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スカルマン(キャラクター)
7
漫画『怪奇ロマネスク劇画 スカルマン THE SKULL MAN』及びアニメ『スカルマン THE SKULL MAN』の登場人物。

CV:土田大(アニメ版)


概要

石ノ森章太郎の漫画『怪奇ロマネスク劇画 スカルマン THE SKULL MAN』、及びそれを原作としたアニメ作品『スカルマン THE SKULL MAN』に登場するキャラクターであり、かの仮面ライダーの原型となった存在。


漫画版とアニメ版では多少設定の違いはあるが、「殺人などの犯罪行為を繰り返す髑髏仮面を被った怪人」という点は共通している。


漫画版(石ノ森版)

昭和元禄に浮かれる日本社会で人気女優の殺害、貨物列車の転覆、代議士秘書の車の転落など、残虐な事件を次々に引き起こす謎の仮面の男。


赤い複眼、口元だけが露出した白いドクロの仮面を被り、金色のボタンの付いた黒いコスチューム、黒いマントで身を包んでいる。

武器として光線銃を所持している他、変身能力を持つ人工生物・ガロを従者として従えている。


その正体は暴力団「神楽組」の跡取りである神楽竜生であり、今まで犯罪を繰り返していたのは、幼い頃に両親を殺害した黒幕に復讐するためであった。

本名は千里竜生といい、両親(※)は天才的な頭脳を持ち、世界を滅ぼしかねない研究をしていたことで黒幕に殺害されてしまったのである。ラストで黒幕と共に炎に包まれて消息を絶った。


(※)後述する島本版にて本名が千里真悟・千里ランと設定されている。アニメ版では宗教団体「白鈴會」の創始者「神楽辰之」となっており、偽名としては番場壮吉を名乗っていた時期があるという。


漫画版(島本版)

火災から妹の麻耶と共に生還。流れ星に倣って名を「千里竜生(ちさとりゅうせい)」と改め、麻耶のサポートを受けてラスプーチン率いる改造人間達と戦っている。

新人類として超能力の行使が可能であり、テレパシーで相手の精神とリンクして通信や憑依を行ったり(※)、生命の危険を感じた時に発するパイロキネシス「十字砲火(クロスファイヤー)」、電撃などの技がある。

また、仮面ライダー同様に「スカル反転キック」といった格闘技も会得している。

スカルマンのマスクには毒ガスフィルターの役割を果たすクラッシャーを展開する機能も備わっており、アニメ版でも同様のギミックが設定されている。


ラスプーチンの配下で要人暗殺を請け負っていた超能力者のマリアもスカルマンに命を救われ、一時期女スカルマンとして活動していたが、ラスプーチンのアジトの爆発に呑まれて死亡。

自らと似た境遇を持ち、精神的なリンクを持ってしまった恋人を失った竜生の悲しみは筆舌し難いものであった。


本作においては復讐鬼としての側面が強かった前作に比べ、ヒーロー的な側面が描かれている。

島村ジョーらしき男と面識がある他、ラスプーチン事件に巻き込まれ改造人間にされてしまった飛岡剛仮面ライダーとなる力を与えたり、以後も出会った人々「力」の継承を行なっているようである


(※)顔を見ただけの相手ともリンクができるほど感受性が強くなりすぎてしまい、精神的な苦しみがフィードバックしてしまうという弱点もある。


アニメ版

とある地方に位置する企業城下都市・大伴市において、官僚・政治家・女優・一般人など、様々な人間を殺害する正体不明の怪人として登場。

その容姿から「骸骨男」と呼ばれ、大伴市の都市伝説として噂されており、正体は「不審な死を遂げた神楽辰男の亡霊」と言われている。


上記の漫画版をアレンジした容姿を持つ。

マスクは本物のドクロに近いデザインとなっており、赤い複眼は鋭い目付きに変化。口元は漫画版に比べると、仮面ライダーのクラッシャーを思わせる下顎状のパーツに覆われており、口元の露出部が小さくなっている。

白いスカーフや黒いコートを羽織っており、その下には黒いライダースーツを着込んでいる。


武器は袖の装飾を変形させた「ブラスナックル」、伸縮式の「スカルスピア」(矛先は「スカルニードル」としても使用可能)、襟の裏に隠している「スカルナイフ」。移動手段として専用のバイク・スカルマシンを所有する。

