メガロドンゲノム
めがろどんげのむ
メガロドンバイスタンプを使用してゲノムチェンジする仮面ライダーリバイスの形態。
史上最大の古代ザメ「メガロドン」と「仮面ライダーディケイド」をモチーフとしている。
『劇場版 仮面ライダーリバイス』および『セイバー』増刊号にて先行登場し、本編には第6話から登場した(上記のバイスの台詞は増刊号の時に発したものである)。
第6話では初登場後すぐさま別のゲノムにチェンジしてしまったので「劇場版が全盛期のフォーム」と揶揄されることもあったが、既に強化形態が充実してきた第20話や第22話、第33話などでも度々使用されるなど、全体的な使用率自体はゲノムチェンジフォームの中でも悪くない。
リバイ
身長 | 202.3cm |
---|---|
体重 | 90.3kg |
パンチ力 | 10.1t |
キック力 | 28.3t |
ジャンプ力 | 36.4m(ひと跳び) |
走力 | 4.8秒(100m) |
バイスに比べてディケイドの要素が強く、バーコード状のマスクや交差する白黒のラインなど、特徴的なモチーフはほぼ踏襲している。
一方で0シグナルに当たる部分やフレームがマスクになく丸っこい上、ディケイドではマゼンタであった部分がリバイのメインカラーである薄いピンク色に置き換えられており、とディケイドの特徴が強い割にパッと見の印象はかなり異なる。
また、他のゲノムに見られる複眼の上に元になった生物の目がデザインされていないが、左右の複眼に描かれたピンク色のラインを目として横から見ると、やや前に出っ張ったマスクの造形も相まってしっかりとメガロドンに見える。
脛部にもディケイドを意識したアーマーを持ち、他の形態に比べると下半身の変化も大きい。
遠目からだと分かりづらいが口部にはメガロドンの牙を模した「メガロドンリバイクラッシャー」が備わっており、高周波「メガロドンブームボイス」を放ち対象をかく乱させる事が可能。
肩部にエネルギーフィールド「ハイドロフォームライド」を発生させる機能があり、摩擦抵抗や圧力抵抗を軽減している。
両腕や背面にはメガロドンのヒレを模した「ディヴァインフィン」を装備し、これらを活用する事で最高速度100ノットという驚異的な遊泳スピードを叩き出す事が出来る。
両腕のフィンはマゼンタ色の光を纏う事で「ディヴァインソード」となり、あらゆるものを両断する刀になる他、背中のディヴァインフィンは巨大化させて敵を打ちのめすことも出来る。
脚部の「ライドスプラッシャー」により地面を泳ぐかの様に移動することが可能で、陸上においてもメガロドンの力を存分に発揮できる。
潜水能力を除くと際立って高い能力は無いが、レックスゲノムに次いでバランスの良いスペックをしている。
バイス
身長 | 206.5cm |
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体重 | 88.7kg |
パンチ力 | 9.7t |
キック力 | 26.8t |
ジャンプ力 | 37.8m(ひと跳び) |
走力 | 4.7秒(100m) |
ベースの部分はレックスゲノムとほぼ同じ。
リバイに比べてメガロドンの要素が強く、マスク部分はディケイドの顔の形をしたサメになっている。
スーツにはマゼンタや白のカラーがポイントとして配置されており、ディケイド本人というよりもディケイドライバーを思わせる造形に仕上がっている。
バイス自身は本来カナヅチであるため肩部装甲「メガロドンゲノショルダー」は浮き輪としての機能を持ち、脛部装甲「メガロドンゲノレガース」や前腕部装甲「メガロドンゲノブレイサー」は遊泳能力を強化していたりと、今一武器になる部分が見当たらず、目に水が入れば痛いらしい。
一応、飛び道具としてサメの歯を発射したり、サメの顎のオーラを纏った回し蹴りを放つといった芸当は出来る。
尤も悪魔に「溺れる」という概念が存在するかは疑問ではあるが。
「必殺!何トン?メガトン!メガロドン!」
逆立ちしたバイスの足をリバイが支える形で折り重なりリミックス変身した姿。
上半分のリバイは背ビレ・胸ビレ・上顎を、下半分のバイスは下顎・エラ・尾ビレを担当する事で、宙や海を高速で泳ぐ巨大サメへと変貌する。
最終回でも登場したが、TV本編で登場したのは一度だけで、10種系のリミックス変身の中で使われた回数は一番少ない。
- メガロドンスタンピングフィニッシュ
バイス「それでは皆さん〜、3!2!1!メ・ガ・ロ・ド~ン!!」
バイスタンプを2回倒して発動。
特別予告映像ではリバイスで息を合わせ、ダブルライダーキックを繰り出している。
『セイバー』増刊号では謎の高速移動からの腕の刃で縦横無尽に敵を何度も斬り刻むというバージョンを披露した。
『劇場版 仮面ライダーリバイス』ではリバイスメガロドンの状態で発動。
突撃しながらギフジュニアを蹴散らし、最後に残ったスパイダー・デッドマンを掴んで海中に潜り、引き摺り回した後に上空へと打ち上げ、勢いよく突進して噛み砕いた。
- 変身音声の「通りすがりのハハハハンター!」は、「通りすがりの」は「通りすがりの仮面ライダー」、「ハハハハンター」は「ディディディディケイド」とメガロドンが肉食魚であることがそれぞれ元ネタになっている。
- モチーフになった『仮面ライダーディケイド』ではサメモチーフのライダーとして仮面ライダーアビスが登場し、契約モンスターもメガロドンを捩ったアビソドンとなっている。
- 正確にいうと契約モンスターは「アビスラッシャー」で、アビスラッシャーと連動的に表れるもう一体のモンスターがファイナルベントで融合したのが「アビソドン」である(アドベントカードが確認できるのは「アビスラッシャー」のみ)。
- ネットムービーでもサメのライダーネタが登場しており、意外とサメとは接点がある(このネットムービーではアビスについては触れられず)。
- 活躍する作品はスーパーヒーロー戦記と同時上映の劇場版や仮面ライダーセイバー増刊号など、他のライダーが関わる媒体が多いという点でモチーフのディケイドに通ずるものがある。
- ディケイドを演じた井上正大氏は(現状、ライダー関連のオファーが無かった事もあって)驚きを隠せない様子だった。この姿を見て「ピンクのディケイド」と称している。「ディケイドはピンクではなくマゼンタである」と折に触れて強調している事も考えると、あくまでディケイドっぽい別物という事を彼なりに表現している…のかも知れない。
- 公式HPでのメガロドンリバイグローブの説明文は「あやゆるもの」になっている。
リバイス(仮面ライダー) 仮面ライダーリバイ 仮面ライダーバイス 仮面ライダーバイス(リバイスドライバー)
仮面ライダーファイズ、仮面ライダーアビス、仮面ライダーポセイドン:サメをモチーフに取り込んだライダー。ファイズに関しては諸説あり。
サラミウオコンボ、サメバイクフォーム、バイティングシャーク:サメをモチーフに取り込んだフォーム。
フライングファルコン:先行登場で披露されたが本編での登場は他のフォームに抜かれた先輩。そして抜いたのはサメである。
ゲノムチェンジ
ヘッジホッグゲノム → メガロドンゲノム → イーグルゲノム
ディケイドレジェンドライダーフォーム
ディケイド世界旅行記※/ディケイド世界旅行記NEO※ ← メガロドンゲノム → ディケイドフォーム(ギーツ)※
※どの媒体においても変身しない