演:高橋龍輝
「なんで俺はこんな体に生まれた!(ドン)」
「もちろんダチだ、お前がそう認めてくれるなら」
概要
弦太朗の相棒。謎のスイッチを持つ少年。(公式サイトより)
天ノ川学園高校の二年生(第29話からは三年生)で如月弦太朗や城島ユウキとは同じクラス。
本作ヒロインの城島ユウキには唯一心を開いているようだが、それ以外の人間には至って辛辣。
クールかつ合理主義で、保健室の常連になるほどに病弱だが芯は強い。作中では度々目眩を起こして倒れている。
アストロスイッチやラビットハッチ、その他さまざまな装置を持っている。
フォーゼドライバーも所有していたが、自分は体が弱いせいで変身できないため、第2話からは弦太朗に預けている。
弦太朗が半ば強引に結成した仮面ライダー部の存在を(正式に入るまでは)遊び扱いして唯一認めておらず、メンバーが増えてくる(それも弦太朗の引き入れによる)度に「そんな部活は傍から存在しない!!」と言い張っていた(でも当の本人も間接的に部員になっている)。
しかし、第11・12話の騒動もあって認識を改めついに弦太朗と友達になり(この時JK(ジェイク)からツンデレと称される)、仮面ライダー部の旗を月に掲げて正式なスタートとした。
仮面ライダー部のブレーンであり、部の作戦やフォーゼの戦闘に対して指示を行う。
いつも破天荒な事をする弦太朗や部活メンバーに先輩の右腕怪人の如くお怒り交じりの突っ込みを入れているので、いつかは本当に過労で倒れてしまうかもしれない…程々にしとけよ弦太朗
しかし賢吾もスコーピオン・ゾディアーツの猛毒を受けて瀕死の弦太朗を救う為、メディカルスイッチとフォーゼドライバーを病弱にも拘らず生身で使用した事がある。他にも第18話でダスタード相手に戦っているシーンがある。
賢吾の父親・歌星緑郎はアストロスイッチの開発者だが、それを悪用しようとする者たちに殺害された。故にゾディアーツを止めることは自分の使命だと思い込んでいる。
学業では学年トップの成績を誇る(第17話で野々村公夫が発言、第23話でも3学期の期末テストの成績が100点満点だった事からも窺える)も病弱(と仮面ライダー部としての活動)を理由に授業をサボり気味の為か教師達からは問題児と思われているようだ(これに関しては本人も「学園一のサボり魔、保健室の主」と自称している)。
実際に第7・8話で佐竹剛が問題児の生徒に行う補習を受けており、第21話で速水公平が賢吾の事を問題児と発言している。
OPで他の部員達と黒板の前でポーズを決めている時、各々「全員友達!!(如月弦太朗)」「はやぶさLove2(城島ユウキ)」「永遠のQween(風城美羽)」「宇宙へタッチダウン(大文字隼)」「かわいい(野座間友子)」「It's cool(JK)」とやりたい放題黒板に書いている中唯一「名前で呼ぶな!」と書いている。そんなに呼ばれるの嫌か。
部に馴染むにつれ段々と弦太朗のことも気にかけるようになり、朔田流星登場後では自分のポジションを彼に奪われそうになったと(実は弦太朗の気遣いが裏目に出ただけ)嫉妬に駆られ出奔したこともある。
弦太朗が一度死んだときは号泣しながら流星を責め立てたり、彼を生き返らそうと必死になったりとかなり素直になってきている(弦太朗の蘇生後は流星とも和解した)。
小説版ではユウキにキスをした。それも二回。
虚弱体質だが、フィジカル面が弱いというわけではなく、劇場版ではOSTO Legacyの訓練では回し蹴りを放てるようになった他、OSTO Legacyから支給されたビームライフルを片手に弦太朗を助けに来るというシーンも見られた。
備考
名前は「本郷猛」をばらして組み直したもの。
天下分け目の戦国MOVIE大合戦では賢吾によく似た武将(演者も同じ)が武神フォーゼを従え、武神キバや名護啓介によく似た武将を相手に闘っている。
関連タグ
如月弦太朗 城島ユウキ 風城美羽 JK(ジェイク) 大文字隼 野座間友子 朔田流星 大杉忠太
襟立健吾:名前違い。
リンクス・ゾディアーツ:サボリでも成績優秀な賢吾を妬んでいる。
我望光明:賢吾の父・緑郎の旧友。
フィリップ:最終回で復活した主要人物繋がり。
真実
以下第47話以降のネタバレを含みます。
実は人間ではなく、コアスイッチから産まれた「コアチャイルド」という存在。
「プレゼンター」と呼ばれる存在が作り出した、知的生命体の形をコピーしその文明を真似て、いずれはサンプル体として彼らの元へ返る宿命にあった。
虚弱体質かつフォーゼドライバーが使えなかったのもその特異な存在故で作中で度々起こしていた発作はサンプルの成長による副作用。また、フォーゼに変身できなかったのも帰還するタイミングでなかったためストッパーが作動していたものであった。
当然歌星緑郎とも血縁はなく、彼の研究していたコアスイッチから生み出された後江本州輝によって歌星の親族宅に預けられ、緑郎の遺児として自身の正体を知らぬまま育っていた。
自身の正体を知ってなお、弦太朗らと築いた友情への未練を捨てきれずにいたが、弦太朗に後押しされフォーゼドライバーで帰還することを決意する。だがその矢先にサジタリウス・ゾディアーツに倒され、コアスイッチを破壊され消滅してしまう。
しかし最終話で我望光明が改心し、アクエリアス・ゾディアーツの能力でコアスイッチが修復されたおかげで復活し、普通の人間として暮らす事となった。
そして5年後では、宇宙京都大学の大学院でコズミックエナジーやプレゼンターの研究をしている。
体を鍛え上げたのか生身でダスタード達を蹴散らしている。
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