「歴史に刻まれるのは…我々滅亡迅雷.netの勝利だ」
ポイズン!
「変身」
フォースライズ!スティングスコーピオン!
Break down.
概要
スティングスコーピオンプログライズキーで変身する形態で、仮面ライダー滅の基本形態でもある。
変身の際は滅亡迅雷フォースライザーから出現したサソリのライダモデルが滅の胸を刺し、そのまま尾を軸にして背後から覆い被さる。
スペック
身長 | 188.9cm |
---|---|
体重 | 98.8kg |
パンチ力 | 13.5t |
キック力 | 32.7t |
ジャンプ力 | 15.5m(ひと跳び) |
走力 | 3.5秒(100m) |
頭部の「スコーピオンチェリセラ」での敵を解析し、破壊目的に合わせた毒の構成レシピを作成。
左腕の蠍の毒針を思わせる伸縮刺突ユニット「アシッドアナライズ」で刺突した際に生成した毒を注入し、敵を内部から破壊する能力を持っている。
機械にも有効な毒も作れるようで、トリロバイトマギアにされたアンナを瞬く間に消滅させると言う芸当も見せている。
また、そこから分岐した支管を手足に纏わせる事でキックやパンチの際に破壊エネルギーを注入し飛躍的に破壊力を高めることも可能。また、変身時に出現したサソリのライダモデルを召喚・使役する事もできる。
腕部の「フォースアーム」は腕力を4.8倍に脚部の「フォースレッグ」は脚力を6.4倍に増強する能力があり、見かけ以上のパワーを発揮する。
パンチングコングの連続攻撃を受けてもほとんど動じない点から耐久性能も高いと思われるが、こちらに関しては滅自身の実力も影響している可能性がある。
スティングスコーピオンプログライズキー
ポイズン!
サソリのデータイメージ「ライダモデル」が保存されている。カラーはパープル。
12年前のデイブレイク時点から所有している模様。
第16話では機能停止した滅に変わり、迅がアタッシュショットガンで装填して使用した。
滅が倒された後はZAIAによって回収されており、第27話で仮面ライダーサウザーがサウザンドジャッカーに使用して「サウザンドブレイク」を発動したが、仮面ライダー迅に破られ再び滅の手に戻った。
音声は同じく仮面ライダー滅が使用するアメイジングヘラクレスと同様、ゼツメライズキーに近いドスの効いたものとなっている。
必殺技
- スティングディストピア
「亡き者となれ…」
アシッドアナライズからの支管を右足に集め、至近距離からの高蹴りを叩き込む。
『ゼロワン』の他のライダー同様炸裂時には文字のカットインが入り、命中時には十字に配置された「煉獄滅殲」の文字がカットインする。
非常に撃破率の高い必殺技で、仮面ライダーアークゼロや仮面ライダーサウザーといった新たに出現した強敵相手でも決め手となった。よく見るとアシッドアナライズの針部分が敵を貫通している事がわかり、殺意は中々に高い方。
劇中ではいくつかのパターンが存在し、連続で複数の相手に放つスタイルやシンプルな飛び蹴りを放つパターンなども存在する。
劇場版では飛び蹴り版を披露。しかもその構えはなんと…。
- スティングユートピア
「ZAIAよ、滅亡せよ…!」
左手のアシッドアナライズをハープーンの要領で射出し、相手に縛り付ける。そのまま相手を自身に向かって強引に手繰り寄せ、拘束を解除すると同時に左足に毒針を巻きつけ、高蹴りで吹き飛ばして粉砕する。
炸裂時には「塵芥滅殲」の文字がカットインする。
ガンバライジングでの必殺技
- ジオウズアビリティ
アタッシュアローにライダータイミングジオウプログライズキーを装填して放つ技。
- ライダータイミングディストピア
ライダータイミングジオウプログライズキーを起動し、ジオウを呼び出してから一緒にタイムブレークを放つ。当たった時に「時空破壊」の四文字が表示される。
滅は滅亡迅雷.net所属だが、奇しくもジオウ最終回のサブタイトルは「アポカリプス」だったりする。
- スティングカバンストライク
アタッシュアローで敵を連続で切り裂き、アシッドアナライズに猛毒を込めたアッパーカットでトドメを刺す。バースト演出では更に飛び蹴り版のスティングディストピアが追加される。
ゼロワンver.
プログライズ!
Dangerous warning!スティングスコーピオン!
"Stung with fear by the power claws."
飛電ゼロワンドライバーで変身した、仮面ライダーゼロワンの形態の一つ。
ライジングホッパーから「ハイブリッドライズ」した形態であり、各部には紫色の装甲が見られる。
毒針の要素を強調していた滅から一転し、両足両腕、胸、顔の両サイドとやたらハサミの主張が激しいのが特徴。頭部には大きな毒針が確認できる。
しかも、こちらは対毒性や強力な抗体の生成能力に特化しており、毒を扱う敵相手では滅法強い。
世の中には薬も過ぎれば毒となるという言葉があるように、パンチで過剰に打ち込んだ解毒剤で体内バランスを乱れさせて倒す芸当もできてしまう。しかし、変身音に反して爪を使うという能力の記載はないし、頭部の毒針に対する言及もない。頭突きでダメージを与えるのであろうか?
滅が毒での攻撃に特化しているのに対し、こちらは対毒性能に特化しているのが特徴。同じ毒に関する能力でありながら正反対なのは何とも面白いところである。
変身音声の英文の意訳は「危険だ危ない!」/「強力な爪で恐怖と共に刺し貫かれよ」。
余談
終盤にて滅にも強化フォームが登場したが、そちらは滅の選択を考えたら、再登場してはいけない代物でもある為、本編終了後は再びこの形態メインで変身している。
他のプログライズキーで用いられる英単語はどれも現在分詞(進行形)になっているのに対し、元々"ing"を含むためか原形のままとなっている(stingの現在分詞はstinging)。
同じく現在分詞でないプログライズキーにはライトニングホーネットやガトリングヘッジホッグがある。
また、サソリは怪人側のモチーフになる事こそ多いが、意外にもライダーのモチーフとしては仮面ライダーサソード以来。
モチーフの一部に入っているものならビカソコンボ(オーズ)やゴールドスコーピオンフォーム(ビルド)があるが、前者は設定のみの存在、後者は諸事情でお蔵入りになっている。
既存のプログライズキーの音声が使用されるレジェンドライダープログライズキーに於いては、どのキーの音声の元にもなっていない。ライダーの変身に使用されているプログライズキーで音声が使われていないのは当プログライズキーとライジングホッパー、ホッピングカンガルーのみである。
関連タグ
仮面ライダーサソード:サソリがモチーフの紫のサブライダー。また、相棒の様に剣型の変身デバイスで変身する、人外が変身するなど滅亡迅雷.netそのものとの共通点が多いライダーでもある。
仮面ライダーザビー:必殺技がライダースティング。
仮面ライダーブレン:ゼロワン版同様に毒手が使える。
ゾンビフォーム:脚本家が同じ作品の紫のライバルライダーの基本形態。紫色で毒を扱う、左腕に特徴的な装備を持つ点も似ている。
デスコーピオン、スコルピオ:同じく東映出身の蠍をモチーフとした悪の戦士。
スティングスコーピオンorフライングファルコン → 玄武神話