概要
仮面ライダーBLACKSUNにおいて登場する怪人用の食糧。
不気味な固形物が混ざった青緑色のゼリーであり、1970年代には羊羹のような固形状態で携帯されていた。2020年代には輸血パックあるいはゼリー飲料のような形で生産されている。
その原材料は創世王から抽出されたエキスと人間の肉片。
詳細な製造法は不明だが、作中では工場らしき場所に人間の死体が積み上げられる様子が描かれている為、おそらく死体を粉砕したものをエキスに漬け込み、ゼリー状に固めてパックに詰めていると思われる。素材となる人間については生活保護者、独居老人、子供を作れないLGBTQなど世の中に腐るほど溢れた社会的弱者をゴルゴム党本部地下の牢獄へ監禁することで確保している。
見た目は禍々しくとても美味そうには見えないものの、怪人の生命力を増強する効果を有しており、瀕死の重傷を負って眼球が飛び出た雀怪人を傷一つ残さず再生させている。老化を遅らせる効果もあり、作中でこれを摂取し続けていた怪人は50年前から容姿が全く変化していない。おまけに麻薬のようなトリップ効果もある模様。
怪人にとっては夢のような食料だが、創世王の寿命によりエキスは枯渇しかけている。加えて堂波真一が私腹を肥やす為に高値を付けている為、下級怪人の中にはその存在すら知らない者もいる。
小説版では、人間にも効果があるようで、作中に登場するある人物が1年に1回少し摘んで食べる事でかなりの長寿に到達している。
ちなみに味の方は、秋月信彦に人間が食うもんじゃない、と言わしめるほど不味いらしい。
現実において
公式コラボレストラン『仮面ライダーザダイナー』では、期間限定メニューとして劇中(2020年代)のものを忠実に再現したヒートヘブンが発売される予定。値段は990円。原料はブルーゼリー、パープルゼリー、レモンゼリー、りんご飲料。人肉は入っていないはず。
また、Twitterではゼリー状の食品でそれっぽいものを作り「ヒートヘブン作ってみた」等という投稿が多数確認されている。
関連タグ
ゴルゴメスの実…原典におけるゴルゴム怪人の食糧。原典においても人間から吸収した栄養を元に栽培されていたため、元ネタであると思われる。