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目次 [非表示]
  • 1 データ
  • 2 概要
  • 3 人物像
  • 4 動向
  • 4.1 『ソードオブロゴスサーガ』第1話・『仮面ライダーセイバー スピンオフ 剣士列伝 an episode of仮面ライダースラッシュ&バスター』
  • 4.2 第4章『本を開いた、それゆえに。』
  • 4.3 第5章『我が友、雷の剣士につき。』
  • 4.4 第6章『疾風の如く、見参。』
  • 4.5 第7章『王の剣、アヴァロンにあり。』
  • 4.6 『剣士列伝 an episode of 仮面ライダー剣斬』
  • 4.7 第15章『覚悟を超えた、その先に。』
  • 4.8 第20章『牙城を崩す、剣の意志。』
  • 4.9 第28章『記す過去、描く未来。』
  • 4.10 第30章『絆、断ち切られても。』
  • 4.11 第33章『それでも、未来は変えられる。』
  • 4.12 第35章『そして私は、神になる。』
  • 4.13 第37章『未来を変えるのは、誰だ。』
  • 4.14 第38章『聖剣を束ねる、銀河の剣。』
  • 4.15 第41章『二千年、綴られた願い。』
  • 4.16 第42章『はじまる、美しい終わり。』
  • 4.17 第43章『激突、存在する価値。』
  • 4.18 第45章『十剣士、未来を懸けて。』
  • 5 本編外での動向
  • 5.1 『仮面ライダーセイバー×ゴースト』
  • 5.2 『仮面ライダースペクター×ブレイズ』
  • 5.3 『ソードオブロゴスサーガ 後編』
  • 5.4 『仮面ライダーアウトサイダーズ』
  • 6 デザストアルターライドブック
  • 7 立体化
  • 8 余談
  • 9 関連タグ
  • 9.1 ライダーの関連人物
  • 10 外部リンク
  • 「匂うなぁ……。世界と本と剣が擦れ合う、最低で最高に楽しそうな匂いだ……!」


    CV内山昂輝

    スーツアクター岡田和也榮男樹など


    変身する仮面ライダー

    仮面ライダーファルシオン

    仮面ライダーデザスト


    データ編集

    アルターライドブックデザスト
    身長206.4cm
    体重121.0kg
    特色/力幻獣・生物・物語の力/剣技

    概要編集

    仮面ライダーセイバー』の登場人物。

    仮面ライダーカリバーが、「デザストアルターライドブック」の封印から復活させたメギド。過去の戦いで数々の剣士を葬ってきた実力者。


    幻獣「フェンリル」・生物「ハンミョウ」・物語「歌う骨」の3つの属性の力を組み合わせて誕生した経緯の持ち主で、メギドの中でも極めて異彩を放っている存在。


    立場は(一応)一般メギドと同等であり、幹部を「〇〇様」と敬称を付けて呼ぶが、メギドに関する情報を安易に漏らしたり、密かに「ズオスちゃん」と呼ぶ等、下記の性格から忠誠心は皆無。

    幹部に従っていたのは自身の本体のアルターブックを上條に確保されていたからであり、上條に致命傷を負わせた後、アルターブックを奪還して自由を手にした後はメギドから離反、どの勢力にも属さず気ままに行動している。


    良くも悪くも自由であり、世界を十分に楽しむのを目的としている故から、ストリウス等のように『世界を破滅させる』意図は見せていない。

    ただ戦闘中に「この世界を、俺好みに染めてなぁ!」とも口走っている辺り、漠然とした自由を享受するのではなく、自身の衝動に赴くままに世界を放埒したい様だ。


    デザストデザスト

    髑髏と昆虫を組み合わせた様な顔、両肩に配置された狼の顎の様な意匠や漆黒のボディなど不気味な容姿をしている一方で、赤いマフラーの様な物をなびかせるその姿は、ダークヒーローを思わせる雰囲気を纏っている。彼にもメギド共通の本の意匠があり、背中にカタカナの「」と「」を図案化したものが刻まれた本の意匠がある。


    好戦的な性格でライダー達との戦いを楽しんでいる節があり、15年前に誰かから略取したストームイーグルのワンダーライドブックをちらつかせる、取り返されたとしても逆に激しくなる戦いを予期しつつほくそ笑んで去る等、挑発的な態度も目立つ。


    カリバーと同じく、神山飛羽真の脳裏に度々蘇る15年前の記憶と共に、浅からぬ因縁がある。

    炎の剣士であるセイバーには強い執着を持っており、事ある毎にセイバーの前に立ちはだかる。また、1度は自身を破りひたすらに強さを求める緋道蓮「こっち側」「自身と同類」だと評し、執拗に仲間に誘っている。


