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「覚悟を越えた先に希望はある!」

演:平山浩行


変身する仮面ライダー

仮面ライダーセイバー

???


概要編集

ソードオブロゴスに所属していた先代の炎の剣士。かつての仮面ライダーセイバーの変身者で、神山飛羽真の見る夢にも度々現れていた。


15年前におきた異変の最中、同志であり友人であった裏切り者の剣士カリバーメギドに立ち向かい、戦いに巻き込まれた飛羽真を救ったが、その後は長らく生死不明となっている。


だが……。


第11章以降のネタバレ編集

「裏切ったのは紛れもなくお前父親だ」


実は生きており、現在の仮面ライダーカリバーの変身者であることが判明。

何らかの経緯で闇黒剣月闇を手に入れカリバーとなり、動揺する賢人に「裏切ったのはお前の父親(隼人)だ」と語っている。

二度目の邂逅では「隼人は裏切り者であり、ゆえに斬った」と賢人に告げ、ジャオウドラゴンの恐るべき力で撃破、トドメに割り込んだ倫太郎をも戦闘不能に陥れた。


一方で大地自身もソードオブロゴスから見れば完全な離反者だが、「自分は裏切り者ではなく真理の探究者である」と述べている。

ソードオブロゴスから離れメギドに協力しているのも、ひとえに「真理を探求する」目的のためであるようだが……。


第12章では自身の元に現れた賢人/エスパーダと一騎打ちとなり、ゴールデンアランジーナに変身したエスパーダに対し、ジャオウドラゴンで応戦。

激しい戦闘を繰り広げ、最後は互いの必殺技をぶつけ合った末にエスパーダを倒した。


ジャオウドラゴンの入手後は戦闘力が桁違いに跳ね上がっており、剣士たちを全く寄せ付けない圧倒的な力を見せている。

最後のゴブリンメギドを撃破した後、「真理への扉」が出現したことで戦いに見切りをつけ、剣士たちを一蹴。

だがそこでセイバーがドラゴニックナイトに変身したことでいきなり状況が逆転。

闇の斬撃をことごとくドラゴニックブースターで弾かれ、劣勢を悟り撤退を試みるも、神獣ブレイブドラゴンに乗ってセイバーが追撃。セイバーへ反撃した際、


「いずれわかる。何かを犠牲にしなければ手に入らないものがあると……」


と彼に諭すように告げた。

戦闘の末、空中で必殺読破のぶつかり合いとなるが押し負け、ドラゴニックナイトの必殺技「神火龍破斬」が直撃し爆散。その際、闇黒剣月闇は手放され地に落ちていった。


しかし第14章冒頭、闇黒剣月闇を回収しに来たデザストの前で邪剣から噴き出した闇の中からカリバーの姿で復活。


「二度と邪魔はさせん」


「大いなる本」を防衛するためやって来た剣士たちとレジエルが戦う中、自身はセイバー・ドラゴンアランジーナ、剣斬と対峙。激戦を繰り広げるが、「真理」については「話してわかるものではない!」と頑なに語ることを拒む。

その中、ドラゴニックナイトの炎の結界が「大いなる本」から消えつつあることを見て、メギド3幹部とデザストにその場を任せて撤退。

追撃してきたセイバーをあしらい、増援に来たスラッシュも打ち払う。


そんな中ついに結界が消え、「大いなる本」によってワンダーワールドと現実世界の融合が本格化。

セイバーと戦いつつ、「人や約束など信じるに値しない、信じられるのは絶対的なもののみ」と告げてブレイブドラゴンの状態まで戻し、合流してきたストリウス達に促されて今度こそその場を退き「大いなる本」=目次録へ突入した。


裏切りの真実編集

目次録のある空間内において、セイバーと再び対峙。目次録の空間内から出られるのは勝者1人のため、結果的にセイバーとの最後の一騎打ちとなった。


セイバーとの激闘の中、彼は自身がソードオブロゴスを裏切った理由を明かす。


15年前に先代の闇の剣士であった隼人とは仲間であり友だったが、その隼人が「全ては世界を救うため」と、突如組織を裏切り、ルナを使って二つの世界をつなごうとした。


隼人の言い分に納得できない上條は、幼い飛羽真を庇いながらもやむなく隼人を斬り捨てたが、巨大な本に吸い込まれるルナを助けることはできなかった。

この事件を契機に、隼人を変えてしまったのは「ソードオブロゴスではないか」と考えるようになり、自身が次の闇の剣士となって真実を探すために組織を裏切った。


しかし、それでも仲間を裏切ることを良しとしない飛羽真に敗北。自らの間違いを悟り、飛羽真に自身に代わって「隼人の裏切りの原因=ソードオブロゴスに潜む真の敵の正体」を暴くように頼む。

その直後、密かに目次録の空間に侵入していたデザストに背後から刺し貫かれ、デザストアルターライドブックを持ち去られた。


上條は闇黒剣月闇を飛羽真に託すと息絶えるが、闇黒剣月闇やライドブックは消失してしまい、飛羽真の手に残ったのは、上條と隼人、ソフィアの3人が写った写真だけだった。


上條の死後、彼の遺した言葉を裏付けるかのように、ある人物が不穏な動きを見せ始め……。


余談編集

序盤に数多くの伏線を残して退場した人物であるが、話すことがあまりにも抽象的すぎる上に、その覚悟の強さから周囲に(視聴者からも)誤解されやすい人物であった。これに関しては組織の中の裏切り者が誰なのか見当がついておらず、メタ的には物語の序盤という事もあって大っぴらに話す事が出来なかった事が理由だろう。故にこそ仲間を信頼できず、周囲から裏切り者の烙印を押されて孤独に戦わざるを得なかったといったところか(上條とは逆に飛羽真も裏切り者の烙印を押されはしたが、徐々に仲間たちの信頼を得て組織の黒幕の正体にたどり着いている)。


しかし、周囲から信頼はされていたのか、ソフィアからは何か理由があると心配されたり、尾上に「アンタが全てを話してくれれば!(中略)言ってくれなきゃわかんねえだろうが!」と言われたりする事もあった。よくネタにされる「話して分かるものではない!」というセリフはこの時のセリフである。


実は後半の展開を見れば全知全能の書の力を呼び出す為に必要な聖剣ワンダーライドブックが不足しているという不十分な環境下で組織の裏切り者に王手を掛けかけていた有能さから視聴者からの評価が変わりつつある人物の一人に挙げられている。


なお、上條は第15章で退場したものの、演者の平山氏のオールアップは報告されていない。これが意味することは…


関連タグ編集

仮面ライダーセイバー 仮面ライダーカリバー

ソードオブロゴス メギド(仮面ライダーセイバー)


カルナ(Fate):同じく一言足りないせいで周囲に誤解を与えてしまう人物。












































第45章「十剣士、世界を賭けて。」

世界を危機を救うべくソフィアがカリバーに変身するも、存在が消滅しかかっている事もあり追い詰められてしまう。


だがそんな彼女を救ったのは富加宮隼人、そして上條大地だった。

ともに闇黒剣月闇の啓示に翻弄された二人であったが、彼もまたビクトールに魂を救われていたのである。

身体はないものの隼人と共にソフィアに力を貸し、シミーの殲滅に助力となった。その手に握られていたのは火炎剣烈火であった。


第45章にて平山浩行氏、並びに唐橋充氏のオールアップ宣言がされた。

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