レオ「おぉ……遂に最後の使徒の覚醒だ!」
ピスケス「使徒じゃない! 姿が変わっても…私は―!」
概要
第45話で覚醒した最後のホロスコープス。
変身者は、仮面ライダー部仮入部員の黒木蘭。
地中を泳ぐ様に高速で移動しながらの奇襲と、高圧水流を飛ばしての攻撃を得意とする。完全覚醒した際には体を液状化する能力も披露した。
また、スイッチャーである蘭自体が元々合気道を得意としていた為、接近戦でもコピーじゃないレオに一歩も引かずに互角以上に立ち回った。
劇場版で登場した個体は仏教の法具「ヴァジュラ」を巨大化させた様な銛(うお座のシンボルに酷似している)を使用しての接近戦を行うが、前述の能力は出さなかった。
魚座はタロットで「月」と関連付けられ、「隠れた敵」という意味を持っている。それを意識した訳ではないだろうが、最初から我望達と敵対し、仮面ライダー部に味方をしている。
外見
身長227㎝、体重199㎏。
胴体にうお座のサインがあり、茶褐色の鎧を纏った半魚人のような姿をしていて、全身に青色のうお座のコアを散りばめさせている。
スイッチャーは女性だが、スコーピオン・ゾディアーツの様に男性的なフォルムをしている。
劇中での活躍
※第45話のネタバレを含む為、記事の閲覧には注意
当初は「ピスケスを覚醒させない」ため、速水公平とライダー部の協力で風城美羽の家に匿われていたが、事前の戦闘でアクエリアス・ゾディアーツのネクタルの破片を蘭に仕込んでいたレオに居場所を突き止められる。
続くレオ・ダスタードの妨害でフォーゼとメテオが蘭から引き離され、孤立した蘭にスイッチを押させようとレオが迫るが、そこへ速水が乱入。「私の生徒に手を出すな」と身を挺して蘭を逃がそうとするが、レオに痛めつけられる速水の姿を見て居ても立ってもいられなくなった蘭はレオが落としたスイッチに手を伸ばしてしまう。
速水の後からやってきたJKの制止を振り切って、蘭はスイッチを押してしまい、ピスケス・ゾディアーツに覚醒。レオに戦いを挑み、速水を救出することは出来たが皮肉も十二使徒全員が揃ってしまった。
余談
- ニコニコ大百科(仮)の仮面ライダーフォーゼにおいて
「名前を英訳(黒木→unbarked lumber 蘭→orchid)⇒頭文字を取って「う・お(=魚)」。」
という推測が立てられた。(記事内のその他の学園関係者を参照)
- 尚、かつてムスカ・ゾディアーツに変身した草尾ハルとは幼馴染で、共に仮面ライダー部見習い。
- 草尾ハルは「最後に登場した一般ゾディアーツ」(兎座・琴座・小獅子座は直接戦闘をしておらず、公式サイトにも乗っていないためノーカウント)、黒木蘭は「最後に登場したホロスコープス」という共通点がある。
- ちなみに、覚醒前の星座はアンドロメダ座のようである。
- ちなみにこのピスケス・ゾディアーツもフォーゼを最も苦しめたホロスコープスと共に不遇であったうお座の地位向上に貢献したが独特のキャラと主人公を軽くねじ伏せる程の圧倒的な強さで貢献した同僚とは違いこちらは短い登場期間、最後に登場したホロスコープスだったが、「仮面ライダーの味方」として平和の為に戦う事で貢献した。
もう一人のピスケス?
『ネット版仮面ライダーフォーゼ みんなで授業キター!』では、「速水校長の特別面接」にてピスケス・ゾディアーツの覚醒者を探している。
天ノ川学園高校のマイナーキャラを片っ端からラプラスの瞳で見て回るが、みなみのうお座だったりとびうお座だったりと微妙に外してばかり。
落胆する速水校長に声をかけたのは、数学の諸田先生だった。
試しに見たところ,なんと彼がピスケス・ゾディアーツの覚醒者であると判明してしまう。
天高屈指のおネェである彼が最後のホロスコープスなのは番組的にどうなのか、投書が山ほど来ると苦悩する速水校長だったが、幸いにも夢オチであった。
ちなみに、眠る校長がリストの最後に残していた生徒は…?
ピスケス・ダミー
映画『みんなで宇宙キターッ!』ではダミーが登場。彼女に関してはザンジオーやカミキリキッドなどと同じくTV版に先駆けて登場しており、その補正もあってか割としぶとく生き残っていたが、突如現れた謎の魔法使いによって他に生き残っていたダミー幹部達共々まとめて倒されてしまった。
後に『天下分け目の戦国MOVIE大合戦』でも武神鎧武の作り出した量産型怪人として登場。最後はキャンサー・ゾディアーツ共々仮面ライダー龍玄Wアームズのトリガー・マキシマムドライブで粉砕された。
関連タグ
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