「Come on! マ・マ・マンモス!」
「バディアップ!」
「巨大なキバ持つ!陸のボス!マ~ンモス!」
「はなっからクライマックスだぜ!」
概要
マンモスバイスタンプを使用してゲノムチェンジする仮面ライダーリバイスの形態。第3話から登場。
巨大な牙を持つ象の類縁「マンモス」と「仮面ライダー電王」をモチーフとしている。
マンモスにしては珍しく、パワータイプのキャラクターではない(レックスゲノムの方が高い)。
単純に遠近両面で幅広く使える汎用性も相まってか出番も多く
初登場からそこそこ出番に恵まれており、『ビヨンド・ジェネレーションズ』ではプラナリア・デッドマンを撃破する等の戦果も残した。
スペック&外見
リバイ
身長 | 198.0cm |
---|---|
体重 | 106.9kg |
パンチ力 | 14.8t |
キック力 | 36.8t |
ジャンプ力 | 16.4m(ひと跳び) |
走力 | 4.4秒(100m) |
全体的な見た目はソードフォームがモチーフになっている。
頭部「マンモスリバイヘッド」はソードフォームの「電仮面」をモデルにしており、「ペルシアスキャンアイ」を模した複眼「マンモスリバイアイ」は元ネタに比べやや細長く、電王とNEW電王の中間ほど。
電王の顔面を走るレール部分を模した口部「マンモスリバイクラッシャー」はマンモスの鼻、桃の葉部分であったパーツはマンモスの牙を模した物になっている。
変身シーンをよく見ると原典ではおなじみの電仮面がレールの上を走り展開する演出が再現されている。
肩部と胸部は「ビブレストプレート」を模したデザインになっており、中心のレール部分も合わせて長いマンモスの鼻がそこまで伸びている様な意匠となっている。
戦闘では二刀流のブーメラン「マンモスガッシャー」を用いての中・近距離戦を得意としており、戦闘スタイルはソードフォームとウイングフォームを足して二で割った様な物(武器も後者の要素)。
ブーメランそのものは人類が太古から使用していた原始的な武器であるので、古代の人類と凌ぎを削っていたマンモスモチーフにぴったりな武器だと言える。
テレビ朝日公式サイトの解説によれば、各装甲の力により、高温下や低温下といった厳しい環境に耐え、持久力と防御力、そしてパワーが大幅に向上しているとされている。悪天候下であってもサーモグラフィーで敵を確実に捉えるだけの視力も獲得している。マンモスモチーフにしては華奢な見た目をしてはいるものの、マンモスをモチーフとするだけの超パワーを手に入れている事は間違いない。
バイス
身長 | 197.5cm |
---|---|
体重 | 105.8kg |
パンチ力 | 12.9t |
キック力 | 33.3t |
ジャンプ力 | 16.9m(ひと跳び) |
走力 | 4.3秒(100m) |
ソードフォームの電仮面がマンモスの耳になったようなパーツが複眼の上に存在。そこからキバ型のパーツが前方に伸びており、「Oシグナル」を模したものも存在する。
また肩部と手の甲、背面部についた「グレイシャシールド」を腕に装着して攻撃を防ぐことができる。
足には太い前脚を模した増加装甲「マンモスゲノレガース」がありマンモスの要素が強いが、カラーリングそのものは白と赤なためソードフォームに近い。
戦闘スタイルは今までと変わらず格闘戦だが、マンモスの形態だけあってグレイシャシールドを構えての突進や吹っ飛ばし攻撃が得意。地面を踏みつけることで、敵を空中に吹っ飛ばすこともできる。強靭な足腰の働きにより、500tを超える物も支えられるという。
泣く子がいれば、その涙はマフラーで拭き、尻尾は釣りに利用する事も出来ると言う。電仮面に相当する「マンモスゲノメットアイ」により聴覚情報を視覚化して捉える事も出来るが、肝心な事は聞いていない模様。
リバイスマンモス
「必殺!ドスドス!倒す!マンモス!」
バイス「それでは皆さん、出発進行です!」
リバイとバイスが向き合って組み合う事でリミックス変身した姿。
バイスが前半身、リバイが後半身を担当。
さながら電車ごっこの如くリバイがバイスの脇からブーメランを突き出し牙にし、バイスの背中が頭部、シールドが耳、尻尾は長鼻に見立てた姿となっている。
デンライナーのデンレールよろしく線路を召喚し(展開もそれと同じ)、それに乗って走り回る突撃戦法を得意とする。
バイスが単独で上半身を担当するのはリバイスマンモスだけである(リバイに鼻を構成するパーツが無いためか?)。
必殺技
- マンモススタンピングフィニッシュ
バイスタンプを2回倒して発動。
