概要
『仮面ライダーアギト』に登場する警視庁内のユニット。警視庁未確認生命体対策班(SAUL)内に編制されたG3システムの運用チームである。
新たな未確認生命体は2年間現れず対策班自体の存続が危ぶまれていたが、「アンノウン」が出現したことにより本格的に稼働するようになった。
最終決戦後に解散し、後進のG5ユニットに業務が引き継がれている。
構成メンバー
冬服と夏服(第18~34話)の2種類の制服を着用する。
G3開発者にして司令官。
仮面ライダーG3及び仮面ライダーG3-Xの装着員。
オペレーター。TVSPでは仮面ライダーG3マイルド、TV終盤ではG3を装着した。
捜査一課所属だが、氷川から装着員の座を一時的に奪ってメンバーとなる。終盤では尾室とともに新体制のG3ユニットを担当した。
- Gトレーラーのドライバー
確実に存在するはずだが顔も名前も不明。
関係者
氷川の要請によりG3-Xを1度装着した。
劇場版に登場。自衛隊からの研修生としてG3ユニットに参加したが、本当の目的はG4システムの設計図を盗むことだった。
他作品におけるG3ユニット
『仮面ライダーディケイド』
「アギトの世界」にて登場。
G3開発者及びユニット班長は八代淘子。
G3-Xを用いてグロンギと戦っていたが使いこなせる者がおらず、世間からもその過剰戦力振りから非難の対象となっている。
古屋隆広が装着員を辞退した後は、一般応募で海東大樹と小野寺ユウスケを採用している。
両名ともG3-Xを装着したが、バッファローロード撃破後は、かつてのメンバーだった芦河ショウイチが復帰した(完結編ではSAULの制服に身を包んでいるショウイチの姿が確認できる)。
『小説 仮面ライダーアギト』
当初からアンノウン対策のために組織されている。
エピローグでは北條透の発案によりG3が量産化され、30体以上のアンノウンを撃破する活躍をしている。
『仮面ライダージオウ』
『アギト』本編終了後の時系列。
G5ユニットではなくG3ユニットが登場している。リーダーは尾室隆弘。
G3システムの最新型への研究などは引き続き行われているようだが、アンノウンの攻勢が終結した今の時代において、いったいどのような事態を想定して運用がなされているかは劇中では具体的なことは語られておらず不明(一応、過去改変されていないライダーの怪人や本編同様にアギトそのものという可能性もある)。
余談
制服をデザインしたのは『アギト』のクリーチャーデザインを担当した出渕裕。