『伝説の聖剣と、選ばれし本が交わる時、偉大な力を解き放つ!』
『全ての力を我が物に!』
『澄んだ力を悪しき力に染め上げる』
『10本の聖剣と19冊のワンダーライドブックの力がここに集う』
概要
イザクが世界を繋ぐ少女ルナや剣士達の変身に必要となる11本の聖剣、そして19冊の本の力を使って呼び出したソードオブロゴス(サウザンベースとノーザンベース)に保管されていた無数のワンダーライドブックやアルターライドブックの力を合わせて出現させた「全知全能の書」の一部から作り出したワンダーライドブック。
しかし、儀式の最中に飛羽真の妨害を受けた影響で、全知全能の書としては不完全な状態となっており、途中から白紙になっている。イザク曰く完全であれば新たな聖剣を生成できていたらしい。
1ページ目にはライダー文字で"TABLE OF CONTENTS"(もくじ)と書かれており、紙面を埋め尽くす様にワンダーライドブックの名前が書かれている。そのうち、選ばれた本の名前だけは赤字になっている。
2ページ目以降はページが破れていてほぼ読み取れない。
新たな聖剣を生成できなかったものの、大いなる剣「カラドボルグ」が宿っているため、オムニフォースへ変身しなくとも手元に召喚できる。
またライドブックで斬撃を放ったり、他のライドブックに干渉して剣士の体を操ることも可能。
基本変身用のワンダーライドブックだが、神獣・生物・物語を含めた総てのジャンルを内包しているため、特定のジャンルを持たない。このワンダーライドブックそのものがジャンルと言える。
展開時の変身ページに関しては、ジャンル・神獣のように仮面ライダーソロモンの上体と右腕が描かれている事が確認できる。
ソロモンストラッシュ発動時にはソロモンの右腕とカラドボルグ、ソロモンゾーン発動時にはワンダーワールドが描かれているのが確認できるが、不完全な状態の為にページが所々破れているような造形になっており、書かれている文章を完全に読む事はできない。
ライドスペルは聖剣ソードライバーによる変身音声と同じパターンになっている(ただし聖剣とブックの順番が反対)。
ここで語られている「偉大な力」がブレイブドラゴンの伝承にあるそれと関係あるかは不明。あちらもあちらで「世界を滅ぼすほどの偉大な力」であるため、全く関係ないとも考えづらいが……。
第40章ではフィーチャリングセイバーによって破壊されるが、再生する。
しかし、再生後にイザクがストリウスに消されたことで彼の手に渡り、カリュブディスメギドの能力によって「始まりの五人」が所持していた残る4冊のワンダーライドブックに、黒い本棚が人間から作り出した数多のアルターライドブック、そしてもう1人のソフィアと融合させられ、「全知全能の書」に限りなく近づいたグリモワールワンダーライドブックとして再編集させられた。
立体物
2021年7月21日から2021年8月31日までプレミアムバンダイ限定で、
ドゥームズドライバーバックルおよびグリモワールワンダーライドブックとセット販売。
余談
- ワンダーライドブックはエックスソードマンワンダーライドブックの流用となっている。
- 表紙に新規のカバーを付ける事で多少は変化させているが、エックスソードマンの特徴的な形状のためか、ブックを開く前からリデコと分かりやすくなっている。
- 仮面ライダーソロモンが撃破されてからは、始まりの5人の力の1つとして扱われている。初代マスターロゴスの所持していた2冊の本とは全くの別物だが、ノーザンベースに保管されていた全知全能の書の一部が変化したタテガミ氷獣戦記ワンダーライドブックの力やイザクの所持していたサウザンベースを司る全知全能の書の一部の力を内包しているため、5冊の内の1冊としてカウントできたのだろう。
関連タグ
ジャオウドラゴンワンダーライドブック:複数のワンダーライドブックとアルターライドブックの力を掛け合わせて作られた為、オムニフォースワンダーライドブックの簡易版とも言えるアイテム。
刃王剣十聖刃:新たに誕生した銀河の聖剣。オムニフォースワンダーライドブックと共に誕生するはずだった聖剣とまったく同じ方法で誕生したため、仮面ライダーソロモンが手にするはずの聖剣だった可能性が高い。
エックスソードマンワンダーライドブック:リデコ元。
グリモワールワンダーライドブック:リデコ。