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次回予告編集

記憶、それは、今の自分を形作る物

時の中から与えられた道標

誰もが逃れ獲ぬその中で、ある者は心を縛り、またある者は流される

砲火を境に叫ぶ想いが、真に欲する物は?

次回、機動戦士ガンダムSEED『たましいの場所』

もつれる闇を、切り裂け!ガンダム!


前話「開く扉」のあらすじ編集

ラウ・ル・クルーゼを追ってキラ・ヤマトムウ・ラ・フラガは、コロニー・メンデル内部のとある建物へと侵入した。メンデルの遺伝子研究所…そこではクルーゼ、ムウ、キラの三人が銃撃戦を繰り広げていた。そして緊迫を破るように、クルーゼの口から衝撃的な真実が明かされる。


同じ頃、地球で行方不明になったディアッカ・エルスマンと久々の対面をしたイザーク・ジュールは、お互いに銃を向け合う中、ディアッカにその真意を問い質す。


一方、コロニーの外では、ナタル・バジルールを強引に説き伏せたムルタ・アズラエルに率いられるドミニオンが、アークエンジェルと戦闘を再開しようとしていた。


銃撃戦の最中、クルーゼは語る。かつてこの研究所で行われていた、「最高のコーディネイター」誕生の実験を。キラは研究者を本当のに持つ、唯一の成功例であることを。そしてクルーゼとムウの因縁…クルーゼは、ムウの父親・アル・ダ・フラガの遺伝子を受け継いだ「出来損ないのクローン」だ、と自ら告白する。仮面を付けていたクルーゼの素顔を含めて驚愕の事実を知り動揺を隠せない二人。


クルーゼ「私にはあるのだよ!この宇宙でただ一人、全ての人類を裁く権利がな!!」


クルーゼはそう叫び、去って行った。

そして旗艦であるヴェサリウスに戻ったクルーゼは、捕虜のフレイ・アルスターに1枚のディスクを託し、地球軍のもとへ送り返す。それが戦争を終結させる「最後の扉」だと言いながら…。


あらすじ編集

アークエンジェルドミニオンとの戦闘が再開された。その両者の間隙を縫って、ラウ・ル・クルーゼエターナルを攻撃するためヴェサリウスを出撃させる。


クルーゼ「地球連合軍艦アークエンジェル級に告げる。戦闘を開始する前に、本艦で拘留中の捕虜を返還したい」


クルーゼは両艦隊に対し、ザフトで拘束中の捕虜を返還するという通告を一方的に入れる。

戦闘空域に射出されるポッド。そのポッドには、事情がわからないまま乗せられたフレイ・アルスターの姿があった。

クルーゼの行為に戸惑いを隠せない両艦隊。その状況に危機を感じ取ったフレイは、必死な思いでポッドを操作しアークエンジェルに助けを求める。


フレイ「か、カギを持っているわ、私!戦争を終わらせるカギ!だから、だからお願い!」


そう叫ぶフレイの言葉に、だんまりを決め込んでいたムルタ・アズラエルが動き出す。

フレイの救出に向かうキラ・ヤマトだが、フォビドゥンレイダーの邪魔が入り、ポッドはカラミティに回収されてしまう。

フレイを救出することだけに意識がいっていたことでフリーダムが損壊したのを危惧したアスラン・ザラが駆るジャスティスによって制止されたキラはフリーダムのコックピットで叫ぶ。


キラ「僕が傷つけた…!僕が守ってあげなくちゃならない人なんだ…!」


血を吐くような親友の痛々しい慟哭に、アスランは掛ける言葉が見つからなかった……。


一方、包囲されたエターナルとクサナギラクス・クラインの提案により、火線をザフトのヴェサリウスに集中することで突破をはかる。

それにより、ヴェサリウスは撃沈し、三隻同盟は離脱に成功。

それを見て、地球軍・ザフト双方共に撤退した。


クルーゼ「こちらも撤退する。残存部隊は座標デルタ0に集結しろ。ここで地球軍とやり合っても何もならん」


この時、クルーゼ隊の母艦だったヴェサリウスが艦長であったフレデリック・アデスを始めとした部下と命運を共にしたことに感情を動かすことなく淡々と撤退指示を出したクルーゼに、イザーク・ジュールは不信感を抱くこととなった。


キラと再会出来ず意気消沈したままドミニオンに迎え入れられたフレイはアズラエルにディスクを渡すが、そこでかつてのアークエンジェルのクルーであり、ドミニオンの艦長を務めているナタル・バジルールと再会。

 

フレイ「バ…バジルール中尉!」

ナタル「久しぶりだな、フレイ・アルスター。大丈夫か?」


顔見知りの人と出会えたフレイは緊張の糸が切れたのか彼女の胸で泣きじゃくり、アラスカ基地以降、漸く安堵することが出来たのだった。

同じ頃、フレイからディスクを受け取ったアズラエルは、ディスクの内容がフリーダムとジャスティスのデータ、そして核使用を可能にするニュートロンジャマーキャンセラーのデータであることを知り、狂喜した。


一方、キラはエターナルに着艦した直後に精神的なショックから倒れてしまい、目が覚めた後もフレイを助けられなかったこと・クルーゼに告げられた自分の重過ぎる出生のことで苦悩しながらも、それを隠そうとしていた。


キラ「大丈夫…僕、もう泣かないって…決めたから…」

ラクス「泣いて…良いのですよ」 

キラ「っ!!」

ラクス「だから人は…泣けるのですから」


しかし、キラの痛々しい虚勢を見抜いていたラクスのお陰で、キラは悲しみや苦しみを吐き出すように大声で泣くことが出来た……。

同じ頃、エターナルの艦内通路にてカガリ・ユラ・アスハと共にいたアスランは みんなが…泣いてるみたいだな… と呟いたのだった……。




関連タグ編集

機動戦士ガンダムSEED

神回 涙腺崩壊

Find_the_Way:TV版及びHDリマスター版のエンディング曲。

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