リバイがブーメランを高速で投擲すると同時に、バイスが両腕を地面に突き立て、12枚のシールド分身体からなるバリケードが敵を取り囲むように生成される。
そのままバリケードの中で乱反射を起こした縦横無尽に飛び回る刃で敵を切り刻み、最後は大量のシールドを相手の頭上に重ねて押しつぶす。
第30話ではブーメランを投げるバリエーションを披露…したのだが、本当にブーメランを投げるだけで特に演出もなく、音声が後から鳴っておりいつ発動したのか分からない。
マンモスバイスタンプ
「マンモス!」
全身を毛で覆われた巨大生物「マンモス」の力と平成ライダー8作目の主人公「仮面ライダー電王」の意匠をモチーフにしたバイスタンプ。
カラーは電王のマスク部分がレッド、マンモス部分がホワイトとなっている。
入手経緯はこれまで不明だったが、とある人物からジョージ・狩崎に渡されたマンモスプロトバイスタンプを調整した物であることが第14話で判明した。
DXガンデフォン50でのバイスタンプ講座音声では「ゾウのふっさふさでドシーン!のバージョンだな!」「突撃しちゃうよ~ん!」とのこと。
「バイスタンプゲノムサウンドシリーズ」のオリジナル音声は「巨大なる遺伝子!」。
余談
- 変身音声の「はなっからクライマックスだぜ!」は「最初からクライマックスだぜ!」とマンモスの特徴的な鼻が元ネタになっている。
- また、もしかしたら電王のヒロインの名前からもきているかもしれない。
- 電王にブーメランのイメージは無いように思えるが、上記のようにウイングフォームの武器がブーメランである他、ソードフォームの必殺技「俺の必殺技Part2」は飛ばした刃が戻ってくる技なので絵的には間違っていない。また投げるだけなら他の形態も頻繁に行っている。
- 電王で牙と言えば最初の劇場版の敵ライダーやその列車、2作目で共演した次回作のライダーだろうか。もっともそれらの牙はマンモスの「牙 = タスク」ではなく「ファング」の方だが。
- また、劇場3作目では戦いの結果逃げ出した象の代わりにデンライナーが低速走行するというシーンがある。今回の場合は、デンライナーの代わりに象が走るという逆の構図になっている。
- これまで要所要所で優遇される事が非常に多かった電王だが、実は電王個人をアレンジした形態が映像作品で登場するのはこれが初だったりする。
- それまではガンバライジングや立体化等、映像作品以外でしか登場しておらず、電王の要素があるフォームが無かった訳では無いが、コンプリートフォームや平成魂、グランドジオウやコンプリートフォーム21等、ライダーの全部乗せの形態でしか登場していなかった。また、直接電王の要素が入ってるわけではないが、オーズの劇場版限定フォームのタマシーコンボにはモモタロスだけだが、イマジンの要素が入っている。
- 但し、一応「電王の姿をした形態」と言う括りであればディケイド電王がある(これも当時はレジェンドライダーの形態と言う概念が無かった事と見た目はアレンジでは無くほぼまんま電王である上に、カメンライドを含めるとディケイド以前のライダーが全員該当するが)。
- 公式HPでは頭部にあるリバイの象牙(および桃の葉の部分)を模した部位は「マンモスリバイ〇〇」ではなく「マンモスリバイ」だけになっている(恐らく記入漏れ)。
関連タグ
リバイス(仮面ライダー) 仮面ライダーリバイ 仮面ライダーバイス 仮面ライダーバイス(リバイスドライバーver)
- ウイングフォーム:斧とブーメランを使う電王のフォーム。リバイスの武器にも斧があるのでその気になれば再現可能。
- ブレイキングマンモス:前々作のマンモスモチーフのフォーム。こちらも牙をブーメランの様に扱う。こちらはフォームといっても巨大なアーマーである。
- クエネオマギア:前々作の怪人。リバイ同様背負ったブーメランを武器にしている。
- エレハン・キンポー&ゲキエレファント:電王と同時期の戦隊に登場した、象をモチーフにしたキャラクター及び巨大戦力。
- キシャモス:「電車(汽車)」で「マンモス」。こっちは戦隊の巨大戦力。
- ドンモモタロウ:マンモスゲノムの約6ヵ月後に登場したルーツが同じ戦隊レッド。電王とも短編スピンオフで共演している。
- エクセレン・トロピカルスタイル:こちらも30分前に初登場した象繋がり。
- 仮面ライダーしん王:「電王」+ある意味「象さん」の組み合わせ。
- フューチャーリングクイズ:バリケードを敵を取り囲むように生成する必殺技がある。
ゲノムチェンジ
オオムカデゲノム → マンモスゲノム → ヘッジホッグゲノム
電王レジェンドライダーフォーム
電王童話全集※ ← マンモスゲノム → 電王フォーム(ギーツ)※
※どの媒体においても変身していない