「あのね、正しいって言葉を簡単に使うほうが危ないから。」
演:藤岡沙也香
概要
『仮面ライダーリバイス』の登場人物。フェニックス・スカイベースに勤務する女医。
髪の毛の下の方だけオレンジがかっているという独特のファッションをしている。
体調不良を訴える門田ヒロミを検査した結果、体内年齢が80歳になっている事実を彼に伝え、仮面ライダーデモンズへの変身禁止令を言い渡した。
その後もジョージ・狩崎や五十嵐大二とともに、赤石英雄のせいですっかり腐れきってしまったフェニックスの唯一の良心として登場、時には大二を諭すなど大人な一面を見せていた。
ある日見えない何かと会話する赤石の姿を目撃し、赤石の秘密を突き止めるべく長官室へ侵入するも、そのまま消息不明になってしまった。
その後同じく長官室に突入した大二によって無事が確認されたものの、侵入時に赤石の持つギフの力を目の当たりにし、さらに真相を聞かされたことで人類の未来に絶望。
すっかり生気を失った状態となっていた。
最終的にギフによってギフデモスへと変貌させられた。
まさかの展開(以下、ネタバレ注意!!)
心が折れ悪魔化し幾度か長官の策で暴れまわっていたものの、実は人間としての自我はまだ残っており、一輝との戦いの最中に『ギフを倒すにはギフの力が必要』と精神力を振り絞り助言を残す。これを受けた一同とウィークエンドは、彼女の体内からギフ細胞を取り除き、彼女を救出しつつギフ打倒の手がかりを得ようと作戦を決行、一輝とさくらが長官の隠れ家に乗り込みギフデモスとヘルギフテリアンと激突、バリッドレックスバイスタンプの力で氷漬けにし動きを止めるまでは成功するもヘルギフテリアンとの戦いに気を取られている隙に用済みと言わんばかりに赤石長官の手によって止めを刺される。
その直後に事態を聞いて駆けつけた大二の手の中で息を引き取るのであった。
この悲惨な顛末は一輝たちにとって非常にショックな出来事だったためか、彼女について語られることは一切なかった。
余談
- 公式によると彼女は「某近未来SF警察アニメに登場する金髪にくわえ煙草の似合う分析官」がモデルとのこと。
- 御子柴を演じた藤岡は、『烈車戦隊トッキュウジャー』第25駅にて、シンデレラ役で出演しており、ニチアサ作品への出演は2回目、仮面ライダーシリーズへの出演は初となる。
関連タグ
深沢小夜子:仮面ライダーシリーズで同じく悲劇に見舞われた女医。
緑川弘:恐らくモチーフとされたキャラ。こちらも敵によって殺害され、目撃者が主人公に冤罪をかけるというものである。(こちらは翌週に冤罪が晴れたが)