エックスソードマン!
『エピソード1!全ての色で戦え!』
W-W-W-W-WhatColor!?W-W-W-W-WhatColor!?
最光発光!
Get all Colors!エックスソードマン!
『エピソード1!フルカラーで参上!ババババーン!』
「私は世界を守る剣(つるぎ)…。いや、剣士だ!」
概要
『仮面ライダーセイバー』に登場する形態。
エックスソードマンワンダーライドブックを使用し変身する、仮面ライダー最光の強化形態。第21章から登場。
変身音は、意訳すると「何色に染め上げる?」、「全ての色を得た!」といったところだろうか。
容姿
全体的に、光剛剣最光に刻まれた最光を人型に落とし込んだような見た目が特徴。それを表すかのように、この形態に変身すると光剛剣最光から「仮面ライダー最光」の意匠が消え、同時に意識が聖剣からシャドー側へ移動し、完全な「聖剣を持つ仮面ライダー」になる。
最光シャドーのボディの上に、鎧武者を思わせる非常にカラフルな装甲を装着させた姿をしており、ユーリの読んでいる漫画のヒーロー「ソードXマン」がモデルとなっている。
顔の造形は、光剛剣最光に刻まれている最光の顔とほぼ同じ「X」型のデザインである。
なお、この装甲はフォームチェンジ音声やブックのページイラストからするに、聖剣と同化している最光が変化した物と思われる。
ちなみに、この形態に変身してからはユーリが正義の味方のような台詞を言う度に芽依からは「コミックのヒーローの台詞」、「(ソードXマンの)丸パクリ」と言われている。
スペック
通常形態
身長 | 212.3cm |
---|---|
体重 | 110.3kg |
パンチ力 | 32.4t |
キック力 | 63.4t |
ジャンプ力 | 71.1m(ひと跳び) |
走力 | 2.0秒(100m) |
およそ二千年ぶりにユーリが取り戻した剣士としての実体であり、その証拠に頭部「最光ヘルム」には剣士の証である「ソードクラウン」が生えている。
胸部「エックスソードブレス」や肩部「ヴァリアブルカラーボールド」を始めとした色とりどりの装甲「フルカラーアーマー」は、極彩色に彩られた最高のヒーローとして物理現象を超えた力をユーリに与え、光エネルギーをスペクトル変換することで硬度や属性を変化させる働きがある他、ブックのエピソード開放に伴い分離・再構成され、特定の攻撃に特化された形態に変化する。
腕部「マルチカラーブレーザー」は書物から会得した剣技をそのまま実践投入できるという、知識欲の深いユーリには嬉しい効果を発揮する。
腰部「イエロータセット」には敵の攻撃を滑らせて受け流し、吸着させる事も可能。ブーツ部分「カーマインソール」は、圧迫で重篤なダメージを受けた際に膨張する事で回復させる力を持つ。
この形態に変身する代償として、実体を得た事で最光シャドーの物体を透過する性質は失われ、基本形態や最光シャドー時代には通じなかった敵の攻撃が通用する様になっているが、光が強まるほどに各部スペックが上昇していく特性は引き継いでいる。
また、ユーリ自身は身体に痛みがある事を「最高だな」と気にしておらず、レジエル・フォビドゥンやデュランダルとの戦いでは変身解除をさせられても他の剣士達が傷を負う程のダメージを負う中で一人だけ無傷だったりする。
また、前述のマルチカラーブレーザーや光の強さと共に強化される性質故か、物語が進むにつれインフレに置いて行かれる所か逆に強くなっており、当初はレジエル・フォビドゥンに変身解除に追い込まれていたが、第34章ではそのレジエルを圧倒したエレメンタルプリミティブドラゴンと互角に渡り合い、自らのスペックを大きく上回るデュランダルの必殺技を相殺に持ち込んだりタテガミ氷獣戦記以上に全知全能の書の力を秘めているソロモンの必殺技を余裕で防ぎ切る等、強者の貫禄を見せ付けている。
第37章においては金の武器銀の武器で奇襲を仕掛けた直後、即座にこの形態へと変身し、闇黒剣と光剛剣を組み合わせた二刀流によって敵の背後にブラックホールの様な物を発生させ、一時的にではあるが単独でソロモンを異空間に閉じ込める形で勝利する程の底力を見せた。
元々聖剣への造詣が深い上に優れた戦闘技術を持つユーリの実力も相まって、スペック以上の能力を発揮できる優秀な形態と言えるだろう。
他にも、最光の放つ光の範囲内に入れば瞬間移動も可能な様子。
派生形態
エックスソードマンパワフル
移動最光!腕最高!
Fullcolor goes to arm!