従者として、漫画版のガロを想起させる姉弟・真行寺麗奈と真行寺徹郎を従えている。


マスクは神楽遺跡から発掘されたオーバーテクノロジーの塊であり、被る事で装着者に超人的な身体能力を与える。ただし装着者の肉体は常人のままなので、治癒能力に関しては普通の人間と同レベルである。

口部分を歯のようなシャッターで覆う事で加速能力を発揮する事が出来るが、その負担は肉体に大きな負荷をかけるため、生身の人間が使用する事は死を意味する。

なお、正体を隠す仕様のためなのか、このマスクを被った装着者は同じ声に変化し、口調も冷静沈着かつ詩人めいたものとなる。

また、装着者は過去の装着者が持つ記憶や知識、戦闘技術を継承している事を仄めかす描写もあり、その様子はさながらマスクそのものが独自の人格を持っているようにも描かれている。

2代目が対峙した新人類は暴走状態に陥るが、新人類の力の制御にはスカルマンのマスクが必要であることが示唆されている(同じようにマスクに搭載された加速装置も新人類の使用が前提となっていたようだ)。


正体は主人公・御子神隼人の親友である神崎芳生。終盤で、隼人が神崎の意志を引き継ぐかのようにマスクを被り、新たなスカルマンとなる。


真のスカルマン

マスクを神崎から引き継いだ隼人が変身する2代目スカルマン。

黒コートを羽織っておらず、ライダースーツのみ着用している。


最終的に新人類と化した神代正樹と対決し、これを撃破するが、上記の加速能力の負荷によって隼人は死亡。

死亡した彼の体はマスクと共に「黒き幻影」に回収・改造され、BG総帥として蘇生。更なる大きな戦いへと続いていく……。


関連タグ

スカルマン 骸骨 ドクロ ダークヒーロー


仮面ライダースカル滝ライダー:スカルマンをモチーフにしたヒーロー。


アナザー1号アナザー新1号:モチーフの一つとして、スカルマンの要素を取り入れていると思われる怪人。


仮面ライダー第2+1号:こちらも親友からマスクを引き継ぎ、その名を襲名したヒーロー。

CV:土田大(アニメ版)


概要

石ノ森章太郎の漫画『怪奇ロマネスク劇画 スカルマン THE SKULL MAN』、及びそれを原作としたアニメ作品『スカルマン THE SKULL MAN』に登場するキャラクターであり、かの仮面ライダーの原型となった存在。


漫画版とアニメ版では多少設定の違いはあるが、「殺人などの犯罪行為を繰り返す髑髏仮面を被った怪人」という点は共通している。


漫画版(石ノ森版)

昭和元禄に浮かれる日本社会で人気女優の殺害、貨物列車の転覆、代議士秘書の車の転落など、残虐な事件を次々に引き起こす謎の仮面の男。


赤い複眼、口元だけが露出した白いドクロの仮面を被り、金色のボタンの付いた黒いコスチューム、黒いマントで身を包んでいる。

武器として光線銃を所持している他、変身能力を持つ人工生物・ガロを従者として従えている。


その正体は暴力団「神楽組」の跡取りである神楽竜生であり、今まで犯罪を繰り返していたのは、幼い頃に両親を殺害した黒幕に復讐するためであった。

本名は千里竜生といい、両親(※)は天才的な頭脳を持ち、世界を滅ぼしかねない研究をしていたことで黒幕に殺害されてしまったのである。ラストで黒幕と共に炎に包まれて消息を絶った。


(※)後述する島本版にて本名が千里真悟・千里ランと設定されている。アニメ版では宗教団体「白鈴會」の創始者「神楽辰之」となっており、偽名としては番場壮吉を名乗っていた時期があるという。


漫画版(島本版)

火災から妹の麻耶と共に生還。流れ星に倣って名を「千里竜生(ちさとりゅうせい)」と改め、麻耶のサポートを受けてラスプーチン率いる改造人間達と戦っている。

新人類として超能力の行使が可能であり、テレパシーで相手の精神とリンクして通信や憑依を行ったり(※)、生命の危険を感じた時に発するパイロキネシス「十字砲火(クロスファイヤー)」、電撃などの技がある。

