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「大首領ある限り何度でも甦る!!下等な人間の魂などもとより持ち合わせておらぬわ!!」(仮面ライダーSPIRITSより)


概要

最凶の軍団

ブラックサタン壊滅後に現れた新たなる敵組織。

構成メンバーは世界的に有名な魔物や不死者の末裔であり、彼らはただでさえ人間を凌駕する力を秘めているが、超科学による改造手術を受けて恐るべき改造魔人と化している。

元々が人外であるため、人間種を改造した改造人間怪人よりも遥かに強力な存在である。


改造魔人たちはそれぞれが直属の戦闘員を率いている。その目的はブラックサタンと同じく世界征服であり第一目標として日本制圧を目論む。まずその手始めとして邪魔になるであろう城茂ことストロンガーの打倒を優先することとなる。

特筆すべきは、メンバーが全員大幹部級の実力者である事で、組織の規模はそれまでの組織に比べて遥かに小さいが、逆に戦闘力は歴代最強を誇り、ストロンガーの電気技を吸収かつ跳ね返してしまうなど、その存在はブラックサタン大首領ですら戦慄するほど(また彼等は当初、ストロンガーのことを「たかが改造電気人間」と軽視していた)。

しかし組織の発起人のジェネラルシャドウが提案した「ストロンガーを倒した者がリーダーとなる」というルールの下、完全な実力主義を掲げており、各自のプライドの高さと相まって、協調性・結束力が皆無で、共同戦線で組むことは稀である。そのため、ストロンガー打倒を巡って味方を妨害したり、時には謀殺を図るなど激しい内部抗争が繰り広げられ、それが原因でストロンガーを倒すチャンスを逃してしまい、敗北することが多かった。


その結果ストロンガーの超電子人間へのパワーアップを許してしまい、逆に壊滅寸前にまで追い込まれてしまうが、マシーン大元帥達第二陣によって組織は再編成され、ジェネラルシャドウに代わり彼が組織の主導権を握り、目的をストロンガー打倒から日本征服へと変更した。

第二陣はストロンガーへの攻撃だけでなく首都壊滅等の破壊活動に重点を置き、日本壊滅侵攻計画を発動したが、ストロンガーや世界各国から帰国した6人のライダーの活躍によって次々に作戦を阻止される。最後はデルザー軍団大首領の力で復活した再生怪人達と共に7人ライダーに最終決戦を挑むも、ストロンガーと歴代ライダー達の猛攻の前に敗れ去った。


しかしデルザー軍団を裏で操っていた黒幕・岩石大首領がライダー達の前に姿を現し、ショッカーからブラックサタンまでの全ての組織を操ってきたと宣言。一時は7人ライダーを圧倒するが、最後は体内に潜入されて自身の正体を知られたため敗北を認め、7人ライダーを道連れ自爆を図るが、すんでのところでライダーたちは脱出してしまい、失敗に終わった。


立花藤兵衛「終わったのか…長い長い戦いが…」


ついに長く苦しい仮面ライダーの地獄のような戦いは終わりを告げた、はずだった…。


仮面ライダーSPIRITS

大首領直属の魔人軍団として登場。

この作品で暗闇大使が復活させた歴代組織の大幹部は(特殊な方法を用いて再生させた地獄大使を除き)生前の魂を持たないとされるが、デルザー軍団だけは元が人間でないためか(ジェネラルシャドウ曰く最初から人間の魂を持たないらしい)生前の人格記憶を保持している。

全員がその魂は「大首領と共にある」と誓っている。しかし、プライドの高さは相変わらずなようで、「より多くのライダーを葬った者が軍団の実権を握る」というシャドウの提案でライダーたちと戦っている。