    剣士の気配や気質、感知した状況等を「○○で✕✕な匂い」として形容する癖があり、封印解除の直後には上記のセリフと共に、剣士達への戦いへの予感に心を躍らせた。15年前にも仮面ライダースラッシュ/大秦寺哲雄仮面ライダーバスター/尾上亮を匂いで形容している。

    またその特性を生かし、神代玲花/仮面ライダーサーベラの煙化による変幻自在の攻撃さえも見切るのが可能。これはデザストの特性を取り込んだメギドにも受け継がれている。


    バスターと渡り合える程の実力を持ち、愛刀「グラッジデント」を使った「カラミティ・ストライク」を必殺技とする。

    また、マフラーを操って敵を拘束したり、触手のように複数増やしての攻撃も可能

    これに加えて3属性を有する特異性からか、ハンザキメギドを上回る再生能力を持ち、腕や脚を失っても即座に生え変わり、たとえ爆散しても差程時間をかけずに全身の再構築を可能とする。

    そしてメギド共通の特性として、アルターブックが無事な限り際限のない復活が可能な為、非常に豊富な戦闘経験が彼の最大の強みだと評せる。

    更に第38章で手に入れた無銘剣虚無を使って、仮面ライダーファルシオンにも変身できるようになり、「メギド」と「仮面ライダー」の2つの力を使えるようになった。その際にも愛刀を使用し、バハトのファルシオンでは出来なかった二刀流での戦いを可能としている。

    ただし、第42章以降は自らのアルターライドブックに負ったダメージからかグラッジデントを使用せず(使用できず?)、無銘剣虚無のみで戦っている。


    後に第21章で、自身と同じく3分類の力を併せ持つメギド「カリュブディス」が生み出されている。


    人物像編集

    過去篇を含めた物語全体を通して俯瞰してみると、過去と現代で複数人の剣士を殺害し、力と強さを行動指針とするかなり危ないモンスター扱いなのだが、多くの視聴者からは『仮面ライダーセイバー』屈指の癒しキャラとして扱われる。


    その理由は、公式で発信されているデザさんぽの内容自体がかなり長閑で穏やかなものであるのに加え、本編での動向はほぼ孤立して行き場を無くしてしまった、緋道蓮の唯一の居場所になっているからである。


    それも、蓮の「強さへの執着」を利用して、言葉巧みに闇の道に引き込む形ではなく、まるで悪友同士のような軽い態度で付き纏って心身ともに支えており、蓮が賢人の誘いを断りソードオブロゴスに戻らないと決めると、闇に留めたいなら願ったり叶ったりな選択をした際には、「それでいいのか? お前……」とその選択を咎めるような至って真っ当な発言をしている。

    その為、ヒーローサイドの仲違いが目立つ本作では、それに囚われない彼が相対的に屈指の"いい奴"として描写される結果となっている。


    中盤の仲間割れ展開以降は、デザストと蓮の2人の関係性を楽しむ視聴者が多く現れた。


    作中最も自由に立ち回るキャラクターだがその実、後述される自身の出自や存在から、大義が欠けている自らの境遇への空虚さには思うところがあるらしく、他人からそれを指摘されると普段の飄々とした態度を保てなくなる。彼が親しみを込めて接する対象は、大義に乏しかったり、創造者や権力者から見捨てられた者であるケースが多いのは、前述の部分でのシンパシー故と思われる。


    動向編集

    ソードオブロゴスサーガ』第1話・『仮面ライダーセイバー スピンオフ 剣士列伝 an episode of仮面ライダースラッシュ&バスター編集

    本編開始から15年前の出来事。

    隼人によってアルターライドブックから他のメギド共々解き放たれる。

    事態を治める為に駆け付けた仮面ライダー剣斬/鏡天称と仮面ライダーエスパーダ/新閃恭一郎の攻撃により一度は倒されるが即座に復活、剣士が背を向けた隙を突いた反撃で2人の命を奪った。

    その後スラッシュ、バスターと交戦するが、上條が火炎剣烈火のエネルギーを放出すると他のメギドと共に姿を消した。


    第4章『本を開いた、それゆえに。』編集

    デザスト&仮面ライダーカリバー

    カリバーの手により封印から解放され、15年ぶりの復活の運動相手として、飛羽真たちの前に立ちはだかる。


    飛羽真にそらの救出を託した尾上亮/バスターとの一騎打ちとなり、加齢による体力差を経験値で補うバスターと互角の戦いを演じる。

    カラミティ・ストライクでトドメを刺しにかかるが、飛羽真から託された「ジャッ君と土豆の木」のワンダーライドブックを利用したバスター・玄武ジャッ君の「大旋断」に押し返され、持っていたストームイーグルのワンダーライドブックも奪い返されてしまう。


