概要
CV:子安武人
ゲーム『KAMEN RIDER memory of heroez』に登場するゲームオリジナルキャラクター。
ガイアメモリと同じ「ゼウス」の名を持つ、セクターシティ”の責任者を務める研究者。
「ゼウス・ドーパント」に変身している。
“コアエナジー”と呼ばれるエネルギーの研究の第一人者であり、本人はゲーム本編では登場しないが、アイの話によると、度のきついメガネを掛けたボサボサ頭の容姿で、かなりの変わり者だったらしく、職員が話しかけてもニヤリと笑うだけで、彼と対等なレベルで会話ができるのはアイダ博士だったらしい。
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memory_of_heroez アイダ博士 ゼウス・ドーパント
正体と顛末(ネタバレ注意!!)
世界トップレベルの頭脳の持ち主であったが、それゆえに対等なレベルで話の出来る理解者に恵まれず、孤独感を抱えていた。
そのため、唯一の理解者であったアイダ博士には共感と執着を抱いている。
セクターシティでは財団Xの資金提供を受け、コアエナジーを用いた不死の生命の創造に着手しており、ムチリはその実験段階で生み出されたグリード。
しかし、ムチリにコアエナジーを供給する実験の際に爆発事故が発生し、巻き込まれたアイダ博士は死亡。
これを悲嘆したゼウスは、ムチリを器としてアイダ博士を蘇生する研究にシフト。もっとも肝心な頭脳の復元のため、シティで暮していた人々を実験体として様々な非道な実験を繰り返し、コアエナジーを用いた死者の蘇生実験を続けていた。セクターシティで立ちはだかった園咲家の面々や仮面ライダーエターナル、上級グリード達はそれによって復元されたものである。更に恐竜系メダルや有毒系メダルを製造できた辺り、800年前の錬金術師にも迫る恐ろしいまでの才能を有していた事がわかる。
元ネタのゼウスは女癖の悪さで有名だったが、ゼウス博士はモチーフとは全く真逆の一途な人物であり、その女性にとって自身は単なる駒でしかなかったのはなんたる皮肉であろうか。