概要
ソードオブロゴスのノーザンベースに所属する剣士の内、対応するドライバーが無い聖剣でライダーに変身する際に使用する装備の一つ。
仮面ライダーバスター・剣斬・スラッシュが装着しているベルト型武具。
後述の通り一応は「連動型の変身ベルト」なのだが、変身と同時に出現する上操作箇所が無いため「ベルトで変身している」という印象は非常に薄く、「聖剣とワンダーライドブックを使って変身した姿」という記述もあったりと、変身ベルトとしての立ち位置は微妙なところである。
中盤からはサウザンベース所属の剣士が使用する派生モデル「ロイヤルソードオブロゴスバックル」が登場した。
機能・外見
バックル右手側の横長の顕現装置「ライドスペルコンコーダ」の働きにより聖剣の覚醒に呼応して出現。同時に「ソードオブロゴスバックルベルト」によって変身者の腰に固定され、剣技の向上・身体能力の増強といった効力を持つ甲冑・ソードローブを展開して聖剣および装填したワンダーライドブックに応じた剣士の姿に変身させる(つまり変身中にベルトが出現するのではなく、ベルトが出現したから変身している)。装填したライドブックを交換した場合は、その能力を甲冑に上乗せすることができる。
顕現装置にはライダー文字で『ライダー』と彫られている
バックル本体にはエネルギー生成器「ロゴシックジェネレター」が内蔵されており、ライドブックに内包された森羅万象のエネルギーを制御・抽出。活性剤・ワンダーヴィガーを生成し、剣士や各種装備の能力を向上させる。これらの内蔵機器は外装「ガードバインディング」よって強固に守られている。ちなみにこの外装を構成する装甲材は、ライドブックの表紙などに用いられている物と同じ素材である。
ベルト左右にはワンダーライドブック携行用ホルダー「ソードオブロゴスホルダー」がマウントされている(バスターのみ装備の都合で背面にズレている)。
顕現装置が黄色、外装が黒、ベルト帯が銀と言うシンプルな配色。
変身ライダー&聖剣
玩具
2020年10月10日に「納刀ベルト DXソードオブロゴスバックル&こぶた3兄弟ワンダーライドブック」が一般販売。ソードオブロゴスホルダー付属。
土豪剣や風双剣が「変身聖剣」と銘打たれているのに、対し上述の通り「納刀ベルト」となっており、劇中同様バックルに操作箇所は無いためやはり変身ベルト要素は希薄である。
「ソードオブロゴスホルダー」は必冊ホルダー同様、火炎剣や闇黒剣のほか、特殊な音声はないものの音銃剣、風双剣(一刀流モードか二刀流モードの「裏」のみ)、煙叡剣の納刀が可能。
土豪剣激土の場合、あまりにも大きすぎて腰に提げるのは不向きな上、物理的にも納刀は不可能である(なので、このベルトを持つ剣士ではバスターが唯一聖剣を背負って持ち運んでいるライダーとなる)。
余談
- 3つのジャンルのブックを組み合わせる聖剣ソードライバー型と違い、このベルトを装着しているライダーのフォームチェンジは全て「物語」のワンダーライドブックで行われている。特に剣斬とスラッシュに関しては「物語」のブックによる重ね掛けである。
- 加えて聖剣ソードライバーのライダー達のようにフォームチェンジしてもソードクラウンや肩部分に変化はなく、腕にアーマーや武装が追加される程度(例外としてスラッシュのみがブレーメンのロックバンド使用時に限り、肩まで変化する)。
- ちなみに「動物」のブックはロゴスバックルのライダーに使用された事が無い上、基礎フォームの変身に『物語』以外のブックを使っているのはバスターただ一人。
- 偶然か否か、このベルトを持つライダーが上記の派生形態への変身に使っているワンダーライドブックは聖剣ソードライバーのライダーと比べて聖剣の属性との関連性がわかりやすいものとなっている。
- 例えばこぶた3兄弟のモチーフである三匹の子豚はオオカミが家を突風で吹き飛ばす話であり、ドラゴンイーグルぶた3の必殺技もそれに倣っている。
関連タグ
仮面ライダーバスター 仮面ライダー剣斬 仮面ライダースラッシュ
- 仮面ライダーバイス:連動型ベルト「バディバックル」によって変身する次回作のライダー。
- リュウソウバックル:ホルスターがつく・キーアイテムを三つ携帯できる・同形状の色変えアイテムがある・登場作品のプロデューサーが同じと共通点の多い戦隊ツール。
仮面ライダーセイバーに登場する変身ベルト一覧
4号ライダー変身ベルト
滅亡迅雷フォースライザー → ソードオブロゴスバックル※ → デモンズドライバー