグ
仮面ライダーエクシードギルス→仮面ライダーワイルドカリス