概要
ギフの瞳とは、仮面ライダーリバイス及び『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア』に登場する謎のアイテム。「ギフ」の名を冠している事からギフに関係する物と思われるが詳細は明かされていない。
計3つ存在しており、1つは赤石英雄が所持しており(より正確に言えば掌に埋め込まれている)、残り2つはどちらもキメラドライバーに内蔵されている。そのうち1つを強奪・管理していた外海雅人曰く、「悪魔を宿主から強制的に分離させ、その本能を解放させる(力を持つ)」とのこと。
実際にハイジャック犯の一員をギフテリアンに変貌させた他、バイス・カゲロウ・ラブコフが暴走状態に陥った。
最終的に、赤石の瞳はホーリーライブに撃ち抜かれた彼諸共崩れ去り、アヅマのキメラドライバーに内蔵されていた瞳も消滅。ドライバーの開発者が所持していた瞳はドライバーに装備された上である人物の手に渡ったものの、再びドライバー共々開発者の管理下に置かれた。
なおドライバーに埋め込んだ分については溶ける様に入っていたため、取り外しが効くのかどうかは不明となっている。
Birth of Chimeraでは
予告に既に映されていた。冒頭、ドライバーの稼働テスト失敗で現れたシックが宿主からこれを強奪しているシーンが描かれており、その後の顛末は上記の通り。
外見
「瞳」という名称の通り、生物の眼球のような形状をしている。大まかな大きさはピンポン玉と同程度。
本体部分を覆うような白い外殻と、そこに空いた穴から本体の黒色が覗き、全体的に白と黒の真鱈模様に見えるのが特徴。
虹彩に当たる箇所は金色、瞳孔にあたる部分は青くなっており、その奥にはギフスタンプの紋様が小さく映っている。
商品化?
プレミアムバンダイから発売予定のギフスタンプに、『ギフの瞳ステッカー』と題して赤石の掌のものを再現できるステッカーが付属する。
余談
累計3つという数は、仮面ライダーのOシグナルの別名・第三の目を思わせる。
関連タグ
ゴーストアイコン:仮面ライダーシリーズに登場する、目玉をモチーフにしたアイテム。
この先、本編終了後のネタバレ注意!
本編後のスピンオフである「仮面ライダージュウガVS仮面ライダーオルテカ」でまさかの再登場。
本作の黒幕のある人物が狩崎の研究室から盗み出し、ホモ・ギフテクスへの変貌に使用した。
なお、回想の時系列が入り乱れているため分かりづらいが、本作で登場したギフの瞳は「バトルファミリア」にてオルテカが使用したキメラドライバーに内包されていたものと思われる。
事の次第としては、
1.高田が狩崎に接触、キメラドライバーの開発を行っていた時(おそらくBirth of Chimera以前か)にギフの瞳に目をつける
2.二つのギフの瞳のうち、アヅマが所持していたものは消滅、オルテカのドライバー内のものは狩崎に回収され、キメラドライバーをジュウガドライバーにアップデートする際にドライバーから取り外される
3.狩崎の研究室に保管されていた瞳を高田が盗み、体内に取り込みホモ・ギフテクスに変貌
4.その力をもってジュウガVSオルテカ本編で暗躍
といった具合だと思われる。
その後、ホモ・ギフテクスが仮面ライダージュウガに撃破されると同時に、最後の瞳が消滅。ギフの遺した呪いは、この世から完全に去ることとなった。
余談
・上記の推測が正しかった場合、キメラドライバー及びジュウガドライバー内のギフの瞳は着脱が可能ということになる。
・本編終盤にて、狩崎は「ギフの遺伝子の駆逐」を掲げていたが、今回のスピンオフにて自らの手でギフの遺産である瞳を破壊したことにより、図らずとも当時の伏線を回収した形になっている。