一刀両断!ブッた斬れ!ドゴ!ドゴ!土豪剣激土!
『激土重版!絶対装甲の大剣が、北方より大いなる一撃を叩き込む!』
概要
『仮面ライダーセイバー』に登場する、大地の属性を司る聖剣。
玄武神話ワンダーライドブックを収めることで所有者を土の剣士たる仮面ライダーバスターへと変身させ、さらに別のワンダーライドブックを収めることでその力を掛け合わせた更なる形態へと変身させる。主な所有者は尾上亮。
セイバー達の片手サイズの聖剣と比べはるかに巨大な大剣で、その巨大さを生かした重々しい一撃を主軸とする。
聖なる砂で研ぎ澄まされている上に対象が硬ければ硬いほど切れ味を増す性質を持ち、変身音の通りに豪快な一撃を叩き込み、あらゆる敵をぶった切る聖剣となっている。性質的には素早いタイプの敵を苦手としているが、ブックによる派生形態の使用でこれらの弱点を緩和している。
刀身の「ゲキドソウル」にはライダー文字で『KYODAINA DAICHINO KENDE NAGIHARAE(巨大な大地の剣でなぎはらえ)』と刻まれている。
第8章で尾上がメデューサメギドによって石化した際には飛羽真が一時的に借り受けて使用した。
第32章にて尾上がズオスに敗れ、気を失っている間に神代玲花によって火事場泥棒的に回収された。
第33章ではマスターロゴスの手元に召喚され黄雷との二刀流で用いられた。
第35章で月闇によって流水ら共々封印されたが、それから間を置かずに月闇が持ち主の手元を離れたため封印が解かれ、全知全能の書復活の儀式も中断されたため尾上の元に戻ってきた。
そのため翠風や錫音と異なり尾上の手元で機能不全に陥った事はない。
第41章では刃王剣十聖刃の力で2本目の土豪剣激土が出現した。
『萬画 仮面ライダーバスター』では富加宮隼人より『ベテランの剣士でも気を抜けば自分が潰され兼ねない代物』と語られている。喧嘩番長として鳴らした当時の尾上でさえ当初はすこし持ち上げる位しか出来ず(『一瞬で体がぶっ壊れそうになった』との事)、また先代バスターである亀巳川寿和は長年の戦いの末に体を痛め、引退を考えざるを得なくなってしまった。
しかし同時に、セイバーやマスターロゴスが他の聖剣との二刀流で片手で軽々と扱っている場面や、そら君が渡されて難なく持っている場面も存在するため、これが単純な重量によるものではなく、何かしらの聖剣の力によるものである可能性もある。
全知全能の書復元の儀式においては、セフィロトの3番・ビナーの座に配置される。
立体物
2020年9月19日に発売、玄武神話ワンダーライドブックが付属。
DXの玩具にもかかわらず、一部のCSMの武器すら超える大きさを誇っている。
基本的に通常のライドブックは使用可能だが、強化フォーム用の大きなライドブックはどうやってもセット出来ない。
余談
『仮面ライダーカブト』に登場するサソードヤイバー以来となる「ベルトにならない剣型変身アイテム」で実に15年ぶりとなる。
名前は「怒号」と「激怒」からと思われる。
また、セフィロトのピナーは土星の象徴であるため、土属性の聖剣とも対応している。
なお、他の聖剣にはエンブレムに属性に纏わる能力が設定されているが、テレビ朝日公式サイトのスペック解説にはなぜかエンブレムに関する解説が載っていない。刀身の記述にある「聖なる砂」はここを源として邪気を払って何らかの効果を齎すものと思われる。
関連タグ
火縄大橙DJ銃 大剣モード>ボディが黒で、刃がオレンジ色の大剣。玩具のサイズもほぼ同じ。
タイタンソード:同じく土属性の剣。
エンジンブレード:同じく重量級の剣。
4号ライダー武器