概要
本編開始より遡る事30年前、ショッカーに拉致されてガイボーグへと改造され、富士山麓のショッカー大要塞内の保存カプセルにコールドスリープされていた。
その後、ダブルライダーの英雄的な活躍によりショッカーが壊滅した後も運よく保存カプセルが発見されることも無く破壊を免れており、30年後に起こった地震による土砂崩れの影響で蘇った。
復活後は30年もの時差が生んだ悲劇に直面しながらも仲間に支えられながら精神的に成長して行き、仮面ライダーの名を背負って悪との戦いに身を投じて行く事になる。
年齢は(昭和ライダーとしては)歴代最年少となる17歳の高校生の少年で、改造前は剣道部に所属していた。
なお、彼と同時に蘇ったショッカーの残党怪人たちが当初は親しく話しかけていた事から、30年前は洗脳も施されていたようだが、幸いにも目覚めた直後は記憶を失っていた為に洗脳は解除されていたようだ。
性格は思春期の真っただ中に直面した“30年の時差が起こした悲劇”の為に、何処か暗い影を帯びて悲壮感を背負った影のある少年(大人びている様な雰囲気)だが、一度決心すると自身の想いを貫き通そうとする芯の強い一面を持つ。
また、描写から察するに困っている人やたとえ敵であった人物であろうとも命の危機に瀕している者であれば助けようとする心優しく、正義感が強いところも持っているようだ。
そのほか、家族と悲劇的な離別や再会を果たした為なのか、何よりも家族や親子との絆を大切にし、また守ろうとする傾向が強い。
容姿
年齢相応の幼さが残る容姿をしているが、上記のようにその悲壮な現実に直面した影響からか、どこか悲しんでいるかのような陰のある面持ちをしている。
ちなみに009に登場する島村ジョーにそっくりな外見をしているが、名前の由来は石ノ森章太郎作品に登場するジュンというキャラクターである。
関連項目
大首領(理由は以下のネタバレ記事にて…)
以下、彼に対する重大なネタバレに付き閲覧注意‼
物語の終局で、実はショッカー首領の新たなボディとして某マンガ設定のライダーと同じ目的で製作された改造人間であることが判明し、さらにショッカー首領の種子が埋め込まれていなければ急速に時の流れが襲い掛かり体を維持できなくなって死んでしまうことが発覚。
ショッカー首領の復活を阻止したい一文字隼人や自身の思い、彼と同じく改造人間となったあの人物達と同じく父子の対立などの敵対する残酷な運命に翻弄されながらも次第に自身が戦うことへの理由を見つけて行き、自身が帰る場所を護るために戦いへとその身を投じて行く。
ショッカー残党軍との最終決戦において、彼の異母兄弟である蜻蛉の少年の体を乗っ取り不完全態とはいえ復活したショッカー首領に一度は取り込まれる。
その後、本郷猛や父・門脇純一郎により救出されるがショッカー首領の種子を失っていた為に体を維持できなくなってしまう。
しかし彼を何とか助けたいと思う10大ライダーたちの『ライダーシンドローム』のエネルギーを受けて仮面ライダーガイアとして生まれ変わり、ショッカー首領に引導を渡すが、その際の大爆発に巻き込まれて消息を絶つ。
その後、物語の終盤にて自身が帰る第二の家族となった立花藤兵衛が入院している病院に…(以下は実際に物語を読んでみてほしい)。