概要
『仮面ライダーアギト』におけるG3変身者の氷川誠が、最終決戦で地のエルと風のエルの2体のエルロードと対峙した時に発し台詞。
シャイニングフォームすら敗北に追い遣ったエルロード相手に互角の戦いを繰り広げたG3に対し、畏怖の念を抱いた地のエルは言う。
「お前はアギトではない…何故これほどの力を……何者なんだお前は!?」
その言葉に対し、G3こと氷川が発したのがこの台詞であり、彼の人間としての意地をこの上無く体現した言葉となった。
関連タグ
普通のホモサピエンス:元号2作目の同義語。本作品において、彼はまさしくその代表格であった。
草加雅人:同作の2年後の劇場作品における真逆の例で、氷川とは逆に「所詮ただの人間」と言われて無残に殺されてしまった。
ポップ(ダイの大冒険):『ダイの大冒険』において、同じく物語が終盤に差し掛かる同時期に相対した強敵に対し、自らを指して「臆病で弱っちいただの人間」と称した繋がりのキャラ。作品自体はこちらの方が先に出ているので、その意味で言えばポップの方が先輩である。
ケンシロウ:『北斗の拳』において、その超人的な力を見た相手が「きさま何の化身だ!」と問いかけたのに対して、「ただの人間だ!」と返した。ちなみに『ダイの大冒険』よりさらに先に出た作品なのだが、ポップとは違い魔法等は扱えない、氷川同様に本当にただの人間である。魔法も何もない世界で何かの化け物でもなきゃ出来ない事をやらかしている事に対するツッコミとその返答であるため相手からしてみればなおさら信じがたいのである(とはいえ、彼が継承している一子相伝の秘術はもはや魔法も同然の御業と言えるが)。