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普通のホモサピエンス

ふつうのほもさぴえんす

『仮面ライダーセイバー』第1章において新堂倫太郎が口にした台詞。
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概要

仮面ライダーセイバー』第1章にて、新堂倫太郎が口にした台詞。
ゴーレムメギドの攻撃によって崩落したビルの瓦礫の下敷きになった神山飛羽真。だが、ワンダーライドブックの力によって難を逃れ、更にブックを開くと凄まじい炎と共に火炎剣烈火が顕現する。

彼の脳裏に、夢に出てくる男の「覚悟を越えた先に希望はある」という言葉がよぎり、何かに誘われるかの如く現れた、剣を引き抜こうとした飛羽真だったが、周囲に燃え上がる炎に阻まれ、熱く焼ける剣にたじろぐ。その姿を見た倫太郎は思わず叫んだ。

「無理だ!普通のホモ・サピエンスには聖剣は抜けない!」

本来、太古から歴史のある剣士「仮面ライダー」は聖剣に選ばれた者のみがなれる為、倫太郎は飛羽真を何処にでもいるただの人間と思ったようだが、飛羽真は『ゴーレムメギドに立ち向かう』と言う意思から見事炎を克服し、火炎剣烈火を引き抜いてセイバーへと変身。ゴーレムメギドを撃破するのだった。
それでもイレギュラーな事態に変わりない為か、倫太郎はベルトとワンダーライドブックを回収する為、「ファンタジック本屋かみやま」へ赴いている。

第2章でも、飛羽真を聖剣の持ち主と認め、アルターライドブックに取り込まれて異世界化した街を元に戻すべく共に踏み込んだ時、自転車ごと体当たりして無理やりついて来た須藤芽依に対して「普通のホモサピエンスが来る所じゃないんですよ」と言っている。
この時には芽衣一人に向けて言っていることからも、倫太郎の飛羽真に対する認識は「普通のホモサピエンス」ではなくなっていることがわかる。
尤も、この時突入した場所が特撮ではお馴染みの場所の一つ=シリーズで見ると超危険地帯なので、「確かに普通のホモ・サピエンスが来て良い場所じゃない」と納得するファンもいる。違う、そうじゃない

第13章では倫太郎が「僕もホモ・サピエンス」と言い放っている。第18章ではイエティメギドについて、「普通のホモサピエンスがメギドになるわけがない」と発言した。第20話でも同様の発言をしており、彼は人間のことをそう呼ぶのが完全に定着している。

第39話ではクロスセイバーに敗れたイザクに対し、「あなたはただのホモ・サピエンスです」と言い切った。

仮面ライダーセイバー7大ライダー変身!必殺!特別増刊号!」ではとうとう芽衣に「人間の事、ホモ・サピエンスって言う?普通?」と突っ込まれてしまった。

反響

そのインパクトの強さから、第1章放送直後のTwitterに早くもトレンド入りした。翌第2章で使われた折もやはりトレンド入りしている。

このパワーワードだけに留まらず、第1章の終わりで倫太郎は普通に歩いて来れば良いものを、わざわざ青いライオンに乗ってファンタジック本屋かみやまに居る飛羽真の元を訪れて、「君の持っているワンダーライドブックと火炎剣烈火を渡してくれないか」と笑顔で譲渡の要求をしたり、エンディングでノリノリでダンスしたりと、早くも面白キャラの雰囲気を視聴者に印象付けた(のちの回で人間界の常識があまり無いという説明が付けられた)。

また、前作無理矢理キーをこじ開け続けた2号ライダーを、このワードで連想した視聴者がTwitterで少なからず見受けられ、「あの人なら力ずくで引き抜いただろう」という反応も相次いだ。因みにこのライダーのスーツアクターはセイバーと同じく浅井宏輔氏が務めていた。もっと言えば彼は脳にチップを埋め込まれ、記憶を改竄されたことを除けばいたって普通の人間である。念の為に言っておくがゴリラではない。

ちなみにこの一連の元ネタはアーサー王物語において、若かりし頃のアーサー王が聖剣エクスカリバーを引き抜いた場面と思われる。

マーリン


…うん、だいたいあってる。

なお、抜けないという言葉にはそっち方面の意味合いもある為、真っ当な感覚の人間では抜けそうにない上級者向けのネタで抜こうとする人物への警告としても使われる事も…どうしてこうなった

そして、オロナミンCの特設サイトで公開された「オロナミンC 5つの物語」やタテガミ氷獣戦記ワンダーライドブックでもホモ・サピエンスネタが登場している。後者に至っては「ホモ・サピエンス氷獣王!」などという訳の分からないパワーワードが飛び出す始末であった。

裏事情

倫太郎役の山口貴也氏へのインタビューによると、元の台本ではあくまで「普通の人間」だったという。それが柴崎貴行監督と「ここでホモサピエンスと言ったら面白いかな」と話していたところ実際に採用されることになり、撮影現場でもこの台詞を言ったらスタッフたちにも大ウケだったという。


検証・歴代主役ライダーで普通のホモ・サピエンスは居るのか?

