"Attache case opens to release the never missing bow and arrow."
概要
携行武器「アタッシュウェポン」の1つで、アタッシュケース形態から展開して刃のついた弓となる。
元々はA.I.M.S.が開発していた遠近両用の新兵器だったが、滅亡迅雷.netの襲撃時に強奪され、以降は仮面ライダー迅と仮面ライダー滅が使用する。
第10話ではアタッシュカリバーを奪われたゼロワンが迅が落とした物を拾い使用したが、飛行する迅には一発も当てられなかった。
第36話から登場した仮面ライダーアークゼロはアークドライバーゼロからの生成能力を持ち使用している。
第43話で仮面ライダーアークワンにより破壊されたが、続く第44話にてアークスコーピオンに変身した滅によって再生された。
起動時の英語は「百発百中弓矢を解放するためにアタッシュケースを開く」というニュアンス。
形態
- アタッシュモード
展開前の状態。防御力が高く、盾としても使用される。
- アローモード
アローライズ！
展開状態。遠距離攻撃だけでなく、（ライダーでは出来ない方が逆に珍しい程に当たり前になりつつある）両端の刃を用いた近接戦闘も可能。
貫通力の高い矢はエネルギー消費量に対する破壊効率が高く、かつ隠密性も高い。
必殺技
弓必殺技と刃による剣必殺技の2種が存在する。
発動箇所はそれぞれ手前のレバーとグリップのトリガー。
- カバンシュート
チャージライズ！ フルチャージ！
一度アタッシュモードに戻し、再度アローモードに展開する事で発動する弓必殺技。
第28話にて使用。爆炎で眩んだサウザーの背後から発射した。
最終回では4つの分身を作り出してから一斉に発射した。
『仮面ライダーアウトサイダーズ』では別作品の戦士のブロンズドライブが使用した。
- カバンスラッシュ
チャージライズ！ フルチャージ！
一度アタッシュモードに戻し、同じく再度展開することで発動する剣必殺技。
劇中未使用。
カバンシュートと異なり、プログライズキーを装填して能力を付加した場合は強化されるが音声は鳴らず「カバンスラッシュ」となる。
プログライズキーを使用した必殺技
"Progrise key confirmed. Ready to utilize."
- アメイジングカバンシュート
ヘラクレスビートルズアビリティ！
「人類は、滅び行く定め…」
アメイジングヘラクレスプログライズキーを装填して発動する弓必殺技。
ヘラクレスオオカブトの角を模した矢を放つ。
- スティングカバンシュート
スコーピオンズアビリティ！
「ラーニングによって強くなる、それが人工知能だ…」
スティングスコーピオンプログライズキーを装填して発動する弓必殺技。
強力な分裂する矢を放つ。
- ○○カバンストライク
プログライズキーを装填して上記のフルチャージを行うことで発動する弓必殺技。
劇中未使用。
- カバンフィニッシュ
プログライズキーを装填して上記のフルチャージを行うことで発動する剣必殺技。
劇中未使用。
カバンスラッシュと同じくプログライズキーの音声は鳴らない。
立体物
DXトイにてラインナップ。2019年11月2日に発売。
劇中同様のアタッシュからの展開に攻撃音と必殺技ギミックが再現されている。
変形ギミックの関係上、弓を引き絞るにはレバーがあまりにも短い。
また、スイッチの関係で剣必殺技は装填したプログライズキーと連動出来ない。
余談
この手の武器によくあることだが、弓型の武器であるにもかかわらず、名前は「アロー（矢）」である。
劇中で使用するプロップのレバーは二重三重の構造になっており引っ張ると伸び、かなり長い。
第8話からというごく初期に登場した武器であるにもかかわらず、物語中盤でも遠近両用武器として仮面ライダーサウザーを圧倒する活躍を見せ、終盤に入っても尚、メインウェポンとして使用されるなど、近年のライダーウェポンの中でも稀に見るほどの優遇武器として使用される。
同じ遠近両用武器であり強化形態武器として鳴り物入りで登場したオーソライズバスターが第14～25話で出番を終えてしまったのとは対照的である。
関連タグ
カリスアロー、ソニックアロー、ガシャコンスパロー：同じく斬撃もできる弓型武器で、アイテム連動で必殺技を発動なのも共通。ソニックアローは4号ライダーも使用しており、ガシャコンスパローは4号ライダーと紫のダークライダーも使用している。
カイゾクハッシャー：斬撃可能な弓型の武器。ユニットとの連動要素はない。
ネビュラスチームガン/スチームブレード←アタッシュアロー→土豪剣激土
