演:木村了
概要
『仮面ライダーセイバー』Vシネマ作品「深罪の三重奏」の登場人物。
飛羽真の幼馴染の医者。本人曰く、富加宮賢人とも面識があるようである。犬が苦手。
原因不明の火事でファンタジック本屋かみやまを失った飛羽真に新しい物件を紹介したり、須藤芽依や陸も呼んで自宅ですき焼きパーティーを開く等、彼らには親身且つ甲斐甲斐しく接している。
どうやら、陸と同じように父親を亡くしているらしいが…。
余談
演者の木村了氏は劇場版『仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間』でアルゴス/仮面ライダーダークゴースト/仮面ライダーエクストリーマーを演じていて、6年ぶりの仮面ライダーシリーズの出演となる。
ゴーストからの出演は『仮面ライダーセイバー×ゴースト』及び『仮面ライダースペクター×ブレイズ』に続きこれで3作品の起用となった。
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ここから先はネタバレです。未見の方は注意!
「そうだ!お前たちの戦いに巻き込まれて、命を落とした……お前たち剣士が!俺の親父を殺したんだ!」
「流石有名小説家様だ、お前の記憶を人々から消すのに8年も掛かった。だが、今日でそれも終わりだ」
実は、飛羽真たち剣士の戦いで父親を亡くしており、ショックで幼い頃の記憶を失っている。その後、置き去りにされていた無銘剣虚無とアメイジングセイレーンワンダーライドブックを拾い、「剣士全てを消す」「飛羽真にも自分と同じように大切な人を目の前で亡くすという悲惨な運命を辿らせる」という目的のために8年かけてソードオブロゴスの面々からの信頼を勝ち取り、ワンダーライドブックの力で飛羽真や剣士に関する記憶を人々の記憶から消去していった。
また、こうして経歴を見ると分かる通り(本人も自白しているが)、実際は飛羽真の幼馴染でもなんでもなく、恐らくはアメイジングセイレーンの力で飛羽真の記憶を改竄していたのだと考えられる。
暗躍する一方で、この8年の間に、とある人物たちと接触し、複製したアメイジングセイレーンワンダーライドブックを渡している。
その後、8年の間に飛羽真にとって大切な存在となっていた陸とラッキーを消すためにアメイジングセイレーンの姿で2度に渡って飛羽真たちの前に現れて襲撃したが、その度にラッキーに邪魔されてしまった。
その後、飛羽真が陸やラッキーと出会ったファンタジック本屋かみやま跡地に突如出現。今度こそ陸とラッキーを消そうとしたが、飛羽真によって阻止されてしまう。その上、突如火炎剣烈火が飛来し、飛羽真はセイバーに変身。剣士としての実力不足故に終始圧倒され、変身を解除されてしまう。
彼の正体を知った飛羽真は説得しようとするが間宮はそれすらも振り払い、再び陸とラッキーを消そうとしたが、またしてもラッキーに邪魔され、飛羽真によって阻止されてしまう(その際に、曖昧となっていた記憶がフラッシュバックし、突然苦しみ出している)。
その後、陸の飛羽真に対する「お父さん」という呼び掛けによって全ての記憶を思い出し、陸が自分自身であったことや飛羽真と過ごした8年は嘘ではなく、お互いにとって大切な存在となっていたことを知り、改心。
その後、「ありがとう、お父さん」という言葉を飛羽真に遺してワンダーライドブックの力で陸と共に消滅した。
…したかに思われたが、ワンダーライドブックの力によって「間宮陸」として蘇り、新たな物語を執筆している。(もちろん消された剣士たちもワンダーライドブックによって過去を修正されたため無事元の世界へと再び戻ることができた)