深海理沙
ふかみりさ
演:小沢真珠
このキャラクターは、その所業故にアンチが非常に多く、時折過剰なキャラヘイト表現や、「似たような人物」など本来の記事内容の趣旨からズレた書き込みが行われる事があり、それが原因となって編集合戦へと発展する事も多々あります。
原則中立性のある記事を保つ為、そして無益な編集合戦及び、演者への風評被害を防ぐ為にも、そういった悪意を含んだ書き込みは極力控えるよう、お願い致します。
陸上自衛隊八王子駐屯地所属・一等陸尉。年齢25歳。超能力者の保護と育成も行っていた。
G3ユニットに研修として加入するが、尾室隆弘を泥酔させてGトレーラーのコンピューターのパスワードを聞き出しG4の設計図を盗み出す。
その後程なくしてG3ユニットを去り、2ヶ月後には自衛隊の元でG4を新造し指揮を取っていた。
その性格は、「国防」を名目にして利用できるものは何でも利用し(小沢曰く「人間をG4の餌にする」)非人道的な行為も「必要悪」と開き直り、それによって如何なる犠牲が出ることも躊躇わないという、小沢を悪い方向に極めさせたような「歪んだ正義」という言葉をそのまま体現したマキャベリスト。
その本質はまさに『女王蟻』の如き唯我独尊な人間。ある意味では平成ライダー史上初の“怪人並かそれ以上に悪辣な人間”と言っても過言ではない。
超能力者の保護活動も、実際にはG4を強化するための、超能力者の予知能力を利用した「ESPシステム」(小沢の設計にはなく深海の後付け)の素体確保である。
その手段に関しても、保護とは名ばかりでほぼ拉致に近いやり方で行っていた。
アギトが『人間』を守っているなら、彼女は『国家』を守っていると言えよう。
自らが手がけたG4システムを盲目的に心酔する一方で、人間の力を軽視したのが仇となる形で、G4がパワーダウンした事で、クイーンの死によって暴走を始めたアントロードの大群の侵入を許してしまう。
それでも部下を盾に自分一人逃れようとするが、結局大量のアントロード達から逃げ切る事はできず、最期は壮絶な断末魔の叫びを上げながら、全身を貪られ喰い殺されてしまった。
アントロードのこの行為は「通常のアンノウンなら禁を破って『闇の力』に制裁される」はずなのだが、作中では何故か一切の制裁を受けている描写が存在しない。その為ファン達からは「闇の力すら見放す所業」と形容されている。(もちろん彼女がどんな悪党だろうと人間を深く愛している『闇の力』がこの行為を許すはずはないので、襲った直後に全匹まとめて粛清されたのは間違いないだろう)。
己の信ずる“正義”、そして自分の命を守る為に、全てを働き蟻の如く利用し、切り捨てた『女王蟻』の末路は、無数の働き蟻(の怪人)達に寄って集られ、その贄となるというあまりに皮肉ながらも因果応報な最期だった…。
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