    しかし、「これからもっと楽しくなるんだ」と寧ろその状況を楽しむような言葉を残し、ワンダーライドブックも餞別としてそのまま明け渡して去っていった。


    第5章『我が友、雷の剣士につき。』編集

    自ら新堂倫太郎と須藤芽依に接触し、2人にメギドの目的を明かす(背後に現れた下りはまるでギャグ寄りである)。

    だが、ズオスに見つかり口封じの為に襲撃されるも、ズオスの放った光弾の爆発に紛れて逃走した。


    第6章『疾風の如く、見参。』編集

    ズオスのサポートをストリウスに命じられ、怒りの発端が自身があるもののそれも面白がりつつ承諾。

    ピラニアメギドと交戦中のエスパーダの許へと駆け付けた飛羽真の匂いを嗅ぎつけて襲撃。

    すると、カリバーの動向を知る為にストリウスが乱入し、セイバーの火炎剣烈火を封じたのを見てストリウスが策略を巡らせている事実に感づくが、「ズオスちゃんが最後の狩場を用意する」とピラニアメギドの別個体が現れる場所を仄めかす発言して退却。以前奪われたストームイーグルのワンダーライドブックも奪取した。


    その後、言われた通りにピラニアメギドの別個体が現れた為に駆けつけたエスパーダと剣斬を襲撃し、2人の持つワンダーライドブックと聖剣の強奪を試みる。

    ブランクライドブックを使って剣斬を引き摺り込んで互角の戦いを繰り広げ、剣斬の事を認めるも剣斬の必殺技「疾風剣舞・回転」を受けて敗北。

    アルターライトブックの姿で逃走し、ワンダーライドブックも再奪取された。


    第7章『王の剣、アヴァロンにあり。』編集

    前回で倒されたが再度復活を果たし、ズオス、レジエルメデューサメギド達と戦う尾上/バスターと蓮/剣斬の元に乱入する。


    剣士列伝 an episode of 仮面ライダー剣斬編集

    ノーザンベースでソフィアの様子を見て嫌な予感を察知し、彼女の元へと向かった尾上と別れた蓮と遭遇。カリバーが所持する自身のアルターブックを取り返すついでに、暇つぶしがてら再度勝負を持ちかけた。

    一度、蓮に「1度勝った奴と戦ってもつまんない」と断られるも、「お前の強さをもっと見せてくれ」とやる気を出させて剣斬と交戦。

    再度復活して強化された戦闘力を見せつけて互角の勝負を繰り広げ、その戦いの最中に彼の正義が「強さ」であるのを知ると「自身と一緒に来ないか?」と勧誘しつつ、「メギドが後に『世界を揺るがす野望を』行おうしている算段」を伝え退散。

    蓮との戦いで彼の素質を見抜くと、「奴は間違いなくこっち側だ」と怪しく呟くのだった。


    第15章『覚悟を超えた、その先に。』編集

    飛羽真/セイバーと上條/カリバーが一騎打ちを繰り広げる中、彼らの戦っている目次録の空間内に密かに侵入。

    飛羽真に敗れた上條の変身が解除された所で姿を現し、上條を背後から刺し貫く。上條が倒れると、彼からデザストアルターライドブックを奪い、「これで俺は完全に自由だ……」と言い残して去り、行方をくらました。


    第20章『牙城を崩す、剣の意志。』編集

    「怒れる風が炎を切り裂く、最高に愉快な臭いがする……。会いたかったぜぇ、風の剣士」


    セイバー、剣斬、レジエル、王様メギドの混戦を嗅ぎつけて乱入。乱入に気を損ねるレジエルに攻撃を仕掛け、「自身を縛り付けるものが最早ない」のを理由に、独自に世界を手に入れようと反旗を翻した。


    「俺は自由なんだ! 俺がもっと面白くしてやる。この世界を、俺好みに染めてなぁ!」


    更に飛羽真の持つ聖剣を奪おうとやけになる剣斬に加勢するように、セイバーとレジエルを追い詰め、以前の戦いの彼の素質から「自分と同じだ」と改めて指摘し、それを聞かされて更に怒る剣斬を軽くあしらいつつその場を後にした。

    この件で本格的に蓮に狙いを定めたらしく、これ以後何度も付き纏うようになる。


    第28章『記す過去、描く未来。』編集

    8章ぶりの登場。戦いの匂いを嗅ぎつけてふらっと現れ、剣斬と自身が手にかけたはずのカリバーが交戦している所を目撃。

    そして今のカリバーの正体が、かつてエスパーダの変身者だった富加宮賢人であるのを匂いで察し、「こいつはますます面白くなってきやがった」と心を躍らせていたが、カリバーに圧倒され風双剣翠風を封じられてしまった剣斬を見て、呆れた様子を見せつつその場を後にした。