また、仮面ライダー同様に「スカル反転キック」といった格闘技も会得している。

スカルマンのマスクには毒ガスフィルターの役割を果たすクラッシャーを展開する機能も備わっており、アニメ版でも同様のギミックが設定されている。


ラスプーチンの配下で要人暗殺を請け負っていた超能力者のマリアもスカルマンに命を救われ、一時期女スカルマンとして活動していたが、ラスプーチンのアジトの爆発に呑まれて死亡。

自らと似た境遇を持ち、精神的なリンクを持ってしまった恋人を失った竜生の悲しみは筆舌し難いものであった。


本作においては復讐鬼としての側面が強かった前作に比べ、ヒーロー的な側面が描かれている。

島村ジョーらしき男と面識がある他、ラスプーチン事件に巻き込まれ改造人間にされてしまった飛岡剛仮面ライダーとなる力を与えたり、以後も出会った人々「力」の継承を行なっているようである


(※)顔を見ただけの相手ともリンクができるほど感受性が強くなりすぎてしまい、精神的な苦しみがフィードバックしてしまうという弱点もある。


アニメ版

とある地方に位置する企業城下都市・大伴市において、官僚・政治家・女優・一般人など、様々な人間を殺害する正体不明の怪人として登場。

その容姿から「骸骨男」と呼ばれ、大伴市の都市伝説として噂されており、正体は「不審な死を遂げた神楽辰男の亡霊」と言われている。


上記の漫画版をアレンジした容姿を持つ。

マスクは本物のドクロに近いデザインとなっており、赤い複眼は鋭い目付きに変化。口元は漫画版に比べると、仮面ライダーのクラッシャーを思わせる下顎状のパーツに覆われており、口元の露出部が小さくなっている。

白いスカーフや黒いコートを羽織っており、その下には黒いライダースーツを着込んでいる。


武器は袖の装飾を変形させた「ブラスナックル」、伸縮式の「スカルスピア」(矛先は「スカルニードル」としても使用可能)、襟の裏に隠している「スカルナイフ」。移動手段として専用のバイク・スカルマシンを所有する。

従者として、漫画版のガロを想起させる姉弟・真行寺麗奈と真行寺徹郎を従えている。


マスクは神楽遺跡から発掘されたオーバーテクノロジーの塊であり、被る事で装着者に超人的な身体能力を与える。ただし装着者の肉体は常人のままなので、治癒能力に関しては普通の人間と同レベルである。

口部分を歯のようなシャッターで覆う事で加速能力を発揮する事が出来るが、その負担は肉体に大きな負荷をかけるため、生身の人間が使用する事は死を意味する。

なお、正体を隠す仕様のためなのか、このマスクを被った装着者は同じ声に変化し、口調も冷静沈着かつ詩人めいたものとなる。

また、装着者は過去の装着者が持つ記憶や知識、戦闘技術を継承している事を仄めかす描写もあり、その様子はさながらマスクそのものが独自の人格を持っているようにも描かれている。

2代目が対峙した新人類は暴走状態に陥るが、新人類の力の制御にはスカルマンのマスクが必要であることが示唆されている(同じようにマスクに搭載された加速装置も新人類の使用が前提となっていたようだ)。


正体は主人公・御子神隼人の親友である神崎芳生。終盤で、隼人が神崎の意志を引き継ぐかのようにマスクを被り、新たなスカルマンとなる。


真のスカルマン

マスクを神崎から引き継いだ隼人が変身する2代目スカルマン。

黒コートを羽織っておらず、ライダースーツのみ着用している。


最終的に新人類と化した神代正樹と対決し、これを撃破するが、上記の加速能力の負荷によって隼人は死亡。

死亡した彼の体はマスクと共に「黒き幻影」に回収・改造され、BG総帥として蘇生。更なる大きな戦いへと続いていく……。


関連タグ

スカルマン 骸骨 ドクロ ダークヒーロー


仮面ライダースカル滝ライダー:スカルマンをモチーフにしたヒーロー。


アナザー1号アナザー新1号:モチーフの一つとして、スカルマンの要素を取り入れていると思われる怪人。


仮面ライダー第2+1号:こちらも親友からマスクを引き継ぎ、その名を襲名したヒーロー。

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