演:相馬圭祐
概要
特撮ドラマ『仮面ライダーセイバー』に登場するキャラクター。読んで字のごとく初代のマスターロゴスである。
巫女と共に初めてワンダーワールドに降り立った始まりの5人の1人であり、全知全能の書を守るためソードオブロゴスを組織、現実世界の守護を担っていた。
彼の着ていた赤いフード付きのローブは後世のマスターロゴスにも受け継がれており、劇中でもイザクが常に着込んでいる。そのためもあり見た目がイザクとよく似ている。
他の4人、すなわちタッセル・ストリウス・レジエル・ズオスの人物像などの情報はある程度割れているのに対し、彼のそれは(巫女ほどではないが)極端に少ない。
第41章にてタッセルの回想に登場。この時の彼はかつての友の三名が全知全能の書の力を前に良心の箍が外れメギドとなり暴走しだしたのを当時のタッセルと共に心を痛め、彼らに対抗するためにソードオブロゴスを結成していたことが語られていた。
そうまでして護ってきた世界や組織が、ストリウスに乗せられてしまった自分の軽薄な子孫の手によってガタガタにされたという事実を知ればどのような反応をするであろうか……
最終章では、新しいワンダーワールドでタッセルらと共に登場し、世界が再び平和になったことを喜んでいた。
「世界はやっと、均衡を取り戻しました」
余談
視聴者の大方の予想通り、こちらの綺麗なマスターロゴスの中の人もイザクと同じであり、相馬氏は善と悪の両方のマスターロゴスを演じる事となった。
其のためイザクの顔芸全開の芝居かかった演技と、真摯に新しい世界の発見に喜んだりかつての友の暴走に心を痛める初代とのギャップが凄まじい。