概要
ギリシア神話の最高神「ゼウス」の名を冠したガイアメモリ。
最高神をモチーフにするため戦闘力は非常に高く、ゼウス博士の変身するゼウス・ドーパントがルナトリガーの攻撃に全く怯まなかったどころか、ジョーカーエクストリームを杖の投擲で相殺し、メタルブラディングを杖で受け止め、蹴りで大きく吹っ飛ばすと言った隔絶した力を見せつけている。
さらに、ゼウスメモリの持つもう1つの能力は「全ての攻撃の無効化」。
恐るべきは能力であり、戦闘力を抜きにしても攻撃は全く通じない。
ガイアメモリであることは変わりないため、「全てのガイアメモリを停止させる」エターナルメモリの攻撃には弱いが、それでも変身解除は出来ず、一時的な機能低下と攻撃無効能力の停止に留まるというとんでもなさを持つ。
ちなみに宿す記憶は「神の記憶」。実在の証明が不可能な概念の記憶などあるのか?と思ってしまいがちだが、このメモリが宿す記憶とは恐らく歴史上実在した「ゼウスの子孫」を自称する者達の持つ記憶である。
何しろ世界には少なく見積もっても紀元4世紀までは遡れる「神々の末裔」を頂き、その家臣筆頭が実際的なトップに立つみょうちきりんな国もあるのだから、そこまで不思議な話でもない。
そのようにして、「自称子孫」たちの記憶とゼウスに纏わる伝承をひっくるめて「神の記憶」として登録したのがこのメモリなのだろう。