ピクシブ百科事典

緋道蓮

あかみちれん

特撮番組『仮面ライダーセイバー』の登場人物。仮面ライダー剣斬に変身する。
目次[非表示]

「マジないわ~下っ端か!」

演:富樫慧士

概要

仮面ライダーセイバー』の登場人物。仮面ライダー剣斬に変身する。
風の聖剣風双剣翠風に選ばれた戦士で、富加宮賢人に憧れている。
「正義は強さ」「強さが正義」を信条としており、剣の腕は高い。

人物像

朗らかかつ快活な好青年。言動も無邪気で子供っぽい。
「強さ」が価値基準の指標になっているため、それと異なる考えを主張する相手は、妙に明るい表情のままで「マジないわ」の一言で切って捨てる。
これらの言動は、軍事組織ソードオブロゴスに属するが故、「強くなければ役目を果たせない」と言う考えから起因していると思われ、相手の考えを理解さえすれば、(多少は遠回しな言動で)受け入れて行動する柔軟性もある。

強くなることそのものにも本人なりの考え方を持っており、デザストの「強さの果てを見たくないか?」という問いかけに対し「そんなもんがあったら、これ以上強くならないだろ」と返している他、「無限の強さを求める道を突き進む」と語っている。
実際、まだまだ若輩の身でありながら(加齢による衰え等もあるだろうが)「最強の剣士」とされる尾上亮ですら苦戦したデザストを相手に優勢に渡り合い、最終的に撃破する事に成功する程の高い実力を持つ。EDでの剣舞から手先もかなり器用なようだ。

神山飛羽真よりも剣士としてキャリアが長いものの、本体が存在する限り再生・復活するメギド魔人の特性を知らなかったようで、自身が倒したデザストが復活した際は驚くと、座学に関しては疎かに見える。

上記の通り賢人への憧れから、彼のことは「賢人くん」と呼び、彼の凄さを顕示しようとする等、憧れとは別に執着めいたものを持っている(但し、飛羽真から指摘されるや、全力で否定している)。また、賢人が消滅した際には彼を「俺の賢人くん」と呼んでいる事からも、その執着心の強さが伺える。

上司であるソフィアに対しても「ちゃん」付けする程、風のように自由気ままな彼であるが、大秦寺哲雄に対しては唯一敬語で接し、聖剣を有無を言わさずメンテナンスしようとする彼の態度に振り回される事もある。

総じて「若さ故に純粋で、良くも悪くも発展途上」と言える。そしてその純粋さと、力にこだわる姿勢は紙一重の危うさも孕んでおり、デザストからは「間違いなく"こっち"側」と評されている。

元々はサウザンベース所属の剣士であり、何らかの理由でノーザンベースに移籍した経歴を持つ。

迷走、そして暴走

そんな快活な彼は、第13章で賢人が上條大地カリバーに敗れて消滅した事で一変する。
第16章では、「真の敵は組織の中にいる」と言う上條の最期の言葉を信じる飛羽真に対して、「あんな奴の話を信じるならお前も裏切り者だ」と真っ先に斬り掛かる。更にセイバーを庇いに入った芽依をも、躊躇なくセイバー諸共斬ろうとしたが、ユーリが止めに入ったことで最悪の事態は避けられた。
ユーリの変身した仮面ライダー最光に変身解除に追い込まれても、「まだ負けてない!」と完全に頭に血が上り、戦闘を続行しようとしたため、撤退を判断した尾上と大秦寺に無理矢理引きずられていった。

神代玲花の暗躍もあって、それ以降は完全に飛羽真を敵対視し、笑顔がめっきり影を潜め、賢人を斬った憎き存在・カリバーに関わる事に対して並々ならぬ憎悪を露骨に示すようになる。
以降も、新堂倫太郎のような「組織の言う事は絶対であり、常に正しい」という考えと異なり「賢人の仇である上條の言葉を信じた」という要素で、メギド同様の怨敵になってしまっており、他のメンバーが飛羽真の行動の真意を探ろうとしたり、組織と飛羽真双方へ信頼に思い悩んでいる中、一人迷いもなく飛羽真を倒そうと躍起になっている。
なお、後に大秦寺も組織を離れるが、第22章で遭遇した際は敵意らしきものは見せておらず、あくまで私怨は飛羽真1人に向けられている模様。

