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ガメル…ごめんなさい。もう、オママゴトは終わり」


データ編集

身長214cm
体重112kg
肩書き水棲生物の王
イメージカラー
構成コアメダルシャチウナギタコ
属性
名前の由来愛づる
演者未来穂香(人間態)/ゆかな(怪人態の声)、日笠陽子(memory of heroez)/スーツアクター:藤田慧(本編)、古屋貴士(Vシネ)

解説編集

仮面ライダーOOO』に登場するグリードの紅一点。所謂女幹部ポジション。

自分の獲得したセルメダルは他のメンバーにも分け与える主義で、プライドが高く基本的には仲間以外の他者の事は見下している。


「愛情」や「母性」の欲求が強く、メダルより仲間の調和を優先させたり、仲間のグリードの内輪揉めに介入して争いを仲裁するなどまとめ役を担っており面倒見が良い。


とはいえ、冷酷な部分やメダルの欲も他グリードのように存在し、以前酷い仕打ちをされたとはいえカザリアンク(ロスト)の力を恐れ、ウヴァを仲間達と一緒に始末し、組みたくもないカザリと組むのもメダルを優先させる為と発言したり、真木がアンクに大量のコアメダルを渡す光景にはウヴァやガメルとともに完全復活の為に寄こせと要求している。


純真なガメルには義姉か義母のように接しており、ガメルと関わる事自体でメズールは愛情を感じている。その為ガメルから駄菓子をプレゼントされたときも「貰った事」自体は喜んでいたものの、グリードの特性上味を感じないので駄菓子をその場でこっそりと捨てていた。


また「愛情」自体も味と同様にグリードの特性上希薄なため、所謂ごっこ遊びに過ぎず愛情の欲望を満たす為である。そのため、(目的の為にガメル自体を利用していたわけではないものの)ガメルと別れた際は上記の事実を告げている。


容姿編集

怪人態編集

復活時は上半身が不完全。

外見はシャチをモチーフにした頭部や、イカタコの様な吸盤の並んだ脚部、上半身についているウナギなど。


水を操り、干上がった川をすぐさま増水させる事も可能。主に高圧水流を使った遠距離攻撃や足技を用いて戦う。水流は使い勝手がいいのか水棲系メダルを取り込んだカザリも多用している。


弱点は高熱で、ラトラーター初登場時に熱光線で計4枚のコアメダルを失う大ダメージを受けており、この弱点は水棲系ヤミーにも受け継がれている。


メズール

完全体ではバイオライダーの様に全身を液状化する事も可能になり、これを利用して高速で空中を移動して戦闘を行ったり、水面から飛び出して奇襲を仕掛ける強力な能力となっている。


また接近戦時には足技の他にもカウンター攻撃を行い液状化能力も相まって、相性では不利なラトラーターとプロトバースを圧倒するまでに実力が向上している。しかし液状のため、冷気を浴びると動きが封じられてしまう。


人間態編集

愛欲の獣

擬態時はティーンエイジャーの美少女に化ける。セーラー服ドレスなど、を基調とした色の服が多い。

メズール人間体


主な行動編集

・セルメダルの足りなくなったガメルに自身のメダルを分け与える。

・人間態を習得。

・喧嘩したウヴァカザリを仲裁。

・1体のサメヤミーをセルメダルに還元。グリードの中では初めてセルメダルの回収に成功した描写がなされた。


ピラニアヤミーガタキリバコンボに全滅させられ、自身はラトラーターコンボに大ダメージを負わされメダルを奪われるなど、不遇な人。

また、サメヤミーは初登場のトライドベンダーの餌食になった。


・属性で苦手とするラトラーターの熱光線で焼かれてしまい、計4枚のコアメダルを一度に奪われ脚まで不完全になってしまう。


・「拾ったメダルなんていらない」と言い放つ。プライドが高い事がわかるシーン。

・ウヴァの屑ヤミーを囮にしてピラニアヤミー(2代目)からセルメダルを回収。


・残りのコアメダルも1枚残してカザリに奪われ、怪人体を保てなくなる。その後自らの殆どのコアを取り込んだガメルを彼ごと取り込み暴走。セル5000枚も加え巨大グリードと化し、これも初登場の仮面ライダーバースとガタキリバによって爆散、ガメル共々死亡。


