概要
プロフィール
『KAMEN RIDER memory of heroez』に登場する、グリードと呼ばれる怪人の一種。本作のオリジナル怪人。
ゼウス・ドーパントにより、ムカデ・ハチ・アリの有毒生物系コアメダルから誕生した。未来のコアメダルからグリードが生み出されたケースはこれが初となる。
本来、未来のコアメダルからグリードは生まれないはずなのだが、これには絡繰があり…。
一方で、人造であるためかグリードでありながら自身の意志はないに等しく、本能の赴くままに敵を攻撃する。
そのため、アンクからは「欲望あってこそのグリード」「意志のないお前はグリードでもなんでもない」と酷評されている。
誕生時に仮面ライダー達を圧倒するも、再戦時に倒されるが……
容姿
頭がムカデの顔になっており、後頭部からムカデの胴体が垂れている。目は他のグリードと同じくモノアイ型で、色はレッド。
ボディはハチモチーフで構成されており、首にはミツバチの毛、両肩にはアリの顔、右腕にはハチの腹部のような意匠があり、手の甲からは毒針が伸びている。
下半身にはムカデが巻き付いたようなライン、右足はハチのような縞模様で彩られている。
能力
ムカデ部分からは無数の針の雨や毒液、拡散する黄色または紫色のビームを発射し、手甲から伸びたハチの毒針で刺突する能力や、ハニカム構造のバリアを貼って身を守る能力を持つ。
この他、ヤスデのように体を丸めて高速で突進する攻撃方法を持っている。また、ムカデ部分の足は伸縮自在でこれを張り巡らせてバリケードのように使う事もできる。
余談
デザインは原典の仮面ライダーOOOでも怪人デザインを担当した出渕裕氏が担当。
なお、これまでのグリードはアンクを除いて欲望に関係した行動から名付けられていたが、名前の由来は全くの謎。単にムカチリコンボの捩りか、「むしり取る」、「むっちり」、「無知」のどれかではないかと言われている。
正体と顛末(ネタバレ注意!!)
その正体は、ゼウス博士が死亡したアイダ博士の肉体として作り出した器。
最終マップにて、アイに封じられていたアイダ博士の記憶を移植され完全体となり、本作のラスボスとして立ちはだかることになる。
しかしフィリップがアイに仕込んでいた「コアエナジーを取り込み、満タンになったらそれを放出する」というプログラムによりその力に綻びが生じ、仮面ライダー達に撃破されることとなった。
攻略
高い攻撃力に、攻撃範囲の広い技を持つ。特に毒を撒き散らす攻撃は判定がしばらく残り、触れると動きが硬直してしまう。しかし丸めた体による回転攻撃、ハチの針による刺突攻撃など、カウンター可能である攻撃を二種持っている上に使用頻度も高いので、そこが狙い処。
ラスボスとして登場した際は攻撃力が強化され新しい技が追加されるも、上記の戦法がそのまま通用する。
前座となるゼウス・ドーパント(強化態)の方が強敵だとも言われている。
関連タグ
memory_of_heroez グリード(仮面ライダーOOO) ムカチリコンボ
鎧武者怪人/仮面ライダーポセイドン:似たポジション。
ゴーダ:こちらもムカデ・ハチ・アリのコアメダルから誕生したグリード。ただし、こちらは人造コアメダルであるゴーダメダルから誕生しており、実体はないが、意志はある。