概要
文字通り、本当の姉でないにもかかわらず姉を名乗る不審人物のことである。
初出はスマートフォン専用アプリゲーム『Fate/GrandOrder』に登場するジャンヌ・ダルク(水着)のプレイヤーからの愛称の一つで、作中でもジャンヌ・オルタ(水着)がそう呼ぶシーンがある。
ジャンヌの場合
普段の彼女はお淑やかで真面目な優等生ポジションのキャラなのだが、2018年の水着イベントにて水着霊基になった際はやたらはっちゃけるようになっていた。
そして多くのマスター達を戦慄させたのが「ファミリーフラッグ」のシナリオ。妹と呼ぶ自らの別側面とそのリリィ化した姿の二人に新たに弟/妹としてマスターを紹介するジャンヌだったが、認めようとしない二人に対してなんと実力行使で認めさせようと試みた。
結果二人はマスターを弟/妹と思い込み、翌日までその認識は続いたままだった。
このシナリオは彼女の普段からは想像できないカオスっぷりとバーサーカー並の狂気がふんだんに詰め込まれた話であり、それらを存分に味わった人たちがネタとして、それと幾分かの畏怖の念を込めてこのように呼ぶようになった。
お前は何を言っているんだと思った方へ。
ぶっちゃけ殆どのユーザーが分かってない。
彼女がどうしてこんなことになったかは、この人の口から聞き出すか当該イベントを参照されたし。
そして悲劇はパワーアップする。
ぐだーず「デジマ何考えて生きてるの、あの聖女!?」
ベガスにてサーカスが目玉のカジノ「シルク・ドゥ・ルカン」のオーナーとして激突……するのはいいのだが自称姉の思い込みで狂化しており、マスターを弟or妹に洗脳するという危険すぎる能力「姉ビーム」を引っ提げて再登場。
そして自称姉の思い込みとは別に、連れのイルカが何故か「あそぼ」と言ってくる空飛ぶジョーズに謎のバージョンアップという暴挙に出た。
これにはマスターは勿論、マシュも北斎も武蔵も上の妹もすまないさんも所長も皆真っ青である。
ツッコミ不在の恐怖ならぬツッコミ不能の恐怖。
余談だが、翌年の夏の特異点でよりにもよって姉を名乗る不審者は、一人前のレディとなったジョーズを野に返すという更なる暴挙に出た。
更にその後のイベントでは、ストーリーに無関係かつ不在にも拘らず「姉」というワードが出ただけで青空に上の妹と幻影として登場したり、それどころか姉を名乗る不審者本人が何の脈絡もなく現場に突然現れたりしている。
某コラボイベントのフリークエストでは、同位体である筈の彼女まで妹扱いされだした。おい誰か止めて差し上げろ。
ちなみに2021年夏に追加された要素「アペンドスキル」では水着ジャンヌのそれは「対バーサーカー攻撃適性」となっており、ピンポイントでジャンヌ・オルタ(水着)をターゲットにしている。(ちなみにあちらの固有スキルは「対アーチャークリティカル発生耐性」であり、これまたこちらをターゲットにしている)
端から見れば狂人と取られても仕方ないジャンルではあるが、近年では別作品でも該当する人物が何故か多発している一大ジャンルとなっている。
徵側「これが…怪談なんでしょうか」
それから2023年までは比較的大人しかったが、2024年に入って新たな展開を見せる。ルーラーのジャンヌにも姉属性が入っていることがわかったためだ。
盈月剣風帖のフリークエスト90+「怪異退治 神奈川湊 違法からの来訪者」の3wave目に出てくるジャンヌの名前は「新たな妹の予感 聖女ジャンヌ」。ここでいう新たな妹とは地右衛門の精神汚染で変貌した槍ジャンヌのことで、遂に(ルーラーと水着じゃない)自分自身の別霊基も妹として認識してしまった。もう姉の暴走は止まらない……。
対抗手段は
- 母なる者:ベガスにて目には目を歯には歯を、そして姉には母をと言う無茶苦茶な理論で対抗策として招き入れた助っ人。「勝った方が我々の家族になるだけです。」
しかしこの対処法にはある問題が…。
二次創作での対抗策。しかしこちらも弟扱いされる可能性が高いため、止められる確率は五分五分。
明確な対抗策だがこちらも地獄になるのは確定である。
余談
二次的なスラングネタと思われがちだが、実はイベント作中で出た台詞である。
実際のシーンでは姉絡みしてくるジャンヌに対し、ジャンヌ・オルタの塩対応から出た発言だったのだが、当人の存在が本当に不審者めいた存在感になったことと的確なパワーワードであったために広まったものである。
その他の該当人物
関連イラスト
関連タグ
- 藤丸立香:主な犠牲者(?)の1人…だったが、あるイベントを境に彼/彼女自身が兄/姉と化すケースが現れ始めた。