「ビジネスですから」
演:有末麻祐子
概要
鴻上ファウンデーション会長・鴻上光生の秘書。年齢21歳。
後藤慎太郎はタメ口で話しているが、鴻上ファウンデーション復帰後の後藤の役職は「秘書補佐」なので、一応後藤の上司に当たる。
人物
給料さえ出れば、どんなことでも仕事として請け負う。残業はしない主義だが、手当が出れば行う。「欲望に忠実たれ」という鴻上光生の信条に、ある意味最もそぐった人物。
普段の仕事は、主に会長の作ったケーキの処理役だが、自身は辛党である。クスクシエにもよく顔を出す。
火野映司たちに会長からのメッセージを伝える際には、黒光りの車に乗って登場する。それ以外ではデスクワークをしていることが多い。
後藤がバースの装着者となった後は、バースのサポート役として後藤と伊達明を補佐している。
戦闘能力は非常に高く、装備無しでも戦闘員を倒したり、並の人間では反動がきつくて扱えないバースバスターを涼しい顔で使いこなしたり(扱いやすいようにチューニングしている可能性はある)、グリードやヤミーとも普通に戦えたりしていた。怪力だけなら彼女の方が上だが彼女はそれ以外は普通の一般人と大差無い為、戦闘に参加するなら何でも卒なく出来る里中の方が圧倒的に向いている。
ビジネスライクでクールな性格だが、決して冷たい人物ではない。
劇中の出来事を経て大なり小なり一同に絆されていったらしく、最終局面では、映司が運び込まれた保管庫のマスターキーを後藤に託したり、屑ヤミーで溢れかえる市街地に単身救援に駆けつけたりと、明らかに仕事の枠を越えた仲間意識を垣間見せた。
その際、常に「あくまでも仕事だから」と言い訳じみたことを言っていたが、案外照れ屋なのかもしれない。
コスプレ
里中の最大の特徴は、やはりその衣装のバリエーションの多さ。意外とコスプレ好きな面があるようだ。
ネットムービーでのイメージアニマルはクジャク。
第9話
アンクの傷を治しに会長が貸したセルメダルを徴収する目的でクスクシエに登場。時期がハロウィンのため、店内では店員も客もハロウィンのコスプレをしており、そのためか里中も黒猫のコスプレをしていた。
第20話
ライオンクラゲヤミー戦で、脚を負傷して苦戦する仮面ライダーオーズにコンドルコアメダルを届けるため、ライダースーツにライドベンダーを駆り登場。襲い掛かるクラゲヤミーをショットガンで撃ち落とし、持参したコアメダルをクジャクカンドロイドでオーズに渡した。
このときの立ち回りから、意外と戦闘力もあることが判明した。後藤慎太郎の立場は……
第39話以降
前話で晴れて仮面ライダーバースの装着者になった後藤のサポート役として登場。
バースバスターを片手で扱うなど有能ではあるが、休憩時にヤミー察知用のカンドロイドの電源を切ったり、戦闘前にコスチュームを着替えたりするマイペースさで後藤を振り回していた。
備考
アクションの藤田氏は、メズールのスーツアクターである。他にもライドベンダー隊員役で顔出し出演している(第1話の部隊壊滅後新たに入隊したのか、壊滅時の生き残りかは不明)。
関連タグ
小沢澄子:平成一期第2作目のサブヒロイン。クールな性格、2号ライダーの上司、組織に所属している、2号ライダーをサポートするといった共通点がある。
詩島霧子:生身で怪人と戦える身体能力を持つライダーヒロイン。クールな性格、年齢が21歳、組織に所属している、銃で怪人に応戦する点が共通。