演:宇治清高
概要
『仮面ライダーリバイス』に登場する人物。政府特務機関フェニックスに所属する分隊長で、門田ヒロミや元隊員であった山桐千草とは同期に当たる。
彼らと同じく、実直かつ真面目な性格だが序盤で醜態を晒してしまい、若林司令官を守ることができなかったヒロミに何かときつく当たっており、「お前に司令官や仮面ライダーになる資格はない!」と断言してしまっており、彼に「デモンズドライバーを俺に渡せ!」と迫る。
だが、実は誰よりもヒロミの身を案じており、最近彼の身に起きている不調に違和感を覚えていたことから戦いから遠ざけようと行動していた。
ヒロミがフェニックスを脱退した後も交流はあったようで、ヒロミは彼に頼んでスカイベース内の更生施設にいた人々を地上基地へと避難させていたらしい。
Vシネクスト『リバイスForward』にも登場。
どうやらフェニックスの崩壊後もなんとか九死に一生を得たようで、その後はブルーバードの副隊長として大二やヒロミをサポートしている。以前からヒロミの関係も修復されたらしく、彼が指名手配の身になった時も狩崎と並んでヒロミの潔白を信じていた。
大二がアリコーンの幹部である染井俊一郎の尋問してる時にも同席しており、ブルーバード側の尋問に一切応じない染井に対して、苛立ちながら詰め寄った大二の静止をして落ち着くように促したり、アリコーンを引き出すため染井を餌とした取引現場にも部下を引き連れて裏で待機しており、トランザムザになるもエビリティライブに倒された幹部二人の拘束を行う、ヒロミと瓜二つの存在にツーサイドライバーを破壊され動揺した大二の元に駆け寄る等と、大二と共に行動してる描写が多い。作戦終了後もロッカールームで頭を冷やしてる大二に「あとは任せろ」と大人としての余裕を見せている。
ゲストキャラが本編後の外伝作品に出演するのはかなり珍しく、なんなら本編よりも『Forward』の方が直接の出番が多いぐらいである。
余談
演者の宇治氏はショウ/ウルトラマンビクトリー役で特撮ファンにはお馴染みだが、仮面ライダーシリーズでは『仮面ライダーフォーゼ』第5-6話ゲスト出演及び劇場版に友情出演して以来約10年ぶりの出演となる。
ちなみに、ビクトリーのウルトランスは「生物の特徴を武器として具現化する」という点でどこかデモンズのゲノミクスチェンジに似ていたりする。