    第30章『絆、断ち切られても。』編集

    海沿いを1人さまよう蓮に付き纏い、「強くなりたければ自分の許に来るよう」しつこく促していた。

    当然邪険に一蹴されていたが、「お前は必ずこっちに来る」と確信を持って断言、尾上の登場を察知してその場を去った。


    第33章『それでも、未来は変えられる。』編集

    「お前こそ、いつまで迷子の子犬ちゃんのつもりだ?。雷……いや、闇の剣士の事なんて放っとけ。俺と一緒に来い。今のままじゃ、強くなれないぜ?」


    相変わらず蓮に付き纏い勧誘を続けていたが、その矢先に神代玲花/仮面ライダーサーベラが蓮の持つ聖剣とライドブックの回収と始末をすべく襲来。

    剣斬を苦も無くあしらうサーベラに不意打ちで襲い掛かり、自身も参戦。煙化で翻弄しようとするサーベラの動きを悉く見切り、実体化の瞬間を狙い的確にダメージを与えていった。しかしサーベラの昆虫黙々斬りから剣斬を庇い、直撃を受けて爆散してしまう……が、アルターライドブックは無事な為にまた復活。

    「助けてやったのに礼もなしか」と呟きつつも、「強くなった暁に真っ先にデザストを倒す」のを条件に、ようやく同行を承諾した蓮に面白げな様子を見せながら共に去っていった。


    第35章『そして私は、神になる。』編集

    蓮と裏路地でカップ麺を食べていた所、マスターロゴス全知全能の書の力を手に収める為の儀式の匂いを嗅ぎつける。

    しかし、乱入した蓮とは異なり、陰から事の成り行きを見守っていたが、蓮の感情のままに暴走する様を見て「なんだ……まだ吹っ切れてねぇじゃねぇか」と流石のデザストも呆れていた。


    第37章『未来を変えるのは、誰だ。』編集

    「お前、何にも役に立たなかったもんな。聖剣を奪われて、ただ見てるだけ。あいつの事気になってんだろ? そうやって逃げてても仕方ねぇだろ。情けねぇ奴」


    第35章では蓮の悩みの原因が飛羽真にあると指摘し、彼の現状を再認識させ、自分と向き合おうとしない彼の背中を押した。意外にも答えを見つける為に蓮がすぐさま飛羽真の許へ向かったのを見て、困惑していた模様。


    第38章『聖剣を束ねる、銀河の剣。』編集

    マスターロゴスを倒すべく参戦した蓮を追って出現。自身も乱入しようとしたがストリウスが現れ「あなたは見ていなさい」と制止された為、不承不承観戦に徹した。

    そして戦闘終了後、バハトが消えた事で持ち主不在となった、無銘剣虚無を手に取り……。


    第41章『二千年、綴られた願い。』編集

    「まだまだ十分楽しんでねぇ! その前に世界がなくなるのは、困るんだよ!」

    自らがトドメを刺したマスターロゴスに代わり、世界を終わりに導こうとするストリウスと相対し、前回奪った無銘剣虚無を用いてファルシオンに変身し、彼の野望を阻止せんと交戦。

    開戦直後こそ拮抗していたが、カリュブディスメギドが増援に入ったのを契機に劣勢に陥り、遂に自身のアルターライドブックの一部をカリュブディスに喰われ変身解除。「シラけちまった」とその場から撤退した。

    そして、自身のアルターライドブックが喰われて「自分の命が残り僅か」と察したデザストは、蓮の許へ向かうや「オレと戦え、本気でな。さもなきゃ前の風の剣士と同じように、お前も死ぬことになる」と剣を突き付けるのだった。


    第42章『はじまる、美しい終わり。』編集

    剣斬を相手に真剣勝負を繰り広げる。


    デザスト「いいね! それだよそれ! もっと……もっとだ!さあ、お前の全てで俺を倒してみろ!」


    だが、剣斬は襲い掛かるデザストを前に、やる気が失せたかのごとく剣を下ろして、変身を解いてしまった。単なる小説家のはずなのに、なぜ剣士を上回るほど飛羽真が強いのか思い悩む蓮は、こうしてただ斬り合うだけでは何も掴めないと、まるで身が入っていなかった。