しかし傍目からは、賢人の喪失をまだ受け入れられない上に、刻一刻と変化する事態に理解が追い付かず、数少ない『間違いのない事実(賢人の死、カリバーの正体である上條の裏切り等)』にすがり、思考を停止している風にも見える。

仮面ライダーセイバー 第20章「牙城を崩す、剣の意志。」


そして、そのような状況に追い詰められていく内、第20章では玲花に「雷鳴剣黄雷はまだセイバーが持っている」と聞かされると、レジエルと戦うセイバーに「雷鳴剣を返せ!あれは賢人くんの剣だ!」と襲い掛かる。傍らで暴れている王様メギド等全く目に入らない有り様で、因縁を持つデザストも加わった乱戦となり、偶然にも共闘めいた形でセイバーとレジエルを斬り倒しては、改めてデザストから「やっぱりお前は"こっち"側だ」と断言される始末。「マジないからーっ!」と懸命に否定したものの、その暴走ぶりはもはや「正義を守る剣士」と呼べるものではなく、より荒んでいくのだった。

更に第22章では、カリュブディスメギドに一般人が取り込まれている光景を目の当たりにしながら、尾上が「あれが小説家が助けたいと言ってた人か」と言うのを聞くや、「俺が倒す!」と猛然と斬りかかっていった。もはや飛羽真の言動は全て否定せずにはいられない域に達しつつある様子。ただし、飛羽真が火炎剣烈火を覚醒させて満身創痍ながら人を救った様子を見て、苛立ちつつも剣を収める辺り、まだ己の正義の基準を保てる理性は残っている様子だった。
組織に回収を命じられている光の聖剣でもあり、飛羽真の協力者のユーリに対しても敵意を剥き出しにしている。第23章ではズオスと交戦中だったにも関わらず、最光が視界に入った途端に(加勢してくれたにも関わらず)ズオスを無視して、最光に斬り掛かり回収を試みる等、その行動は徐々に歯止めが利かなくなりつつある。

大秦寺に続いて尾上も飛羽真側についたことで、流石に迷いが生じているようではあったが、第24章で尾上からの離反の勧誘の可否を決められず、「自分で考えろ」と言われたにもかかわらず「こんな時賢人君だったら…」と行く先を決めあぐねていた。

一連の暴走は、蓮が「組織」「賢人」「己の強さ」「正義」を不可分のものとして捉えている故に、「組織に背き」「賢人の仇の肩を持ち」「自分との戦いで実力を出せない弱者」であると同時に「強敵と渡り合える強さを持ち」「人を救う正義」でもある飛羽真を判断しきれない混乱に起因しているように推察できる。蓮の基準がどの方向に傾くかによって、今後の彼の命運は左右されることだろう。

賢人の復活と再会、そして……

賢人の復活を知った蓮は、自分なりの熟慮に熟慮を重ねた上で、倫太郎に「賢人君の所へ行く」と告げた。
今の賢人を知る倫太郎から「君の聖剣も封印されるかも知れない」と警告されるも、蓮は聞くも持たず「賢人君だぞっ!?」と激昂する風に遮った後、足早にサウザンベースを後にした。
そして、遂に賢人と再開した蓮だった……が、

「蓮……悪いが、お前の聖剣を封印する」

仮面ライダーセイバー 第28章「記す過去、描く未来。」


倫太郎が危惧した通り、賢人は蓮の聖剣をも封印せんとジャオウドラゴンに変身、自身へ攻撃を開始した為に蓮は応戦せざるを得なかった。
だが、覚悟の差から蓮は実力を発揮出来ずに追い込まれた挙げ句、自身の聖剣の片割れを封印されてしまい、ここに来て蓮は賢人が相容れない存在と化した事実を我が身をもって痛感した。
飛羽真の救援で事なきを得たが、今まで築き上げたものが崩壊した蓮は、怒りと悲痛が入り雑じった慟哭を上げた後、まるでそれにすがるかのように、更なる強さを求めて残った聖剣を手にその場を去っていった。

力を求めた忍の選択

第30章ではデザストに纏わり憑かれる形で登場。
蓮の現状を察してか、デザストが「オレの許に来ないか?」と誘わられていたが、ほぼ無視に徹していた時に尾上と再会。
尾上から「ノーザンベースに戻って共に戦ってくれ」と頼まれるも、自身の聖剣で尾上に斬り掛かる(だが、尾上を瞬時に聖剣を構え鍔迫り合いに近い形で防いだ)や「尾上のおっさんが『自分で考えろ』って言ったよな?」と、半ば八つ当たり気味に尾上の誘いを一蹴、彼を背に再び足を動かした。