内容的には「普通の人間」の遠回しな言い方に過ぎず、メタ的には「コイツには何かあるぞ」と言う演出の台詞であろう。
あえて「普通の人間」ではなく、このような奇妙な言い回しをするのは、倫太郎が動物図鑑を好んでいる公式設定から来たのだと思われる。

しかし、そもそも大半の仮面ライダーの変身者は、普通じゃないか普通じゃなくなるかのどちらかである。

実際、昭和・平成・令和を通して、この言葉に当てはまるライダーは意外にも少なく、種族が普通のホモ・サピエンスであっても、高い地位に至り、超人的な才能や身体能力を持っていたり、人間を辞めてしまったライダーが数多い。
そして昭和の仮面ライダーに関してはその多くが改造人間だし、平成の仮面ライダーでも実は怪人だったりそうでなくとも何らかの人外であったりする事が多い。
つまり、何かしらの理由で普通じゃないのである。

尚、(種族は)常人設定であっても、上記のセキュリティロックを力ずくで解除し続けた前作2号ライダーに限らず、ショッカー怪人と同等の力を持つ戦闘員を相手に戦ったり素手で怪人と戦って倒す爺さん何をやっても死なない奴に、大岩をぶん投げるヒロインが居たり、頭を石化して頭突きを行ったり頭の中に弾丸があっても長い間生きていたり常人ならば疲労困憊確定のパワードスーツを、容易く駆る高校生フットボーラーと、フィジカル面がモンスターな人達が多数居る。

更に、事ある毎に怪人に出会すも必ず生き残り、最後は怪人と愛情を紡いだ青年序盤は主人公のメンタルと生活を支え、終盤は家族の為に怪人相手に生身で立ち向かった青年メダルの器が発する引力を無視してケーキ作りに没頭し、未来では新たなコアメダル等を作ったりと、老いても尚欲望に満ちる会長「神」を自称する男を諭した(?)僧侶、挙げ句は天才物理学者が匙を投げたツールや、電車型タイムマシンを「時計だから」と修理した時計職人と、ラックやメンタル、スキルが神の領域に達する人も居る。

以上のように、普通のホモ・サピエンスと明らかに言えない、色んな意味で普通じゃない人がこれでもかと登場し、しまいには劇場版では一般市民が怪人をボコボコにするシーンがある。
普通とは何だろうか……?


仮面ライダー世界だと神様に似せて人類が作られたりとある輩が猿を改造した怪人が祖先、実は13魔族にカウントされていた等のトンデモ説が当たり前なので、普通じゃないのも仕方がないような気もするが。