    デザスト「なんだよ!? どうした? 俺と……!」

    蓮「こんな事してても、意味ないよ」

    デザスト「ふざけるな……強くなって証明するんじゃなかったのか!?」


    素っ気なく背中を向けて立ち去る蓮に、デザストの苛立ちは募るばかり。

    そのまま連れ立って公園でラーメンをすすっていたが、蓮が付け合せの紅ショウガを入れていないのを見て、蓮に突っかかる。


    デザスト「おい! 紅ショウガは?」

    蓮「ラーメンに入れる意味がわかんない」

    デザスト「美味くなるぞ! 入れてみろ」

    蓮「紅ショウガに存在価値はない」

    デザスト「ある! 紅ショウガに謝れ!」

    蓮「うん、ない方が美味い」

    デザスト「……ったく。だからお前はいつまでも強くなれねえんだよ」


    それを聞いた蓮の脳裏に飛羽真や倫太郎の姿が浮かぶ。


    蓮「あいつらは強くなってた……俺の知らない強さだ」

    デザスト「それを知ってどうすんだよ。お前には関係ねえだろ」

    蓮「お前にはわかんないか……死なないから。戦う目的とか生きる意味なんて考える必要ない。仲間もいないしな」

    デザスト「仲間とか……意味がなけりゃ生きてちゃダメなのか?」


    デザストは真剣な口調で蓮に問い掛けるが、「『意味』や『目的』に向き合った上での強さとは?」を考えて頭が一杯の蓮は上の空で、


    蓮「やっぱりダメだ……今のままじゃ!」


    と、去って行く。現状の打破を決意せねばと自分に言い聞かせるようなその言葉は、会話していたデザストの存在などはまるで眼中にないかのような口ぶりだった。


    デザストの耳にたった今、蓮が口にした「戦う目的とか生きる意味なんて考える必要ない。仲間もいないしな」の台詞が木霊した。

    俺はお前にとってその程度の存在なのか?。俺には生きる意味すらないのか?

    蓮から「死なないから」と切り捨てられたデザストだったが、もう時間がないのだ……。


    蓮の迷いの原因と思しき飛羽真にいら立ちを募らせたデザストは、ストリウスと対峙する飛羽真を急襲。

    その際、ストリウスにとって自分は不要な存在で、そもそも自分は彼が気まぐれで創ったメギドであり、「存在する理由もなければ目的もない。意味なく生まれ意味なく消える」と言い放たれる(紅ショウガや仲間の有無についてやけに突っかかったのは、恐らくこれに由来するものと考えられる)。


    ストリウスが去った後も、デザストは尚も飛羽真にからんでゆく。


    デザスト「お前がいるからあいつは迷うんだ!。それじゃ強くなれねえんだよ!」

    飛羽真「蓮とお前は似てるのかもな」

    デザスト「はあ? 俺を人間ごときと一緒にするんじゃねえ!」

    飛羽真「一緒だろ、お前にも感情がある」

    デザスト「……清々しくて……イライラするぜ!」


    最終的に激土クロス斬りを受けて敗北、自己再生が追い付かず傷を残したまま「シラけちまった」と撤退していった。


    第43章『激突、存在する価値。』編集

    腹部の傷を再生しようとしても、なかなか塞がらず、


    「ハア……そろそろ限界だな。何も残せなかったな……つまんねえ最期だ」


    と呟くデザスト。その様子を遠目で見る蓮にも、デザストに残された時間が僅かだということがわかった。一旦は踵を返してその場を立ち去った蓮だったが、思い直して引き返す。


