『とある大人にならない少年が繰り広げる、夢と希望のストーリー…』
流水抜刀!ピーターファンタジスタ!
『流水一冊!少年の心と水勢剣流水が交わる時、紺碧の剣が空を舞う!』
概要
『仮面ライダーセイバー』に登場するワンダーライドブックの一つ。本編では第2章から登場。
15年前にメギドによって奪われたワンダーライドブックの一冊。
大いなる本から分割された、『ピーターファンタジスタ』の伝承を封じ込めているライドブック。
ジャンルは「物語」。カラーは「ティールブルー(鴨の羽色)」。
ブックの朗読の続きは、『生物と出会いし時、きらめく力と夜空を泳ぐ』。
1ページのストーリーページには『睨み合うピーターパンとフック船長』が描かれている。
2ページの左端のテキストには『蒼い海で戦う2人が聖剣と交わり身に宿る』と記載されている。
ストリウスによって生み出されたキリギリスメギドがその力を悪用、自由自在に宙を舞う飛行能力を会得した。
キリギリスメギドを倒したことで、仮面ライダーセイバーが奪取した。
第3章でブレイズの手に渡り、以降基本的に彼の所有ブックになる。
第14章ではキングライオン大戦記ワンダーライドブック作成のために使用された。
第15章ではブレイズ・キングライオン大戦記がキングライオンブースターに使用している。
第24章にてライオン戦記、天空のペガサスと共に暴走したセイバーに奪われるが、第25章にて須藤芽依によって返却された。
最終章では新たなセイバーが火炎剣烈火の刀身にワンダーライドブックをスキャンして技を学習させて発動、召喚している。
派生形態一覧
立体物
恒例の先行発売枠として、放送開始に先駆けて2020年8月8日に発売された。
余談
- ワンダーライドブックの元ネタは言うまでもなくスコットランドの戯曲『ピーターパン』である。
- 正確にいうと作品名は『ピーター・パン、または大人になりたがらない少年(Peter Pan; or, the Boy Who Wouldn't Grow Up)』で、「ピーター・パン」は主人公である人間の名前。
- 初めて「ピーター・パン」が登場したのは『小さな白い鳥』という作品の挿入話の1つとしてで、そこから『ケンジントン公園のピーター・パン』として抜粋し、最終的に『ピーター・パンとウェンディ』という独立した小説作品としてまとめたものである。
- ピーターパンがモチーフであるが、攻撃の要はフック船長のフック=鉤爪となっているのは、作者の真意(ピーターパンの物語自体、『子供の身勝手さや我が儘に振り回され、苦労する大人の物語』であり、実際はフック船長が主人公)に則っているからではないかと思われる。
- なお初登場作『小さな白い鳥』でのピーター・パンは『自分が小鳥だと勘違いして鳥の元に向かう(作品内では"人間も生まれる直前まで小鳥の姿をしている"という設定)が仲間に入れて貰えず、かと言って人の世に戻る事もできず、人でも鳥でもない中途半端な存在になってしまう」という物悲しい話である。
- 作中で唯一、相性が悪い組み合わせが明示されたブックである。
関連タグ
ピーターパン:元ネタ
玩具先行発売
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