・再復活(ウヴァが反逆を恐れコアメダルを全て使わなかった為頭部とマント以外不完全)後はウヴァと行動を共にするが、カザリとアンク(ロスト)に恐れをなし、ウヴァには裏切られた事もあってかカザリ一味に入る。彼女について来たガメルと共にウヴァを斃し、自らのコアメダルを取り返し、下半身が元に戻った。


・ガメルに自身のセルメダルを投入し、ガメルからウニアルマジロヤミーを作った。その際に「意外と簡単にできたわね」と発言している。

・ウニアルマジロヤミーをオーズに撃破されるも、バースCLAWsサソリによってセルメダルは全て回収。


・自ら生成したヤミーは3体とも全てセルメダル回収に成功している。

・自分のコアメダルをオーズから取り返すも、真木清人が決めたルールによって吸収出来ず。

・アンク(ロスト)と仲良くなろうとして失敗し憤慨するガメルに「小さくたってアンクはアンクなのよ」と忠告していた。

後藤慎太郎が変身した仮面ライダーバースの攻撃を受け、コアメダル2枚を奪われる。


・ライダー達に拠点を襲撃され、里中エリカを襲うがプロトバースに網で捕獲され、バースバスターを受ける。

・襲撃を退けた後、真木がアンクにメズール自身のコアを含む「コアメダルを集中させる器」とする事に反発し、苛立ったアンクがばら撒いた自らのコアメダルを回収し、遂に完全体に。


・真木邸を後にし、追ってきたガメルに真実を告げて彼の前から去る。

・ガメルと別れた後、母子を次々に攫って卵に閉じ込める事で自らの欲望を満たそうとした。そこでオーズ、プロトバースと戦う。


・完全体のためオーズを圧倒するが、スピードに対抗するためにトライドベンダーに騎乗したオーズのメダガブリューからの冷気で動きを封じられ、必殺技を受けコアメダル3枚を損傷する。


「駄目なの…全然、足りないの!」


最期はメズールを探していたガメルの腕の中で、満たされることのないまま消滅した。


カウント・ザ・メダルズ編集

話数メダル
第1~8話
  • シャチ×3
  • ウナギ×3
  • タコ×2
第9~11話
  • シャチ×3
  • ウナギ
第12~14話
  • シャチ×3
  • ウナギ
  • タコ×2
第15・16話シャチ
第36話(途中)
  • シャチ
  • ウナギ
  • タコ
第36・37話
  • シャチ×2
  • ウナギ
  • タコ×2
第38~43話
  • シャチ×2
  • ウナギ
  • タコ
第44話
  • シャチ
  • ウナギ
  • タコ
第45話
  • シャチ×3
  • ウナギ×3
  • タコ×3

memory_of_heroez編集

黒幕によって復活させられたグリード軍団の一体。

あえて自分の不利な砂漠セクターに出現。油断したWをおびき寄せ、水の壁の中に閉じ込めたが、シャチメダル、ウナギメダル、タコメダルを奪われてしまう。

湿地セクターでオーズたちを襲撃し、アイを人質に取ったが、バース・デイの不意打ちでアイを解放され、逃げようとした所をブレストキャノンとシャウタコンボのオクトバニッシュで撃破された。


備考編集

アンクを除いたグリード4人の中ではよく服装が変わる(セーラー服→青いドレス→再復活後は白いシャツにショートパンツ)。

設定上ではウヴァやカザリよりも長身である。


声優がゆかなな上に、人間態の役者が「ほのか」ということから、アニメふたりはプリキュア』の雪城ほのかを連想したネタも見受けられる。→キュアメズール

なお、怪人態の声が唯一声優であるのは、人間態を演じる未来氏の義務教育の兼ね合いのためとされる。


ライダー怪人ではソフビ女幹部として初めて一般販売され、

S.I.Cシリーズで初めて立体化された女怪人である。




関連タグ編集

仮面ライダーOOO 女怪人

女幹部 グリード


ピスケス・ゾディアーツ次作に登場する魚関連をモチーフにした敵幹部で、こちらも水面や地面を自在に泳ぐ点が共通する。

















復活のコアメダル編集

古代王仮面ライダーオーズが復活したことで、ウヴァカザリガメルと共に復活。本編と変わらない性格・ガメルとの親密さを披露していた。しかし、尺の都合なのかカザリやガメル共々活躍がほとんどなく、古代オーズのウヴァ吸収後に、カザリと共に責任の押し付け合いを始めたことで、憤慨した古代オーズによってコアメダルを吸収されてしまい、そのまま消滅した。

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