    廃工場で一人佇むデサストが、


    「苦悩と決意に満ちた、甘くて苦々しい匂いがする……」


    と言いながら振り返ると、そこには蓮の姿があった。


    蓮「お望み通り、お前と戦ってやるよ」

    デザスト「へぇ~……どういう風の吹き回しだ?……まあいい、来いよ!」


    蓮は剣斬に変身し、デザストと激しく斬り結ぶ。


    デザスト「アアァッ! そんなもんか?」

    剣斬「お前をぶっ倒して、俺は先に進む!」

    デザスト「今のお前には無理だ!」


    デザストに押される剣斬は、咄嗟の閃きでブレイズの技を繰り出す。食らったデザストはばったりと倒れたかに見えたが、


    「あーあ……そりゃねえだろ」


    と失望したかのような声を漏らし、剣斬の追い討ちも全く意に介せず、


    「おい……おい! そうじゃねえだろ!」


    と反撃して、剣斬を変身解除に追い込んだ。デザストにとっては、この期に及んで借り物の技で凌ごうとする蓮の小細工が気に入らなかったのだ。


    蓮「ああっ! ああーっ! なんで俺、こんなに弱えんだよ!」

    デザスト「もういい。俺がお前を終わらせてやる」


    己の力不足を嘆く蓮に、デザストはトドメを刺すべく斬りかかる。初めて恐怖を覚えた蓮は、恥も外聞もなく這いずって悲鳴を上げながら逃げようとするが、


    「お前の存在意義はない」


    と、デザストは容赦なく剣を振り下ろした。その時、蓮の脳裏に


    「強さの果てを見たくないか?」


    かつてデザストに掛けられた言葉がよぎった。ギリギリのところで致命の一撃をかわした蓮は、


    「俺は……見てみたい……だから、このままじゃ終われない」


    決意と雄叫びを交えつつ再びデザストに挑みかかる。迷いを吹っ切って闘志を甦らせた蓮の姿に、デザストは嬉しそうに笑う。


    デザスト「ハハハッ! どうした? お前らしくなってきたじゃねえか!」

    蓮「『お前』じゃない! 俺は……緋道蓮だ!」

    デザスト「……俺は……デザストだ!」


    仮面ライダー剣斬デザスト

    果たし合いをする武士のように、それぞれ名前を名乗り、お互いの存在を確かめ合う両雄。蓮は剣斬に再変身して、死闘はヒートアップしてゆく。


    「いいねえ、蓮! 楽しくなってきたぜ!」


    しかし先刻までとは違い、今度は剣斬が圧倒。剣斬は苦しげな様子を見せるデザストを気遣うが、デザストはそれを拒否して戦い続ける。


    「もっともっと感じさせろ!」


    叫ぶデザスト。剣斬は雌雄を決するべき時が来たのを悟った。


    「俺の全存在を懸けて……お前を倒す」


    静かに宣言した剣斬に、デザストは満足げな笑い声を上げた。


    「フフフフフ……フッフッフッフッ……ハハハハ……ハハハハ……来いよーっ!!」


    剣斬の猛攻で滅多斬りにされながらも、デザストは心底楽しそうだった。さっきのような借り物の技ではなく、蓮は自分の持てる全てをぶつけてきている。


    「これだよこれ……生と死が混じり合い、刃と刃が交じり合う……ハハハハッ……最低で最高の匂いだ!」


    ストリウスが何と言おうと、決して自分は「意味なく生まれ意味なく消える存在」なんかじゃない。今こうして、確かに生きて存在して、痛みを感じて、命を燃やして戦っているのだ。


    デザスト「ったく……お前になんか声かけるんじゃなかったぜ」

    剣斬「ああ……お前となんか出会わなきゃよかった……」

    デザスト「もう会わねえよ……」


    そして剣斬は風双剣翠風を大きく振りかぶる。だがデザストはもう剣で受け止めようとしない。まるで介錯を待つかのような素振りだった。その姿を前にほんの刹那、躊躇った剣斬だったが、「構わずに斬れ」と言わんばかりのデザストの小さな笑い声を聞いて、そのまま渾身の一撃を見舞い、遂にデザストは倒れた。



    変身を解いた蓮の前で、デザストの体は徐々に崩れてゆく。


    「ああ、つまんねえな……もう終わりか……」


    もっと楽しみたかった。もっと蓮と戦っていたかった。だがもう時間だ。

    最後にこれだけは伝えておかなくては。


    「お前はそのままでいいんだよ……」


    飛羽真には飛羽真の、そして蓮には蓮の強さの形と強くなりたい理由がある。自分らしく迷わず突き進めばいいだけだ。お前がそうしてくれれば、それが俺の生きた証になる……。


    デザスト「ああ、それとな……紅ショウガ、ちゃんと食えよ……ハハハハッ……ハッハッハッハッ……」

    蓮「ハッ……マジ、ないわ」


    そしてデザストは消滅した。蓮は、残されたアルターライドブックとマフラーを手に取り、この敵とも味方とも言えない奇妙な相棒に対し、万感の思いと共に呟くのだった。


    蓮「楽しかったよ……ありがとう」


    その後、ひとりとなった蓮は、デザストの言い遺した通りに紅ショウガ入りのカップラーメンを食べ、ボソリと呟く。


    蓮「しょっぺえ……」


    「紅ショウガ、ちゃんと食えよ。」


    その時感じた塩味は、きっと紅ショウガの所為だけではないだろう……。


    第45章『十剣士、未来を懸けて。』編集

    ロード・オブ・ワイズと激突する中、スラッシュとの捨て身の連携で最初で最後のチャンスを得た剣斬は、デザストが遺した無銘剣虚無とアルターライドブックを手に取り、虚無に読み込ませる。習得必殺技を発動した際に幻影として出現。


    蓮「カラミティ・ストライク・・・!」


    虚無「永久(とわ)の悪!」


    大量のグラッジデントを召喚すると剣斬と共に高速移動しながら連続攻撃を叩き込み、最後は前後からのカラミティ・ストライクの挟み撃ちでロード・オブ・ワイズ スパルタンを撃破した。しかし、デザストの赤いマフラーとアルターライドブックは役目を終えたかのように消滅してしまった。


    本編外での動向編集

    仮面ライダーセイバー×ゴースト編集

    「嘘と真が弾けた、暖かくて冷たい匂いがする……」


    街中で見かけたカノンが自らと同じ『創られた存在』であると感じ取り、彼女がを探していると知ると、俺がお前のお兄ちゃんになってやると執着して付き纏う。

    カノンを守ろうとするセイバーを圧倒するが、ロベスと戦いながら乱入したゴーストとは互角の戦いとなり、ロベスが倒されると撤退していった。

    番外編的な話ではあるが、自身と似た存在に強い執着を見せたり、カノンには心があると説く飛羽真に「それも創られたものだ。心も……体も……偽物なんだよ!」と吐き捨てたりと、彼のキャラクターを知る上で興味深い言動を見せている。