リントともどう違うのかは不明。

人物名種族備考
本郷猛普通のホモ・サピエンス優秀さが原因でショッカーに捕まって改造人間にされてしまう。そもそも改造前の時点でIQが600だったので普通の人間を超越している。さらに怖ろしいことに、一部設定集では「小学校時代は必ずクラスで五番以内の成績だった」というものがあり、つまり本郷と同レベルの怪物が密集する驚異の天才学級が存在したことになる……
一文字隼人強いホモ・サピエンス元はカメラマンだったが仮面ライダー1号に対抗しようとするショッカーに捕まって同じく仮面ライダーに改造される。ちなみにカメラマンだが柔道6段、空手5段格闘技の達人でもあるので普通とは言い難い。
風見志郎普通のホモ・サピエンスデストロンに両親と妹を殺され自身も重傷を負ったがダブルライダーの手で蘇生、仮面ライダー第3号となる。
黒井響一郎普通のホモ・サピエンスとある事情からショッカーに改造された。純粋な腕っ節では他のライダーを凌ぐ強さを持つ。
ショッカー戦闘員戦闘員戦闘員の中でもへっぽこだったが、本人の努力の甲斐あって(スペシャルイベントにおける)仮面ライダー3号に改造された。尚、公式設定で『ショッカー戦闘員は常人の5倍の能力を持つ』とされる為、本当に仮面ライダーになったら、普通のホモ・サピエンス仮面ライダーは(実戦経験等の差も加わって)まず勝てないと思われる(これは下記の赤戦闘員も同様と推測)。
ショッカー赤戦闘員戦闘員ショッカーの改造手術を受け、(スペシャルイベントにおける)仮面ライダー4号に変身。本家の4号の経歴は一切不明である。
結城丈二普通のホモ・サピエンスデストロンに裏切られて右腕を失い、以降は義手に改造している。一部の資料では終盤でプルトンロケットを爆破した際、重傷を負った為に改造人間になったとか。
神敬介鍛えられたホモ・サピエンスGOD機関の攻撃で重傷を負うが死にかけのの手でカイゾーグとして復活したホモ・サピエンス。
山本大介野生のホモ・サピエンス赤ん坊の頃にアマゾンで両親を失って野生児になった。後にインカ帝国の秘術で改造されるという昭和ライダーの中でも異端の存在。
城茂普通(?)のホモ・サピエンス※友人の復讐の為に自ら志願して電気人間となったホモ・サピエンス(※但し、書籍によっては改造される以前から、複数の超能力めいたものを使えるとされる為、本当に普通か疑わしい)。
筑波洋普通のホモ・サピエンス怪人の手で重傷を負ったが、善良な科学者によって仮面ライダーとして蘇ったホモ・サピエンス。
沖一也普通のホモ・サピエンス宇宙開発を夢見て自ら改造人間となったホモ・サピエンス。変身前の身体能力は普通のホモ・サピエンスレベルに抑えられているが、達人級の武道の使い手となる
村雨良普通のホモ・サピエンス脳以外の肉体をパーフェクトに改造された悲劇のホモ・サピエンス。とある漫画では「神の器」とされ、大首領JUDOの肉体に相応しかったので改造された。
南光太郎特殊なホモ・サピエンス皆既日食の日に生まれたと言う理由で暗黒結社次期指導者候補に改造された。RXになって以降はもはや改造人間の域を超えている。
秋月信彦特殊なホモ・サピエンス親友である光太郎と同じく次期指導者候補。だがこっちは洗脳されてしまっている。一度敗れ去って死んだがRXでは記憶を失いながらも復活している。
風祭真普通のホモ・サピエンス優秀過ぎる存在から、改造兵士に改造されるが、歴代ライダーから見ても異質な立ち位置を獲得する。
風祭新ミュータントベビー・ライダーベビー真と明日香愛の子供で生まれながらの改造兵士。
麻生勝普通のホモ・サピエンスネオ生命体のプロトタイプとして改造され、数年の間昏睡状態に陥る。
瀬川耕司普通のホモ・サピエンス自然を愛するカメラマンで心意気に感動した地空人が死にかけの彼を改造した。
門脇純特殊なホモ・サピエンス本編開始から30年前にショッカー首領の器として改造された。
大和座ゴウ普通のホモ・サピエンス本郷猛に新型タイフーンを託され2代目1号となった。
力堂シュン普通のホモ・サピエンス本郷猛に新型タイフーンを託され2代目2号となった。
五代雄介普通のホモ・サピエンス元は冒険家だったがアークルを埋め込んだ事で、人ならざる力を手にしてしまう。
津上翔一新種のホモ・サピエンス火のエルによってアギトの力に覚醒した新人類。
城戸真司普通のホモ・サピエンス一般人として戦闘センスが高い以外は、普通のネットニュース記者。多分一番『普通のホモ・サピエンス』に該当する人物の1人。
乾巧オルフェノク人類の進化系、当初は普通のホモ・サピエンスとして生活していた。
剣崎一真終盤までは普通のホモ・サピエンス融合係数が高過ぎる為、最終回でジョーカーになってしまう。
ヒビキ鍛えたホモ・サピエンス魔化魍に対抗しうる、魔化魍と表裏一体の鬼であるが、鬼には厳しい修行をこなす事で、誰でもなれる可能性が示されている。
天道総司普通のホモ・サピエンス一応は普通のホモ・サピエンスなはずなのだが、能力はどれも達人級。
野上良太郎特殊なホモ・サピエンス「特異点」と呼ばれる時間の運行上においては特殊な存在で、運が極端に悪い、メンタルが異常に強い等の個性的な面もあるが、生物としては至って普通。
紅渡ホモ・サピエンスとファンガイアのハーフ父が普通のホモ・サピエンス、母親にファンガイアを持つ
門矢士通りすがりの仮面ライダー次元を移動する能力を持つ。過去・現在共に種族は不明。元は普通のホモサピエンスだった可能性もあるが、一方「リントでもクウガでもない」と言われた事もあり、そもそもホモ・サピエンスではないかもしれない(但し、リントは『クウガの世界に置ける日本人の祖先』であり、士がクウガの世界出身でない以上、彼が「リントでもない」のは当然である)。
吾郎普通のホモ・サピエンス味覚が非常に優れたソムリエだがシェードに誘拐され、仮面ライダーGに改造された。
左翔太郎普通のホモ・サピエンス身体能力が高めなだけの凡人。職業はやや特殊だが「普通のホモ・サピエンス」に一番近い人物の1人。
フィリップデータ化したホモ・サピエンス劇中では「データ人間」、元は普通のホモ・サピエンス。最終的にデータ人間としての能力はそのままに肉体を取り戻し、「特殊なホモ・サピエンス」となる。
火野映司普通のホモ・サピエンス政治家の息子であり旅人であるというだけの普通のホモ・サピエンスだが、過去の出来事により自己犠牲の精神が尋常ではない。また、終盤では映司グリードになりかけてしまう。
如月弦太朗普通のホモ・サピエンスメンタルと体力が化け物級だが普通のホモ・サピエンスの学生。一度死亡した事があったが奇跡的に復活する。
操真晴人特殊なホモ・サピエンス体内に魔力を持つ『ゲート』と呼ばれる特殊なホモ・サピエンスであり、その中でもトップクラスの存在。
葛葉紘汰終盤までは普通のホモ・サピエンス身体能力が高めなだけの只のホモ・サピエンス。ただ終盤で人間を超えた存在、最終回ではにまでなってしまう。
泊進ノ介普通のホモ・サピエンス高い推理能力を持った普通の刑事……だが一度死亡した際ベルトさんと一心同体になっている。
天空寺タケル普通のホモ・サピエンスの幽霊一度死亡した上に何度も消滅の危機に陥るが最終回で生き返り普通のホモ・サピエンスに戻る。ジオウにおいては霊能力を手に入れている。
水澤悠養殖のアマゾンアマゾンである一方で「人間」でもある。大多数のアマゾンはアマゾン細胞を培養、もしくは人がアマゾン細胞に「感染」して生まれるが、それらや他のアマゾンライダーとも違い、アマゾン細胞と人の遺伝子、生殖細胞を用いて生まれた事が仄めかされている。
鷹山仁人工のアマゾン元は普通のホモ・サピエンスだったが、アマゾンを狩る為にアマゾン細胞を移植、自らアマゾンとなった。
千翼天然のアマゾン自らアマゾンになった男とその恋人の間に生まれたアマゾン。その細胞は摂取したホモ・サピエンスをアマゾン化させる力を持っている。
宝生永夢特殊なホモ・サピエンス原初のバグスターウイルスに感染し、更に天才ゲーマーの座に登りつめる(余談だが、後に永夢に宿るバグスターウイルスそのもの変身してしまう)。
桐生戦兎特殊なホモ・サピエンスネビュラガスを取り込んだ影響でビルドの変身能力を手にし、黒幕によって顔も記憶も操作されている
常磐ソウゴ特殊なホモ・サピエンス元・普通の高校生だが、夢を具現化させる能力や、チート能力の塊である強化形態を手にしている為、ライダーとしても普通ではない
飛電或人ロボットに育てられた普通のホモ・サピエンス生物としては普通だが、その生い立ちはかなり特異。

