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概要

CV:子安武人

ゲーム『KAMEN RIDER memory of heroez』に登場するゲームオリジナルのドーパント

ギリシャ神話の最高神ゼウスを思わせる全身が寒色で構成された石像のような怪人で、体の各部が迸る電気エネルギーで緑色に光っており、顔の左半分がギリシャ彫刻のような黄金のマスクで覆われ、輝石のようなツノは遠目から見ると月桂冠のようにも思える造形をしている。

神を気取る尊大で傲慢な性格であるが、その言葉に誇張は無く、有毒生物のコアメダルから新たにグリードムチリを製造するなど相応の技術力を持つ。

アイダ博士を探して欲しいとの依頼を受け、「セクターシティ」に調査にやってきた左翔太郎こと仮面ライダーWと対決し、変身解除に追い込んだ。翔太郎はこの戦いで所持していたガイアメモリの一部を紛失する羽目に遭ってしまう(OP映像)。


なお、ドーパントの中でも初の特定の神格をモチーフとした個体である。


能力

浮遊する玉座に座って空間を移動する事が出来る。自分の身の丈の倍もある稲妻の意匠が施された杖を装備しており、近接戦ではなぎ払い、遠距離戦では投擲や招雷などで対応する。

その戦闘力は最高神をモチーフにするだけあって非常に高く、ルナトリガーの攻撃に全く怯まなかったどころか、ジョーカーエクストリームを杖の投擲で相殺し、メタルブラディングを杖で受け止め、蹴りで大きく吹っ飛ばして勝利するなどこれまでに幹部連中を倒してきたW相手にも引けを取らない。


しかし、もっとも恐るべきはゼウスメモリの持つもう一つの能力「全ての攻撃の無効化」。このため、戦闘力を抜きにしても仮面ライダーの攻撃が全く通じない。


余談

  • ゲーム作品とはいえ声優の子安武人氏が、仮面ライダーシリーズに出演するのは初である。(過去には大怪獣ラッシュというウルトラシリーズに関したゲーム作品などにも出演していた。)
  • オリジナル怪人の中では真っ先に姿が公開された怪人であるが、能力や外見はまさしくゼウスのそれであり、見た目だけで能力の判別が困難なドーパントの中でもメモリの特定は容易な部類であった。
  • なお、ゼウスをモチーフとしたライダー怪人は実はこれが初である。過去に仮面ライダーXでGOD総司令の正体と思しき「デーモンゼウス」の登場が検討されたが、ボツになっている。

関連タグ

仮面ライダーW 仮面ライダーOOO 仮面ライダーゼロワン

memory_of_heroez ドーパント


ギリシャ神話モチーフ

神話怪人:ギリシャ神話モチーフのライダー怪人。ちなみに、初期稿やすがやみつる版の漫画では、デーモンゼウスなる者が神話怪人に指令を出す。

仮面ライダーポセイドン:ギリシャ神話モチーフの敵ライダー。本作品の主人公の一人オーズと対決。

仮面ライダーイカロス/仮面ライダークロノス:ギリシャ神話モチーフの敵ライダー。

ゼウスオルグ:同じくゼウスモチーフ。こちらは剣が武器。

オウシブラック&ワシピンク:ある意味ゼウス(正確には、ゆかりのある星座)をモチーフにしたヒーロー。




































正体と顛末(ネタバレ注意!!)

変身しているのはメモリと同じ名を持つ「ゼウス博士」という研究者。

世界トップレベルの頭脳の持ち主であったが、それゆえに対等なレベルで話の出来る理解者に恵まれず、孤独感を抱えていた。

そのため、唯一の理解者であったアイダ博士には共感と執着を抱いている。


最終盤にて、コアエナジーを大量供給して強化したムチリをライダー達に差し向けるが、オーズの前に敗れ去る。この時、一行を導いていたセクターシティのナビゲーターメカ・アイの中にアイダのデータが隠れていることに気づき、アイを奪って撤退。


セクタータワー最深部の採掘場で仮面ライダー達を待ち受け、ゼウスメモリの力で一方的な戦闘を展開する。

しかし、無敵と思われたゼウスメモリの力には大きな落とし穴があった。

その落とし穴とは、ドーパント=ガイアメモリを用いた怪人であることそのもの。


実はタワーに入った時に立ちはだかった仮面ライダーエターナルを倒した際、彼が遺したT2エターナルメモリをダブルが回収していたのである。

メモリの王とも言われるエターナルメモリのマキシマムドライブには、他のガイアメモリを永遠に無力化する力があり、エターナルメモリをマキシマムドライブさせたダブルのライダーキックを受けたことで、ゼウスメモリが動作不良を起こし一気に弱体化。

克己ほど適合率が高くないダブルではエターナルの力を完全に再現しきれなかったとはいえ不利な状況を覆す切り札となり、ゼウスは仮面ライダーの前に敗北。


それでも諦めず、今度はタワー頂上のコアエナジー供給装置から大量のエネルギーを受けることで無限再生を実現するが、アンクナスカ・ドーパントによって装置を破壊されたことで再生が途切れ、完全に敗れた。

直後、ムチリの肉体にアイからバックアップを移したことで復活したアイダ博士の奇襲を受ける。そして彼女の「最強の体と永遠の命を得る」と言う私利私欲のためにコアエナジーを奪われ昏倒。


アイダが敗れた後に目を覚まし、不滅の命への執着を叫びながらセクタータワーの崩壊の中に消えていった。


ゼウス・ドーパント(強化態)

ゼウス・ドーパントがコアエナジーを大量に摂取し、巨大化した姿。

玉座と下半身が一体化し、十面鬼を思わせる巨大な顔が現れ、エネルギーをチャージして一気に解き放つ熱風、全身からの放電、新たに巨顔からビームを放つ能力などを獲得し、戦闘力も飛躍的に向上した。

そのフォルムはかつてダブルが戦ったクレイドールエクストリームを思わせるもので、その様相はもはや神などでは無く、オーズをして「まるで悪魔だ」と言わしめたほど。

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