    仮面ライダースペクター×ブレイズ編集

    上述の「セイバー×ゴースト」から引き続き、Cカノンを自分の妹にするべく執着。しかしCカノンを保護するべく現れた本物のカノンに対しては、「人間の匂いがする」のを理由から相手にしようともしなかった。

    そこにマラーカミーユにより、更に3人のCカノンを連れて現れた際は「妹が4人もできちまった!」と楽しそうな様子を見せたが、マラーの変身した眼魔ウルティマ・エボニーが3人のCカノンを吸収したのを見て激昂し、ウルティマに攻撃を仕掛けるが圧倒される。結果、残る最後のCカノンも吸収されて、ついにCカノンが1人もいなくなってしまったため、つまらなそうな様子で去って行った。


    『ソードオブロゴスサーガ 後編』編集

    蓮と共に叩いてかぶってじゃんけんぽんに興じる姿が描かれており、「友達がいないから俺に付き纏ってるって事か?」とからかう蓮に対し、自嘲を含めて「誰ともうまく合わないから家出した。自分の事を誰も理解してくれない。お前は孤独だ」と本質を突く発言で返した。

    勝手に生み出しておきながら、三幹部に「無価値」だと評されて陰で涙を流していた。そんな彼にとっては、三幹部の崇高な目的は最早どうでもよく、「剣をぶつけ合った先の強さを知る事」こそが生きる目的になっていたのである。そんな彼を哀れに思ったのか蓮はカップラーメンを分け与え、デザストは喜んでカップラーメンを頬張った……が、その食べ方は主神を呑み込んだフェンリル宜しく、熱々の中身を一気飲みする豪快なものであった。


    仮面ライダーアウトサイダーズ編集

    「匂うな…世界が再び震え上がる…最低で最高に楽しそうな匂いだ・・・」


    ep.2の主人公として登場。

    ep.1『鏡の世界(ミラーワールド)のお宝と王蛇の帰還』の終盤で、エコルによって回収された仮面ライダーオーディンカードデッキを介して復活し、剣斬と再び激突する。

    新たに黒嵐剣漆黒骸骨忍者伝ワンダーライドブックを所持しており、仮面ライダーデザストに変身する。


    善意の超知能「ゼイン」による破滅を阻止するための計画「プロジェクト・アウトサイダーズ」の一環として、財団Xの手で仮面ライダーオーディンのカードデッキの力により、アルターライドブック共々再生される形で復活。

    当然デザストが財団Xに従う訳も無く、勝手に外に飛び出したが、その先で同じ都市に来ていた蓮と遭遇。 『セイバー』本編の戦い以来、強さを求める意志を燻ぶらせていた蓮と再度激突を繰り広げるも、剣士として大きく力をつけていた剣斬に押し込まれ、劣勢に陥る。

    そこへ同じく財団Xによって復元されていた仮面ライダー滅が乱入し、混戦になる。


    戦いに水を差された形の剣斬と共闘して滅を撃退しようとするが、この状況に呆れた人工知能アークが滅をハッキングし、仮面ライダーアークゼロに変身したことで一時撤退を余儀なくされた。

    その後、追ってきたアークゼロを前に「蓮を倒すのは俺だ!」と宣言し、アルターライドブックが変化した骸骨忍者伝ワンダーライドブックとグラッジデントが変化した黒嵐剣漆黒で仮面ライダーデザストに変身する。

    その力でアークゼロを撃退するが、その場に現れた西馬ニコから「ゼインはあなたを悪と認めてる!彼を思うなら、これ以上近付くのはやめて!」と忠告されたことを受け、蓮に向けて再戦の約束とゼインの打倒を告げて、どこかへと去っていった。

    なお、作品上の都合と思われるが、蓮が主人公となっているが、上記の通り実際の主人公はデザストである。


    デザストの復活手段として仮面ライダーオーディンカードデッキが選ばれた理由については、神崎士郎清明院大学江島研究室で研究していたミラーワールド関連技術、更に踏み込むとオーディンのタイムベントには時間を逆行する能力があるため、その力でデザストアルターライドブックを復元したと考えれば、一応理屈は通る。



    デザストアルターライドブック編集

    デザスト!


    『暴れろ……。3属性の力を持つ者よ……!』


    デザストが封印されていた、赤色のアルターライドブック

    詳細はリンク先を参照。


    立体化編集

    2021年8月30日に食玩 装動シリーズで一般販売。

    メギド三幹部と同時収録と因果なラインナップである。


    後に2022年5月2日発売の装動リバイス7弾でオプションパーツが収録。

    剣斬と一緒に食べていたカップ麺「緑風の豚(トン)」、箸、紅ショウガを持った手、破損したデザストアルターブックを持った手、覇剣ブレードライバーを装着した腰パーツが立体化されている。