※初変身直前までの種族。主要ライダーのみ述べている。

他の特撮ヒーローの場合は?

スーパー戦隊では、一部の人外を除いて大半の変身者が普通のホモ・サピエンス。但し、種族が普通のホモ・サピエンスでも、生い立ちや境遇が普通じゃなかったり、半ば人間を辞めかけたりした者が、ライダー程では無いが度々登場している。

ウルトラシリーズでは、ウルトラマン自身が姿を借りているパターンを除けば、こちらも大半の変身者が普通のホモ・サピエンス。もっとも、普通のホモ・サピエンスでも何らかの特殊な素質を持っている事はある。中には防衛隊員でもない、普通のホモ・サピエンス達が、怪獣相手にとんでもない活躍(?)を見せる作品もあったりする。

関連タグ

仮面ライダーセイバー 新堂倫太郎 ホモ・サピエンス

氷川誠:元号2作目に登場したただの人間=普通のホモ・サピエンス代表。しかしどう言うわけか武器の強度はアギトより硬い疑惑がある

不破諫:前作の2号ライダー。普通のホモ・サピエンスのはずだが並外れた腕力を発揮するシーンが多い。

ザンバットソード:普通のホモ・サピエンスどころか普通のファンガイアでも抜けない代物

ベリアロク:初登場時のやりとりから『普通のウルトラマンには抜けない魔剣』とネタにされたのは言うまでもない。尤も、こちらは剣が気に入ればウルトラマンでなくても素直に抜けるのだが。

猿顔の一般市民:一般人の事を指す呼称だが、こちらは特定の人物のみを指す。

アーサー王:ヨーロッパの伝承における聖剣を抜いた王であり、第一話の該当シーンのモチーフ。生物学的には普通のホモ・サピエンスと言う事になる。尤も、最初から『王としての道を定められていた』時点で普通とは言い難いのだが。

普通のホモ ……違う、そうじゃない。

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