概説
金髪ぐだとは、スマートフォンアプリRPG『Fate/GrandOrder』の主人公の姿の一つである。
登場は期間限定イベント「聖杯怪盗天草四郎 ~スラップスティック・ミュージアム~」から。
とある微小特異点である美術館に特異点聖杯が所蔵されており、カルデアの一同はこれを回収することになる。
しかし美術品として所蔵されてしまった聖杯を、そのまま譲ってもらうことはまず不可能。そこで藤丸立香のサーヴァントの一騎である天草四郎が一計を案じて「聖杯の盗難」を思いつき、ほかのサーヴァントと連携し、聖杯を盗み出す準備を始める。
このとき立香が担当したのが、外見の幼いサーヴァント・ボイジャーの兄/姉という役割で、ボイジャーを立香の護衛にしつつ、既に面が割れている立香の姿をごまかしながら美術館の周辺と内部を鑑賞という名目で探索することになった。
その処置に、立香の髪をヘアーカラーの類いで金髪に染め、カラーコンタクトで碧眼にすることで、ボイジャーと兄弟/姉弟と名乗って怪しまれないよう細工した。
なお、「ボイジャーの兄/姉を装う」という理由からなので、ぐだ子のみ髪染めに加えてカラコンで目の色を青くしていることに注意。(事実、選んでいる性別によって天草との会話内容が変化する。ぐだ男は元々碧眼だったため目に細工はしない模様)
残念ながらグラフィックとして拝むことはかなわなかったものの、その展開にテンションの上がったプレイヤーは数知れず。Pixivでもさっそくファンアートとして、ボイジャーとのツーショットを描いた作品が投稿された。
マスター礼装としての実装を望む声も少なくない。
その他
- 通称は藤丸立香のファンからの通称「ぐだ男/ぐだ子」が金髪になったことから。
- ちなみにぐだ男の場合、デザインが「『Fate/staynight』の遠坂凛を男にしたら」という想定のものなので、今回の件で『Fate/EXTRA』サイドの遠坂凛(通称金髪凛)デザインも押さえたことになった。
- また、『虚月館殺人事件』のノベライズ版では、金髪碧眼になったぐだ男に似た人物「リッカ・フジマール」が登場していた。挿絵にも描かれているため、こちらのイメージも大きく影響しているだろう。
- ぐだ子の場合、イラストにするとマスター礼装「アニバーサリー・ブロンド」を着用する投稿が多い。これも『Fate/staynight』のセイバー(アルトリア・ペンドラゴン)が金髪碧眼の美少女であるため、絵面として相性が良いからだろう。
- ボイジャーは原作である『Fate/Requiem』でマスターである宇津見エリセからも庇護対象にされている。
- そのこともあって、イベント中のボイジャーとの日常会話でエリセの融通が利かない性格について不満を漏らす場面もあった。 ……そのえりちーがこの状況を見てどう思うやら。
- ちなみにこの際の会話で、立香にとって忘れがたい恩人にも少し触れている。そのせいで、不意打ちを食らってもんどりを打つマスターが続出した。
- なおFGOにおいて疑似兄弟/姉弟は、ファンからするとあるサーヴァントのせいで警戒すべき事案でもある。
関連イラスト
関連タグ
脹相(呪術廻戦):近い時期の作品の登場人物。
「全力でお兄ちゃんを遂行する!!」「どけ!!!俺はお兄ちゃんだぞ!!!」と兄関係の名言(迷言?)でネタが絡むこともしばしば。