    これらのパーツは、アンケートによりかなりの要望があったため収録されたとのこと。


    余談編集

    • 名前の由来はフランス語で「天災」を意味する「デザストル(désastre)」と思われる。
      • 愛剣のグラッジデントは恐らく「恨みがある者(grudged + ent)」位の意味。
    • 3つのモチーフとしての1つではあるが、ハンミョウをモチーフにしたライダー怪人は珍しく、『仮面ライダーアマゾン』のハンミョウ獣人以来の登場となる。
    • 声を演じる内山氏は、仮面ライダーのゲーム『KAMEN RIDER memory of heroez』およびアニメ『風都探偵』では、フィリップ/仮面ライダーWの声を担当している。
    • 第20章までは岡田氏がメインで演じていたが(岡田氏未出演回は中田裕士氏(第14章)、永徳氏(第20章)が代演)、岡田氏がブルーン/ゼンカイブルーンのスーツアクターに起用された事に伴い、榮氏ら数名が担当するに至った。
    • 初登場となった第4章で、ストームイーグルのワンダーライドブックを手に取りながらバスターに「相変わらずこういうので遊んでんのか?」と皮肉を放つシーンがあり、このセリフが一部特撮ファンの心に嫌な刺さり方をしたようで、TwitterなどのSNSではネタにしたり(ネタとして理解した上で)開き直る声が多発した他、演者と絡めて「特撮オタクを煽る内山」ネタが勃発した。
    • 「セイバーに登場するライダーの数に対して、怪人の数が足りないのをどうするか?」の問題を解消する為に生み出されたキャラクターで、コンセプトは「一般怪人より格上で再生能力持ちの中ボス」。デザインに関してもソードライバーの要素から神獣・生物・物語の3つを合成しつつ、スタイリッシュにする事で現在のデザストの姿が完成したとの弁。
    • 『公式完全読本』の酉澤安施氏のコメントによれば、モチーフはスカルマンで、当初生物要素はクワガタムシであった。加えて、初代ライダーを意識しており、ボツ案では赤いマフラーが2本であった。
    • 登場当初はアルターブックの出自が不明だったが、上記の第41章にてストリウスが生み出したのが判明した(それ以前にも上記のカリュブディスメギドを生み出したストリウスに対してズオスが「またデザストみたいな奴を作るつもりか!!」と発言していた)。
    • 人間体は持たない故、怪人状態から堂々と仮面ライダーに変身したのはプロトドライブ以来である(他には、人間体があるが怪人状態で変身したビートルファンガイアが該当する)。
    • Twitterの番組公式アカウントでは、独自コーナーの「デザさんぽ」を設けており、デザストが各地を放浪する姿が描かれている。そこによれば彼はただの戦闘狂な訳ではなく、風情を楽しむ純粋さを持っている人物(?)であるのが窺える。特に自然が失われて人間の文明が築かれていく様にはどこか思う所がある様子だが、漫画等の人間の文化にも興味を示し始めている。
    • デザストは倒される度に復活しているが、元ネタのフェンリル終末の日が訪れるまで神々でも倒せなかった存在である。
      • また、もう1つのモチーフであるハンミョウは、ミチシルベミチオシエとも呼ばれており、中盤以降の蓮に対するスタンスとも一致している。
      • 最後の歌う骨に関しても彼のブックと技が蓮に受け継がれ、強敵を倒す等、死後も相手を追い詰める一手になる点が(広義には)共通している(童話における歌う骨は「殺された者の骨が歌を歌って、殺した者を追い詰める」内容なのでそこまで噛み合ってはいない)。
      • なお、デザさんぽで彼が読んでいた漫画は仮面ライダーの原型となった骸骨仮面の男が活躍する『スカルマン』である。
    • 第42章で話題に出していた紅生姜の原材料である生姜の花言葉は「無駄なこと」「豊かな心」を表す。
      • つまり、紅生姜とはデザスト本人の暗喩であり、花言葉はストリウスの気まぐれで作られつつも、人間と遜色ない心を得た彼の生い立ちを表しているものだと解釈できる。
    • 彼が無銘剣虚無を所有している事実に対し、何故かストリウスや飛羽真、蓮すらも特に反応していない。
    • 上述の通り第43章で消滅したデザストであるがアルターライドブックは残っており、後にそれを用いた剣斬の必殺技の演出で登場した為、声を演じた内山昂輝氏のオールアップは第45話となった。
      • 元々疑似的な不死身であった上、無限の生命力を与える無銘剣で変身したのもあって「復活するのでは?」との声もあったが、上記の通りである。
    • 『アウトサイダーズ』でオーディンのカードデッキから復活したのは、北欧神話においてフェンリルオーディンを飲み込んだことが元ネタと思われる。


    関連タグ編集

    仮面ライダーセイバー メギド デザさんぽ 仮面ライダーファルシオン 無銘剣虚無 存在証明 怪人ライダー


    緋道蓮/仮面ライダー剣斬


    ライダーの関連人物編集


    外部リンク編集

    仮面ライダーセイバー - デザスト - テレビ朝日

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