概要
耳まで裂けたクラッシャー状の口、鋭い爪や逆立った髪の毛など、その容姿は仮面ライダーというよりも仮面ライダーシンと同じく怪人然とした醜い風貌をしている。
仮面ライダーと同等の性能を持ち、植物に影響を及ぼす、風などの天候や炎、雷などの自然現象を操る能力を持つ。特に雷は必殺技として多くの怪人を倒している。
また、首に巻かれた赤いマフラーは30年ぶりに(父親を除く)家族に再会した時に首に怪我をしていた時、妹が巻いてくれた包帯で、その赤い色はクモ怪人の攻撃から自分を護ろうとして命を散らした母の血。
かつての後輩、秋元佳代の亭主が遺したスーパーマシンクルセイダーが愛車。
他のショッカー怪人たちとは違い、腰に装着されたバックルには赤い石(イラストではなぜか黄色になっている)が、実は重大な秘密が隠されていた。
関連項目
以下ネタバレ
その実態はショッカー首領=大首領の本体である種子を収める為に製作された改造人間であり、ガイボーグという名称の真の意味は“自然の力を操るサイボーグ”ではなく“ショッカー首領を護る鎧としての役割を持ったサイボーグ”という意味で、いわばショッカー首領の器として生み出された改造人間たちの総称である(ちなみに首領に寄生された個体は鉢『EIGHT』、鉢の上という意味で7『SEVEN』と隠語で呼ばれていたらしい)。
また、厄介なことにショッカー首領の種子が無ければその肉体を維持することが出来ない仕様となっているため、後に登場する量産機たちは数分で肉体の維持が出来なくなり、肉体が溶け落ちて絶命してしまっている。
最終局面で彼もまた、諸事情でショッカー首領の種子を失い命の危機に瀕するが10大ライダーたちのエネルギーを受けとり仮面ライダーガイアとして生れ変わった結果、一命を取り留める事ができた。
ネタバレ関連
仮面ライダーZX…コミカライズ 仮面ライダーSPIRITSでの大首領の器として生まれた180度ベクトルが異なる改造人間。
『七星闘神ガイファード』のガイボーグ
本作の敵組織クラウンのミノーによって、クラウンが世界を支配するための究極の戦闘兵士の開発を目的とする「アルティメットトルーパー計画」として設計されたサイボーグ。
常人ではその手術に耐えることができないため、強靭な肉体の人間を必要とし、性能的にミューティアンを超えるものではなかったために、量産型のファングが戦闘員、ガイボーグは上級戦闘員として運用されていた。
ファラーに寄生されていることに気付かずガイボーグに改造したことでガイファードが誕生したことから、
クラウンではガイボーグとミューティアンを合体させる実験が行われ、ガイファードの回収ではなく抹殺にシフトした改造型ガイボーグ801を経てデスファード、メタルファード、さらに終盤にはガイアソルジャーが投入される。