演:文音
概要
夏木ユリ子は、『仮面ライダーリバイス』のスピンオフ作品である『ガールズリミックス』に登場する人物。自らを「夏木花の姉」と名乗っているが果たして…。
余談
- 演者の文音氏は、女優・志穂美悦子氏とアーティスト・長渕剛氏の娘であり、特撮作品には『ウルトラマンオーブTHE_ORIGIN_SAGA』にて出演経験がある。
- 「ユリ子」という名前は、おそらく『仮面ライダーストロンガー』の登場人物・岬ユリ子/電波人間タックルが元ネタかと思われる。
- ちなみに、平成二期以降の女性ライダーが数多く登場する『ガールズリミックス』であるが、夏木ユリ子と同じく岬ユリ子の名前を元ネタとする美咲撫子/仮面ライダーなでしこは登場していない。(メタ的な事を言うと、演者の真野恵里菜氏が海外を拠点にしていることが理由と思われる。)
- 更に今作にはストロンガーの敵組織であるブラックサタンが登場しており、何か関係があるようだ。
- なお小説作品『仮面ライダー1971-1973』には同じ元ネタのキャラクター美咲百合子が登場するが偶然か否か彼女は少女結社サクラのリーダーを務める。
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ネタバレ
その正体は警視庁やA.I.M.S.も追っていた電波人間であり、秘密結社ブラックサタンの一員である電波人間ブラックタックルにしてブラックサタン幹部ミスタイタンの娘。つまり、花との血の繋がりなどなく、本名は「黒江ユリ子」という女性。
彼女の真の目的は花を誘い込み、自分は血族だということに物を言わせ洗脳させることによりブラックサタンの傀儡にすることだった。
終盤、本性を現し、ミスタイタンの命でブラックタックルとして花達と対決。
花が変身した仮面ライダーアギレラとの戦いは序盤こそ圧倒するも、花がさくらに救われた事を振り返って奮起し、次第に苦戦していく。
それを見て愛想を尽かしたミスタイタンから廃棄処分を宣告、同時に最終手段の行使を命令されてしまい、周囲全てを破壊する自爆技『ウルトラサイクロン』を発動する。
自爆する直前、花に僅かな時間を共に過ごせた事を感謝するが、自爆を良しとしないさくらにヘルメットを抑え込まれ、その間に花がクイーンビースタンピングブレイクでヘルメットを破壊、自爆を免れた。
さくらと花を始めとした女性ライダーたちの活躍によりブラックサタンの呪縛から解放され、事件後、さくらと花に背中を押されてこれまでの過ちを償うべく生きることになった。