『エピソード2!カラフルソードで、ズバズバーン!』
アーマーを分離させ左腕に集約させる。
丸ごと左腕に移動している為、ユーリとしての意志も左腕に移動している。
身長 | 212.3cm |
---|---|
体重 | 110.3kg |
パンチ力 | 44.4t |
キック力 | 63.4t |
ジャンプ力 | 71.1m(ひと跳び) |
走力 | 2.0秒(100m) |
「俺の全ては腕に行く」と語られている通り、フルカラーアーマーが左腕に再構成され大剣「パワフルエックスソード」に変化。左肩「パワフルカラーボールド」によって増強された腕力で振るわれ、これに光剛剣最光を組み合わせた力強い二刀流で戦う。
防御力は通常形態と比べても遜色はなく、第26章ではジャオウドラゴンの衝撃波でバスターとスラッシュが変身解除する中で飛羽真と芽依を庇いつつ難なくバリアを張って防ぐ余裕を見せた。
サーベラに光の能力を警戒されて光剛剣を吹き飛ばされた際には間髪入れずパワフルにチェンジすることで丸腰の状態を回避するという使用法も見せており、単なる必殺技用の形態に留まらない特性も併せ持つ。
エックスソードマンワンダフル
移動最光!脚最高!
Fullcolor goes to leg!
『エピソード3!カラフルキックで、ドカドカーン!』
アーマーが分離し右足に集約されている。
こちらもまるごとパーツが足に集約される都合上、意識も右足に移動している。
身長 | 212.3cm |
---|---|
体重 | 110.3kg |
パンチ力 | 32.4t |
キック力 | 81.3t |
ジャンプ力 | 71.1m(ひと跳び) |
走力 | 2.0秒(100m) |
「俺の全ては足に行く」と語られている通り、フルカラーアーマーが右足に再構成され「ワンダフルエックスソード」に変化。右腰部「ワンダフルカラータセット」からエネルギーを供給され、圧倒的な蹴撃と剣技を合わせた途轍もない破壊力を発揮する。地味にキック力だけを見ればプリミティブドラゴンすら上回る程の力を秘めている。
能力的には必殺技を使用する際の専用形態という扱いが大半で、パワフルよりも出番は少ない。
必殺技
- エックスソードブレイク
フィニッシュリーディング!
サイコーカラフル!
ワンダーライドブックを一度閉じた後、ストーリーページを開き押し込み、最光のグリップエンドでバックル上部のボタンを一回押すと発動。
光剛剣最光を構え、X字に斬撃を決める。
その際にコミック本のページが両サイドに出現する。
ビヨジェネでは光速の速さで直接斬り伏せた。
- エックスソードブレイク
フィニッシュリーディング!
サイコーパワフル!
エックスソードマン パワフル状態でボタンを二回押すことで発動。
パワフルエックスソードと光剛剣最光でX字に斬り裂く。劇中ではこの技でメギドと人間を分離させていた。
- エックスソードブレイク
フィニッシュリーディング!
サイコーワンダフル!
エックスソードマン ワンダフル状態でボタンを三回押すと発動。
ワンダフルエックスソードの付いた右足で、相手を延髄蹴りの要領で蹴り抜く。その際にコミック本のコマが両サイドに出現する。
- 光あれ。
最光発光!
Good Luck!
主に目眩しや撤退などに使われる。
エックスソードマンワンダーライドブック
『エピソード1!全ての色で戦え!』
『エピソード2!俺の全ては腕に行く!』
『エピソード3!俺の全ては脚に行く!』
エックスソードマンの伝承が封じられているワンダーライドブック。
余談
- 初登場から5話で強化形態が登場するのは2号ライダーであるデッドヒートマッハや2号ライダーではないサブライダーでいえばエボルブラックホールフォームと同列の速さである。
- 他のライダー・形態と違い各種パーツ解説に神獣「エックスソードマン」の力を身に宿す、等と書かれていない。
関連タグ
X-MEN:名前の元ネタ。これまでのワンダーライドブックが古典的なヒーローをモデルにしているのに対し、この形態は現代的なヒーローのイメージを投影していると言える。
ハイパーフォーム:三段変身の強化形態。
クライマックスフォーム:ボディ各所に施されたカラフルな装甲を腕や脚に集中させ、パンチ力やキック力を増加させる事が可能。
チャンバラバイクゲーマーレベル3:非人型から人型に変形したサブライダー。
ニンニンコミックフォーム:アメリカンコミックがモチーフの形態。
ウォズギンガファイナリー:サブライダーの強化形態の基本フォームである点が一致。
フレイミングタイガー:コミックのコマ割りを意識した描写を用いた形態。