「宇宙に行くのは私だー!」
概要
名前の通り両肩に水瓶があり、水瓶から出る水には回復能力がある。
劇中では歌星賢吾を回復させた他、自らがダメージを負った場合も回復可能。
その回復力は最強フォームのコズミックステイツにより必殺技を喰らっても瞬時に回復できる程で、不死身の様な雰囲気さえある。
またこの回復能力は無機物にも有効で、コア・スイッチなど壊れた物を修復する事も可能という治すなら何でも治してしまうトンでもない能力を持つ。時間を逆行させているのだろうか?
戦闘時は、ネクタル(ギリシア神話の神々が飲む生命の酒の名が由来)と呼ばれるムチをふるい戦う。あくまで回復能力がメインでこれ以外に武器や能力は持たないが、幹部としての実力と変身者の身体能力の高さから、ライダー達と互角に戦っている。
外見
身長231㎝、体重187㎏。
水瓶座は美少年ガニュメデの星座だが、なぜか全身に青いラインの入った女性的な外見。具体的には巨乳であり、谷間がモロに見えるデザインになっている。(ちなみに、デザイン画の時点で「ヴァルゴよりデカい」とのメモが記載されていたらしい。)
ホロスコープスのクロークはカプリコーン・ゾディアーツと同じ形の物を使用していた。
正体
スイッチャーはアメリカから天ノ川学園高校に転入してきたエリーヌ須田(すだ)。
水瓶から流れ出した水がそのまま川になったという「エリダヌス座」が名前の元ネタと思われる。しかし進化前の下級ゾディアーツの詳細は劇中では不明。
日本語がヘタなのですぐにバレてしまった。
当初は城島ユウキを嫌い、妨害行為をする。しかし誤解だと分かりユウキとは和解する。
しかし自身が尊敬する我望光明は裏切れず、如月弦太朗とは互いの立場上(仮面ライダーとゾディアーツという敵対の立場)というのもあり決闘になる。
決闘では攻略法が分からず、片一方の水瓶が破壊されても残りもう片方でそれを修復するという二段構えの回復能力はまさに難攻不落に見えたが、コズミックステイツのクロースイッチ+バリズンソードによる『分裂する斬撃』で両肩を同時破壊されて回復能力を封じられ、必殺技により倒される。
だが、牡牛座の資質を持つ人物を発見した功績からダークネビュラ行きは免れており、五藤東次郎同様スイッチを没収されて事件に関する記憶を消される処分になった。
その後、弦太朗とは再び初対面の状態となってしまったが、宇宙への憧れは元のままで、事情を察し明るく振る舞ってくれた弦太朗とはしゃぎ合っていた。
水瓶座はそのものズバリ星の大アルカナを表しているため、エリーヌが選ばれたのもえてして妙である。
第45話ではレオ・ゾディアーツが変身する形で再登場。因みにレオが変身してもヴァルゴ同様体格は女性のまま。
レオが変身した事で能力が進化し、ネクタルの破片を付着させた相手がどこに隠れていても、その位置を特定する事が可能になった。
最終話では改心した我望光明が自ら破壊したコア・スイッチを修復する為に変身。理事長が変身した際も、体格は相変わらず女性のままである。
アクエリアス・ダミー
劇場版『みんなで宇宙キターッ!』でも複製個体が登場した。
こちらでは放出する水で相手を吹き飛ばしたり、溺れさせようとしたりなどTV版以上に派手に立ち回っており、スコップモジュールで巻き上げた土砂をネクタルで全て防ぎ切るなど他のダミーに比べて戦闘力は高い。
エレキステイツのライダー100億ボルトシュートをレオ・ゾディアーツに防御されて一度は撃破を免れたが、発射した水流をスクリューモジュールで脱出された挙句、フリーズモジュールとボードモジュールでスノーボードよろしく懐に潜り込まれてファイヤーステイツのライダー爆熱シュートで焼き尽くされた。
どうやら回復能力は戦闘力と引き換えに消滅したようである。
客演
『仮面ライダーウィザード』後日談にも魔宝石の世界の住人として怪人態のみ登場。何故か雌のプテラノドンヤミーと共に仁藤攻介の世話をしていた。
関連イラスト
関連タグ
クレイドール・ドーパント:前々作に登場する幹部怪人でこちらもダメージを負うと瞬時に回復するという特性を持つ。