その後もしつこく付きまとうデザストに辟易していたが、その矢先に玲花と遭遇。剣斬に変身して立ち向かう(この時双刀分断をせず、トリガーを引いて変身している)。
単純な剣術勝負では何とか渡り合えたものの、風の力を失った上に精神状態も最悪の蓮ではサーベラの特殊能力に敵わず、一方的に叩き潰される。
その一方、面白がって乱入してきたデザストはサーベラの動きを完全に見切って的確にダメージを与える(更にデザストとタイミングを合わせた攻撃はある程度の有効打になった)が、サーベラの『昆虫黙々斬り』により自身を庇ったデザストが撃破され追い詰められてしまう。だが、駆け付けた倫太郎はタテガミ氷獣戦記の力で圧倒し撤退に追い込んだ。

この一件で周囲との力の差を痛感した蓮は、ついにデザストの誘いに乗り新たな力を得ることを決意。連れだって姿を消した。闇堕ちともとれる危うい行動だが、目標は「まずデザストを倒す」のあたり固定観念に囚われず自分の正義と強さに向き合えるようになった前向き兆候とも言えなくもない。

余談

  • 上記のように戦ってる最中もはしゃいでるかのような態度を崩さず、変身する寸前まで微笑を浮かべる、敵に止めを刺す際には「楽しかったよ~!」とまで言っている為、先述の物言いと合わせて、一部視聴者からサイコパス呼ばわりされている。
    • 「第16章での蓮の行動も分からなくない」と言う意見はあるが、一度頭に血が上ると、冷静さを忘れて感情的に戦おうとしたり、第16章、第22章では一般人に被害が及びそうになっても、何ら躊躇しない姿勢に関しては、一部の視聴者からは本当に危ないと言う印象を持たれている。
  • 毒舌な一面や主人公と競っていたり、幼さから来る自信や強さを求める姿勢、若さ故に良くも悪くも発展途上な人物像は同じプロデューサーが参加した『騎士竜戦隊リュウソウジャー』のトワを連想する人も多く、戦闘スタイルや属性、色も一致している。だが、トワの方はコウとはかなり早い段階で打ち解けていると言う違いがある。
トワSD
にんにん


  • なお、先代剣斬である鏡天祢とは服装に共通点が見られるものの、関係は不明である。

関連タグ

仮面ライダーセイバー ソードオブロゴス

秋山蓮明光院ゲイツ:制作発表の際、名前が「蓮」である事や、演者である富樫氏の顔と髪型などにより、この2名とカップやきそば現象が起こっていると話題になった。ガンバライジングでは、風属性繋がりでこの3名のCPカードが登場している。
ただし、この件については両者との(やや強引な)繋がりを良しとしない声もあるので、注意願いたい。

村雨良南雲影成神蔵蓮太郎今生勇道:同じ忍者モチーフの仮面ライダーの変身者繋がり。

リュウタロス:自分の強さに自信を持つ、幼い言動が目立つ先輩。

カイ:事ある毎に笑顔を浮かべるヴィラン。ラスボスの為、改心する事なく滅びた。

海東純一/仮面ライダーグレイブ:こちらは常に笑顔な人物でその表情のまま相手を攻撃する。

駆紋戒斗/仮面ライダーバロン:同じく強さや力に固執するキャラクター。

パラド/仮面ライダーパラドクス:こちらも事ある毎に笑顔を浮かべる、仮面ライダーエグゼイドヴィラン。上記のカイと違い改心後は真っ当な言動に変わる。

トワ/リュウソウグリーン:余談に記載の通り。

ミドニンジャー/シュリケンジャー:同じく緑色の忍者ヒーロー。

不死川実弥:同じく風の技を使う剣士であり少々キレやすい場面があるという共通点を持つ

宇髄天元:同じく忍者であり剣士であるという共通点を持つ

緋道蓮 → ???

関連記事

親記事

ノーザンベース のーざんべーす

子記事

兄弟記事

pixivに投稿された作品 pixivで「緋道蓮」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 161589

コメント