エターナル!
概要
ディスプレイマークは無限回廊を横倒しにしたかの様なE。
数あるガイアメモリの中でも特殊な立ち位置と破格の性能を有した代物とされ、ミュージアム・財団X含めた全組織含めても、現在下記の2本しか生成に成功していない事が『風都探偵』で語られている。
能力
克己「オレのエターナルメモリは特別でね。一度発動すれば、T2以前のガイアメモリは作動不能…エターナルの名の通り、永遠にな」
マキシマムドライブ「エターナルレクイエム」により、他のガイアメモリの機能に干渉し、半永続的に停止させる能力を持つ。
これが一度発動すれば、効果範囲内の仮面ライダーもドーパントも全て強制的に無力化され、さらにはマキシマムドライブ発動の瞬間にガイアメモリを使用していた者は12.5%の確率で体内でメモリの機能が暴走して排出不能になり、高確率で変身者を死に至らしめるという危険性も孕んでいる。
また、この能力は厳密には世界に干渉する能力であり、同じく世界に干渉する能力を使っているメモリは敏感にその影響を受けてしまう。
主人公サイドが使えばガイアメモリ犯罪を終結させられると目されていたが、上記の危険性が判明したため、その可能性は無くなってしまった。
まさしくガイアメモリの息の根を止める「エターナルレクイエム」=「永遠の鎮魂歌」の名にふさわしい能力。
この為「全てのガイアメモリを支配する究極のメモリ」とも呼ばれている。
エターナルメモリ(T1)
劇場版以前の時系列となるVシネマ『仮面ライダーエターナル』で登場したもの。
その名の通り、現行の通常(T1)モデルで最初に作成された試作品で、財団Xの加頭順が複製ロストドライバーで「仮面ライダーエターナル・レッドフレア」への変身に使用し、実地試験を行っていた。
だがそこへ襲撃してきた大道克己のより高い適合率に感応。彼を新たな適正者として選び、加頭を拒絶して一時機能を停止する。
その後は克己の言葉に反応して手に渡ったことで再び起動し、彼が変身したエターナルを強化フォーム「ブルーフレア」に初変身させた。
しかしあくまで試作品である為か、あまりにも適合率が高過ぎる克己によって引き出されたフルパワーにメモリ本体が耐え切れず、最終的には自壊してしまった。
他のガイアメモリを機能停止させる能力もまた、目の前で対峙している相手ドーパントのメモリを無力化させる程度で、効果範囲も狭い。
エターナルメモリ(T2)
劇場版『AtoZ/運命のガイアメモリ』に登場した次世代(T2)モデルで、全26種のT2ガイアメモリの中でも最強の代物。
完成と輸送の情報を入手した克己が財団Xから強奪し、エターナルへの再変身を遂げた。
その機能も完全なものとなっており、効果範囲は最低でも風都全域、かつ位相の重なる別次元にまで及ぶ程。
T2エターナルメモリの内部機構にエラーが発生しない限り永遠に効力が続き、影響を受けたメモリは二度と使えず、仮面ライダーはもちろんのこと、本編ラスボスを含む全てのドーパントも完封される。かつて克己自身が呼んだように、全てのガイアメモリの王とも言うべき制圧力を秘めている。
ただし、他のT2モデル25種だけは併用する事を想定して作られているため、エターナルメモリの影響を受けない措置が施されている。
加えて、克己との適合率の高さから発現した新たな能力として、マキシマムスロットが26本に増加しており、全てのT2ガイアメモリを同時マキシマムドライブさせるという常識外れの能力まで獲得した。
『風都探偵』では上記の通り次元をも超えて裏風都にまで及んだどころか、裏風都通行用の「ビゼル」やあるもの(ネタバレ注意!!)まで機能停止・破損させてしまい、とあるドーパントを暴走させ惨劇を引き起こしてしまったことが明らかになっている。
主な形態
ロストドライバー
余談
前述の通りマキシマムドライブ発動時に12.5%の確率で死に至ると判明したが、この「12.5」という数字は100を8分の1にしたものであり、8を横向きにすると無限を表す「∞」となるのでもしかしたらそれをモチーフをしたのでは?という読者からの考察がある。
関連タグ
memory_of_heroez:意外な形で使われる。