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概要

 瞬時に片足を頭上に上げると同時に、脳天もしくは肩に打ち下ろす蹴り技
 主に空手においてよく使用され、後述のテコンドーで使用されるのは空手を源流にしているからである。

 狙う高さにやっと足が届くようでは蹴りにならないため、非常に柔軟であることはもちろん「高さ」と「落とす力」が必要になる。
 飛ばずに落とす場合は軸足に隙ができやすいので注意。ただし飛ぶと当ててもバランスを崩しやすい。
 中には、脳天を超えた後、踵を脳天、もしくは肩に打ち下ろさず、振り下ろした勢いを利用して足先で相手の鼻を潰す場合も存在する。

 大開脚からの柔軟な足技が特徴のテコンドーではネリチャギ(ネリョチャルギ)と呼ばれ、この武術の技の代表格となっている。

 今は亡き空手家、故アンディ・フグ氏がこの技を十八番としK-1のリングで勝ち上がった事で知名度が急上昇。
 同氏が出演したCWにてこの技を放った時の台詞「ゴーメンクダサーイ」が、当時子供たちが踵落しをマネする際のお約束台詞となった事もある。

 派手で印象的なため創作では多用されがちだが、浴びせ蹴り程ではないにしろ変則的で、実際にやってみると出が遅く、威力も上げにくく、実はかなり決めにくいとされる技である。
 足技は強力で大きな脚部を使うため力は強くリーチも長くなる傾向にあるが、踵落としは下方にある足を一旦上げてから今度は下げなくてはいけない関係上、そのまま蹴り上げにいく動作よりも当てるまでにどうしても時間がかかる上に、上方から上方にある目標を狙うため足の打突部の速度(=威力)が上がりづらく、リーチも短くなってしまうからである。
 そのため相手の後ろ回し蹴りなど、相手の視線が一瞬途切れる隙を狙って足を振り上げ、なおかつ蹴りを打つため下がり気味になった相手の頭部や肩などを狙うことで威力を増す、同時に相手も蹴っている最中のため逃げられないタイミングを狙う、などの工夫が求められる技である。
 なお、狙う目標が低ければ低いほど良いのかというとそういうわけでもなく、通常は技を出す者の肩から腰くらいの高さまでが最高の威力が出る技であり、寝ている・倒れている相手には逆に使いづらい。そういう状況ならサッカーのボールを蹴るようなキックが強くリスクも少なくて済む。

 前述のアンディ・フグは格闘家としては比較的小柄であったにもかかわらず、天性のタイミング感覚と強靭な脚力でこの踵落としを決め技に次々とダウンを奪い、一世を風靡した。

関連タグ

蹴り

表記揺れ
かかと落とし かかとおとし

使用者

漫画

キャラ作品(50音順)技名(有れば)詳細
モンキー・D・ルフィONE PIECEゴムゴムの戦斧(オノ)脚を上へ伸ばしてから振り下ろす
サンジONE PIECE荒砕(コンカッセ)空中前転から振り下ろす
クロオビONE PIECE火華(カカ)カカト落とし空中前転から振り下ろす


実写

キャラ作品(50音順)技名(有れば)詳細
ウルトラマンゼアスウルトラマンゼアスウルトラかかと落とし空中前転から振り下ろす
仮面ライダーギルス仮面ライダーアギトギルスヒールクロウ空中から繰り出し、踵の爪を突き刺す


ゲーム

キャラ作品(50音順)技名(有れば)詳細
仮面ライダーダークカブト仮面ライダーカブトライダーキックトドメの場合、敵に踵を乗せた状態から踏み潰す
ゼル・ディンFINAL FANTASY Ⅷかかと落とし「デュエル」で出せる技の1つ

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