高田唱
たかだしょう
ネタバレ注意
オルテカが脱走した真の黒幕で狩崎が管理していたギフの瞳を盗んだ窃盗犯であり、狩崎の掲げていた「人類仮面ライダー化計画」を意図的に炎上させた。
高田に何かあると思っていた狩崎は、わざと自身のパソコンのセキリュティレベルを下げて泳がせていた。
高田が、オルテカの脱獄を手引きしたのも、オルテカが集めたデッドマンズの信者を食い物にするためであったことを理解した。
高田がギフの瞳に手を出す所業に出たのは、かつて狩崎の父である狩崎真澄と共に悪魔についての研究を行っていた際に「君には荷が重いから来なくていい」と突き放されたことがきっかけだった。そして、『Birth_of_Chimera』の時期に狩崎がジュウガドライバーの前身であるキメラドライバーを作ってた時に狩崎の手元にあったギフの瞳を見たことで悪魔の囁きに触れ、ギフの瞳を取り込む形でギフと契約。かつてデッドマンズがギフと契約したギフテクスとは異なるホモ・ギフテクスになった。
劇中では、旧知の仲である真澄の事を「クズ野郎」と罵り、狩崎と親交のある五十嵐家を「化け物家族」と罵ったことで狩崎の逆鱗に触れてしまい、仮面ライダージュウガと交戦。助手の斉川勇生、春山ミチルの2人に手を貸すよう命令するものの、夏木花と門田ヒロミによって逮捕されてしまう。そして、プラナリアバイスタンプを押印したジュウガによる「プラナリアイッテイーヨアタック」による攻撃を喰らい、窮地に立たされるとオルテカに対して「脱獄させてやったんだから言うこと聞け」と命令するが、興味は無いと言わんがばかりに拒絶され、狩崎に「アンタはダディどころか私にすら遠く及ばない凡人」と一蹴された上に「アメイジングフィニッシュ」を喰らい、撃破された。ギフの瞳も燃え尽きて、ブルーバードに逮捕され、連行される前にオルテカに対して言うことを聞かれなかった文句を言いつけると、彼からも「頭を垂れろ。凡人が。」と一蹴されてしまうという自身のこれまでを否定される哀れな結末を迎えた。(連行される際にオルテカに一蹴されるざまを見て狩崎にいい気味だねぇと言わんがばかりに笑われている。)
また、狩崎の口からジュウガドライバー窃盗未遂及びオルテカの脱獄の手伝い並びにギフの瞳の窃盗以外にこれまで多くの科学者から研究を盗んでは自分の物のようにしてきたことが語られている。
前編で高田がジュウガドライバーのアップデートを強要した際にも狩崎が先客がいると言って強引にラボを退いたのもこういった犯罪経歴を知ってたからと思われる。
余談
演者の今井氏は本編にてギフのスーツアクターを担当しており、まさに高田を演じるにふさわしいキャスティングと言える。
名前は高田繁に由来すると思われる。
なお、青年期の高田を演じた岡田氏は本作がJAE所属タレントとしての最後の作品になった。
真の関連タグ
蛮野天十郎:マッドサイエンティストかつ優秀な科学者の研究成果を悪用した悪役繋がり。
市村景孝:『リバイス』のVシネマに登場したマッドサイエンティスト。彼もまた「人類の新たなる生命体への進化」という思想に取り憑かれていた。
ウェル博士:彼同様に研究の成果を悪用して他者を苦しめた者繋がり。