鋼鉄参謀仮面ライダー2号との決闘中に、ドクロ少佐に手を出されて怒る事や、岩石男爵が妙な日本語を使っている事など、性格も以前とまったく変わっていないようである。


構成員

デルザー軍団は全員が大幹部級の実力者であり、各々が個別の戦闘員を率いている。


デルザー軍団及びショッカー~ブラックサタンまでの組織を操っていた親玉


第一陣


第二陣

 第二陣として現れた3人は、改造魔人とも一線を画す『半機械魔人』(作品によっては「半機械人」)と呼ばれている。


石ノ森章太郎氏のラフ画には、ジェットコンドルやドラキュラ伯爵、ミミズミイラといったアイディアも記載されている。

放送当時、児童向け雑誌に連載されていた成井紀郎氏の漫画では、アンコウの頭部をもつ怪人(名称不明)ほか、数体の半機械人が登場していた。また、この漫画作品においてはデルザー軍団の第二陣はタルタロス星人ベースの改造人間という設定になっている。後の組織に似たような奴等がいたような…


『ストロンガー』終了後の特番では、デルザー軍団の紋章を掲げ、改造魔人らを再生させた暗黒大将軍なる人物が登場しているが、その実態は明らかになっていない。


余談

ストロンガーのことを「たかが改造電気人間」などと侮っているが、二世代ほど前の深海開発用改造人間はブランクとヨロイ騎士の先祖を改造したと思わしき怪人を破っていたりする。しかもダブルライダーさえも伝説の存在と抜かしていたりとこうした改造人間に対する慢心が彼らが敗北した理由の一つと見る事ができる。


なお、今日では他のライダーとクロスオーバーする事は珍しくないが、クロスオーバー前提の世界観の場合、彼らと仮面ライダーキバに登場した魔族との関係がどうなっているのかは謎である。彼らとモチーフが共通する種族は次の通り。


また、組織としてのデルザー軍団としては壊滅済みだが、ジェネラルシャドウの故郷だという「魔の国」の詳細と壊滅したかどうかは作中では明かされずじまいであった。少なくとも怪物たちの子孫が存在する国だという事は窺えるが、もし魔の国そのものが健在だった場合、魔の国の残党によって第二のデルザー軍団が蘇る可能性も考えられるが…?


関連タグ

仮面ライダーストロンガー デルザー軍団戦闘員


アクマイザー3:デルザー軍団の「人類から魔人と呼ばれ恐れられてきた者達の末裔が改造を施された」という設定が、主人公および敵の種族であるサイボーグ民族アクマ族の設定と似通っている。

ネロス帝国超人機メタルダー):劇場版で帝王ゴッドネロスメタルダーを倒した軍団に帝国を任せると言って競わせている。TVでも放送期間が短縮されなけばクールギンバルスキーが帝王の後釜を狙って争う予定だった。

次元戦団バイラム鳥人戦隊ジェットマン):明確な首領が不在(ただし、中盤に登場する)で、ヒーローを倒した者がボスになるというルールを定めた点、そしてチームワークが壊滅的に悪い点が共通している。メインライターが伊上勝氏の息子の井上敏樹氏であると言う数奇な縁も見逃せない。

冥府十神魔法戦隊マジレンジャー):人数は少ないが、彼等の実力は従来の作品の首領クラスであることから、比較の対象に挙がりやすい。

スーパーロボット大戦R:「ラウンドナイツを滅ぼしたものが、人類征服後の地球の主導権を手にする」というプリンス・ハイネルの提案に基づき恐竜帝国ミケーネ帝国キャンベル星人ボアザン星人が暗躍する。

ロックス海賊団:利害の一致で結成される、後に名を上げる大物が多数所属、殺し合いが日常茶飯事なほど協調性・結束力が皆無など共通点が多い

星十字騎士団:終盤に登場する敵対勢力で、構成されているメンバーが全員桁違いの実力を持ち、お互いに仲が悪いのが共通する。


瀬戸の花嫁:第17話で登場した埼玉番長軍団がデルザー軍団そのまんまだったため、物議を醸した。



ブラックサタンデルザー軍団ネオショッカー

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